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2005.02.02

「救命病棟24時」第4回

先週寺泉が用意したヘリで、ようやく救急搬送の患者さんを全て送り出す事が出来た。しかし、病院では食糧不足に陥っていて、補給物資もカンパンとお水(それもわずか)しかない。スタッフも人手不足でかなり疲れが溜まっているので、みんなイライラしている。一時帰宅から戻ってきた看護師の大友葉月(MEGUMI)は、カルテの書き直しをしていたが、「飯島 純」という患者の性別が分からず聞くと、看護師の伊坂千秋(田村たがめ)に「あぁ、あなた地震の後いなかったものねぇ。・・・男性。」と嫌味を言われてしまう。

一方、楓は携帯に入っているメッセージに気が付いた。しかし搬送先の病院に連絡をしても、向こうも混乱をしているようで、確認が取れないでいた。

患者用に水を汲んできて、ペットボトルに入れ替える河野兄弟。弟が「水を飲ませて」と言うと、兄の純介はダメだと言う。水と食料は患者さん優先だと・・・。「こういう時は、自分の事は後回しにするんだよ。医者は・・・」と話をしているところに、一時帰宅をしていた日比谷先生が帰ってきた。「うち大丈夫だったんで、帰ってきましたよ。」とのん気に言う。「そうですか」と冷たく答える師長。皆が冷たく見つめるなかに、大友の姿を見つけ。「あれ?君もいたの。無理して帰ってこなくていいのに」と無責任な発言をします。その言葉にカッとした純介は日比谷に近づき・・・その彼に日比谷は「カップ麺持ってきたから、食えよ。腹減ってるんだろ」と紙袋を差し出します。「・・・お湯がありません。」という純介に「嘘・・・皆メシどうしてんの?」などと、また無神経な発言を(-_-; 「この二日間、どんだけ大変だったか教えてあげたいですよ。」と怒りを抑えながら話す純介に、彼を煽るように「教えてくれよ、研修医」と返します。(`ヘ´) ムキー! 睨み返しながら「もういいですよ、進藤先生がいてくれたから。」と言い、その場を立ち去る純介。師長も側にいた看護師の佐倉に、「佐倉さん、仕事は山ほどあるのよ。」とわざと声をかけ立ち去る。そんな姿を見ながら日比谷は「みんな、何カリカリしてんだ?」とまだ状況がつかめずにいる。(-_-; 自分の家は大丈夫だったにせよ、ここへ戻ってくる途中に、街がどうなっていたか見て来たはずなんでは??怪我人が多数いることが想像出来ないなんて、どうなってるんだ?この男の頭は!皆の態度で察しなよぉー!(`□´)/

一方進藤は楓に加賀の搬送先の病院へ行ってきたほうがいいのでは?と進めていた。しかし、そんな時、省吾が発作を起こす。看護師が必死に吸引させようとしても、省吾は苦しがるだけ。楓が側に行くと落ち着きを取り戻す省吾の姿に。楓は加賀の所に行く事を断念する。医局長の黒木は、災害対策本部に電力の復旧について必死にお願いをするも、特別扱いは出来ないと言われ、電話をきられてしまい。苦悩していた。進藤はそんな黒木に少し休んだほうがいいと声をかける。しかし私が休む訳にはいかないと言い張る黒木。「みんなも疲れています。プライベートな悩みを抱えているスタッフもいる。せめて交代制にしたほうがいいんじゃ・・・」と進藤は意見をすると「そんな事は分かってますよ!」と怒鳴り返されてしまいます。黒木は自分を落着かせながら話はじめる「・・・すみません。今は人が足りないんです。とにかく無理をしてもらうしかないんですよ。」と頭を抱える黒木の姿に、進藤は何も言えなくなってしまう。
そんな時日比谷が部屋に入ってきた。それを見て黒木は手放しで喜ぶ。日比谷は進藤を見て「あなたが進藤先生?国際人道支援にいたんですって?今度聞かせてくださいよ、手柄話。」と言って去っていく。あぁ〜もう、なんて男なんでしょう!!そんな彼に「ありがとうございます。日比谷先生。」と頭を下げ喜ぶ黒木の姿を見ていて、どうにも釈然としないものを感じました。身勝手に帰ったこの男のせいで、どんなに現場が苦しんだ事か・・・。いろんな事で一杯一杯になっている医局長の頭は、麻痺してしまってるようね・・・(-_-; 

