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2005.02.03

「87%−私の5年生存率」第4回

晶子は会社から知らせを聞いて、病院を飛び出し会社へと向かった。駆け込んできた晶子を、同僚の真奈美が捕まえ、別室にいる所長の剣崎の元へと連れて行く。謝る晶子に剣崎は、『川上側に説明し、了承を得た』との内容の覚書にサインするよう求める。確かに契約書には未保障期間のことは明記してあり、たとえ説明していたとしても、保険金は支払われないことに変わりはない。つまり、晶子が川上側に謝ったとしても、晶子自身もクビになり、誰も得することはないというわけだ。

そう言われて、晶子が「私に嘘をつけと言うんですか?」と言い、自分の置かれた状況に困惑していると・・・。川上の妻・千絵が晶子達がいる部屋を見つけて、入ってきてしまった。必死に本当の事を行って欲しいと晶子に迫る千絵。よく考えて、本当の事を思い出すように言う剣崎・・・。晶子は答えにつまる・・・。

一方、晶子が居なくなってしまった為、黒木は外出をする事にした。行き先は、かつての同僚で、元麻酔科医の岡田江梨子(相川七瀬)の所だった。黒木は江梨子にオペを手伝って欲しいと頼む。しかし江梨子は断る。「私は人殺しですよ」とも・・・。「あれは・・・事故だ」と言う黒木に、江梨子は「事故じゃない、人殺しです。私も、杉山先生も、黒木先生あなたも!」と言います。二人の脳裏によぎるのは、黒木の妻・百合(押田恵)のことでした。やっぱりあの手術は、医局長から交換条件で出された、新製品の麻酔薬(ハイレン)の実験台になった事で起った、悲劇だったのかな・・・。

きらきら生保のオフィスに、千絵の夫・川上雄介が迎えに来て、千絵を連れて帰った。剣崎はため息をつき部屋を出る。剣崎の手にした覚書には、晶子のサインが書かれていました。「最低だよね!・・・私は最低だ!!」と言う晶子。激しく自分のことを責めるのでした。。。晶子はやっぱり嘘をついたんですね。まぁ、いくら謝っても晶子がクビになるだけで、状況は変わらないですものね。自分の手術も控えていることだし・・・。仕方が無いこととはいえ、後味は最悪です。(-_-;

川上雄介は、帰りの車の中で、千絵に離婚届を渡しました。驚く千絵。かなりな金額の借金を背負う事になる為、迷惑をかけたくないからだと説明します。債権者の中には夜中でも平気で取り立てに来るガラの悪いヤツもいるから、琴音や生まれてくる子供に不安な思いをさせたくないだけだと言い、一時的な事だから、全て片付いたら必ず迎えに行くと約束します。生存率がほとんどない状態でも、彼は諦めていないんですね。きっと治して妻と子供達を迎えに行くんだと励みにしているんでしょう。彼の優しさと強さに泣けました。(;_;)

一方晶子は足取りも重く、病院へ戻りました。しかし黒木が不在の為、医院長の宇月寅蔵(橋爪 功)が代行で検査をする事に・・・。医院長が今から行う検査の説明をしているのに、晶子の耳には入っていない・・・。「うわぁ!」と大声を上げ、脅かす医院長。(^-^; 驚く晶子に「もう、忘れたらいかがです?」と声をかける。「え?」「サインしたんでしょ?正確には、サインさせられた・・・。」「はぁ?」「覚書!」その言葉を聞いて驚く晶子。「どうして知ってるんですか?」「私、こう見えても、きらきら生保第4営業所の生き字引と言われる男でしてね・・・」と言い剣崎とも親しい事を話す。改めて晶子は医院長に「本当に正しかったんでしょうか?」と問う。「確かに、今更私がミスを認めたところで、何かが大きく変わるわけじゃないのかもしれないけど、でもわざわざ嘘の覚書まで・・・。」そういう晶子に医院長は「優しい人だなぁ・・・。」とつぶやく。「どこがですか?私は川上さんの信頼を・・・」「いやいや、優しいというのはあなたの事ではありません。剣崎君のことです。彼が、偽の覚書を作った。彼が、無理やりサインをさせた。同僚達の見ている前で。あなたじゃなくて、彼が悪役になった。」普通はそんなことはせずに、上の者と相談すると言い相手を待たせ、疲れさせ、消耗させて問題をうやむやにしてしまうと説明する医院長。「でも・・・」と言う晶子に「だから元気になりなさい。まず、あなたが元気になりなさい!」と言う医院長。「院長先生・・・。」「患者からは、トラちゃんと呼ばれています。」と突拍子もない事を言う医院長。「はぁ?」「トラちゃん!」「トラちゃん・・・。」「はい、何でしょう?」思わず笑い出す晶子。「話の前と後が繋がってないんですけど。」「あぁ、いいんですいんです。医者と患者の会話ってのは最後には、だから元気になりなさいって言うのがお約束なんですよ。」と言うのだった。(^-^; 今まで落ち込んでいた晶子の心も、この会話で少しはほぐす事が出来たみたい。さすが年の功!?