大友が千尋についている磯部望(京野ことみ)に話しかける。「ずっとこんなところに居ていいんですか?」「私一人暮らしだし、福岡だから」という望。携帯が壊れ、公衆電話も込んでいて両親にはまだ連絡していないそう。それに家族とあんまり仲が良くないからと言う望。(でもこんな時は、親だって心配しないはずないんだから早く連絡をしてあげなきゃ!!)大友が話題を替え、「私も保健の先生になればよかった」と漏らす。地震の後、家が心配で仕事を放り出し帰ってしまったという大友に、望は「・・・仕方ないよ。ちゃんと戻ってきたんだし。」と慰める。しかし葉月は「母親に戻れって、叱られたんです。患者さんを置いてくるなんて、とんでもないって。母親も看護師だったから。・・・だからなんとなく同じ仕事を選んだだけだったのに。看護師がこんな重い仕事だとは思わなかった。」と言ってその場を去る・・・。今回の事で、自分の仕事の責任の重さを思い知らされる葉月だった。

一方望の実家では、娘の安否を心配し、父親が車に食料を沢山積み込み、娘を探しに東京へ行こうと準備をしていた。それを無茶だと止める、知り合いに「俺の娘ばい、俺が行かんで誰が望を助けるのや!」と返すのでした。

そんな時、また省吾の発作が起きる。楓を呼ぶが、なかなか来ない。望は苦しむ省吾を見ていられなくて、側にあった薬を調合し、省吾に吸引をさせる。そんな姿を進藤は目撃した。望は「今の事は、誰にも言わないでください。」と進藤に頼むのだった。「看護師の経験があるのかな? もし君が手伝ってくれたら、みんなが助かる。」という進藤に「出来ません」と答える望。そして「患者さんを死なせてしまったんです。・・・薬を間違って投与して・・・。」と告白をする。「君の判断で?」と問う進藤に「ドクターに指示されて・・・。本当は1週間に2ミリしか投与してはいけない薬を、私は毎日2ミリ・・・。」その話を聞いた進藤は、それはドクターのミスだと言う。でも、投与したのは自分で、間違いが分かった時には手遅れで、まだ中学生だった女の子の命を奪ってしまったと悔やむのだった。「もう、怖くて何にも出来ないんです。」と涙する望。「でも君は今、省吾君を助けた。」「仕方なくやったんです。」と言い、走り去る望・・・。う〜ん、そんな事が昔あったのか・・・。確かに医師の指示ミスだから、彼女には責任はないとは言え、やはりショックは大きいよね。もし、また間違えて患者さんの命を奪うような事をしてしまうんじゃないか・・・っていう恐怖と立ち向かえないんだよね・・・。そこへ楓が走ってきた。進藤はもう心配は無いと言って、楓に加賀の所に行けと言う。「確かにお前はこの病院の医者だ。でも最愛の人の為だったら、一人の人間になってもいいんじゃないか?」そう言われた楓は、昔進藤が、植物状態になった妻を必死に看病する進藤の姿を思い出していた。楓が決意をして、加賀の元へ向かおうとすると、そこに加賀の搬送された病院から電話が入った。「加賀裕樹さんは、確かにうちに搬送されてました。カルテには、『上縦隔拡大・要CT』と書かれています。」と告げる。楓はその症状に驚き「今どんな治療を?」と聞きます。すると看護師はすまなそうに「それが・・・出て行かれたそうです。ご自分から・・・。」「出て行った!?」驚く楓。 その頃加賀は、よろよろと街を歩いていた。楓のところに向かって・・・。進藤は、上縦隔拡大なら胸部大動脈損傷の恐れがあると言う。「だったら、いずれ動脈瘤が破ける!そうなったら、すぐにオペしないと間に合わない」と嘆く楓・・・。
そんな時、埼玉の病院から連絡が入った。それは、省吾の両親がケガをして入院をしているとの知らせだった。「ケガが治ったら、迎えに来てくれるよ」と楓は省吾にやさしく声をかける。側にいた千尋や望も喜び涙する。

寺泉は官邸から、非常食を運んできた。こっそり食べようとする寺泉だが、千尋は無邪気にみんなに配ってしまう。そんな娘の行動に、ダメだとは言えず・・・。医局長にお礼を言われる寺泉。しかし、スタッフには回らなかったので、あれでは足らないと文句を言われてしまう。何故ここには支援物資が届かないのかと・・・。それを聞いて自分が支援物資を取りに行くと言う寺泉。・・・彼にはそれが世間に自分をアピールする絶好の機会だと考えての発言だった。やはり、自分本位なのね。寺泉には、まだまだ試練が足りないのかしら・・・(-_-;

救命に2名の患者が運び込まれます。しかし処置室ではスタッフの疲労から、治療の連携がうまくいかず、人間関係までがギクシャクし始め、現場は冷静さを失ってしまう。その時、患者の治療について純介と日比谷で判断が分かれてしまい緊迫する現場・・・黒木が決断を迷っていると、「冷静になれ!患者の顔を見てください…」と叱り飛ばす進藤。ようやく黒木は冷静な判断を下し現場は正常に動きはじめます。患者の処置を終えたスタッフたちに「すいませんでした、部外者が出すぎたことを言って」と謝る進藤。「いえ、あれは確かに僕達が悪かった」と黒木が答える。進藤は、これから物と人の不足が明日からももっとずっと続くと言います。すると黒木が「今こそ全員が、一枚岩にならなきゃいけない」と力を込めて言います。しかしその言葉を聞いて、次々と不満を言い始めるスタッフたち。それを見かねた進藤は「小島は、ちゃんとやってるじゃないか!」と言う。進藤はみんなに、楓の婚約者が重症を負ったままいなくなったことを教えるのだった。みんなが驚き心配する中、それでも「大丈夫です!私には患者さんを助ける仕事がありますから。」と言う楓の様子を見て、スタッフ全員が気持ちを引き締めるのでした。確かに疲労が溜まって空腹状態だと、どうしてもイラついて、冷静に行動することが出来なくなってしまう。溜まりに溜まったみんなの不満も、一度吐き出す事が出来て良かったのかも。楓の事を聞かされ、冷静さを取り戻してからは、みんな前向きに医療に専念する事が出来るようになって、良かったと思いました。

そんな時、加賀が運ばれてきた。彼は意識も薄い重態だった。治療室に運ばれるとショック状態に陥り、楓は立ち尽くしてしまう。進藤は楓に「お前が助けるんだ」と言い。楓は涙をこらえながら必死に治療を手伝います。

一方寺泉は避難所に着き、呆然としまう。そこには殆ど人がいなかったのでした。残っているのは河野医院の河野医師と、看護師の河原崎、あとは動けない患者だけだった。水も食料も尽きてしまった為、みんな移動したのだという。支援物資は何も届かないという事実に驚く寺泉だった。(フッ、甘かったわね。寺泉!)

みんなのわだかまりが消えて、看護師達のチームワークも戻ってきた。そこへ、望みが自分にも手伝わせてくださいと言いに現れる。ずっとみんなの働く姿を見ていて、やっと決心が出来たんだね。(^-^)
加賀の手術も無事終わり、楓は加賀の側で眠り、黒木も医療機器の修理が無事終わったことを期に、進藤に自分も少し休むと言いに来た。地震発生からずっと休む事が出来ず、張り詰めた状態だったこの病院で、やっと医師達の一時の休息を取る時が来て、ホッとしました。このままだったら、みんなが倒れてしまうものね(^-^;

今回は、かなり随所での見せ場がありました。来週も期待しています。

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コメント

すごく詳しい長文! じっくり読ませていただきました。
このシリーズらしい「ヒューマンストーリー」が
じっくり描かれたことだし、そうなりますよね。
終盤に向かうにつれて、見ている私も気が楽になりました。

投稿: ads(あず) | 2005.02.03 00:30

adsさん、いらっしゃいませ(^-^)

ほんとこれ書くのすごく時間かかってしまいました。(^-^; なんだか回を重ねるたびに長くなってしまい、この先が恐ろしいです(汗)

ドキュメントのようなストーリーから、ヒューマンストリーになって、救命らしくなってきましたよね。これからも両方をうまく描いて行って欲しいですね☆

投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.02.03 23:47

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