弓子と蒼太の二人で夕飯を食べている時、クラスメイトの琴音(薄井千織)から電話がかかってきた。彼女は、急に明日引っ越すことになったと言うのでした。そして、試合を見に行ってあげられなくてごめんねと言うのでした。電話を切った後、沈む蒼太・・・。翌朝、晶子は弓子と蒼太の3人で朝食を食べていました。そんな時、弓子が昨夜蒼太に女の子から電話があった事を話す。それを聞いて、蒼太を冷やかす晶子。しかし、その女の子が川上琴音であることを知り、更に今日、琴音達が引っ越すことを聞いて、晶子は急いで見送りに行こうと言い出すのでした。晶子は宇月病院に連絡して、今日の検査を延期してもらうように頼むのでした。「検査より大事な用事ですか?」「はい、大事な用事です。」「・・・命より大事な用事ですか?あの・・・あくまでも、物の例えですけど・・・」と聞く黒木に、「命より大事な用事とは言えないけれど・・・命と同じくらい大事な気はします」と答える晶子。そして、蒼太と弓子を連れて、東京駅に急ぐのでした。
新幹線の出発に間に合った晶子達。晶子は、川上雄介に「私・・・本当はあの時、説明なんてしてないんです。それなのに嘘を、自分のことを守るためにだけに嘘を・・・」と告白しました。しかし雄介は「分かってます・・・でももういいんですよ。自分の事業が傾いていたのはもうずっと前からの事だったんです。・・・あなたのせいじゃないんです。でも、生きていればいいことがありますよ。・・・ありますよね?・・・あるって言ってください!」と言う雄介に、「あります!絶対に!!」と晶子は涙を浮かべて力強く答えるのでした。そうだよね、自分もそう信じてこれから手術を受けるんですものね。川上の思いは誰よりも理解しているよね。

晶子たちが東京駅を出ると、そこに黒木が現れました。驚く晶子。「用事無事に終わりました?」「はい・・でも先生、病院は・・・?」「今日は患者さんも少なくて、院長先生と三沢先生とで十分そうでしたし、それに今はあなたにあまり無理をして欲しくないんです。なので、自分にもし何か出来ることがあれば、お手伝い出来ないかなぁ・・・とか、荷物を持つとか、帰りタクシーで送るとか・・・」と言う黒木を不思議そうに見つめる晶子。「変ですか?・・・いや、あのぉ実は自分でも病院を飛び出してから、変かな・・とはチョット思ったんですが・・・」と言う黒木に、「変です、かなり」と言う晶子。「すみません・・・。」と恐縮する黒木。「・・・でも、嬉しいです!」と晶子は笑顔で答えるのでした。「では、病院に急ぎましょう」と言って、黒木は晶子を病院に連れて行くのでした。普通ここまで心配してくれるお医者様なんて、いないですよね?いくら病院が暇だからって・・・(^-^; でも、自分の体をそんな風に心配してくれるお医者様。晶子は、本当に黒木を選んで良かったと思ったことでしょう。

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コメント

こんばんわぁ〜ミャ!
gttですミャ!
やっぱりなんか怖いドラマですミャー!
「がん」というのがgttには耐えられませんミャ!
がんは怖いですミャー!!!!!

投稿: gtt | 2005.02.04 00:47

はじめまして♪
おじゃまします。

なんか暖かいどらまですよね・・・
ほんとは切羽詰らないといけないんだろうけど・・・
院長先生もいいですよね
こんな病院と医者がいたら安心してまかせられる
うんうん。でもいるのかな・・・・

コメント&トラバしちゃいました♪
よろしくです

投稿: 碧い半熟たまご | 2005.02.04 01:27

ミウミウさん、こんばんわ。
このドラマは、割と静かに進行するからいいです。
がんのドラマだと、よく暴れたり苦しんだりする姿が多いですよね。
実際は、そんな元気(?)ないと思うのです。
もちろん、前向きの姿勢は見せるのですが、演技が大げさではないです。
夏川さんとか本木さんは、普段あまり出ないからいいですよね。
杉田さんも、やはり「女優」ですよ。
杏さゆりさんは、この後「不幸の法則」に出ていました。
無理かもしれませんが、ドラマに出る人は、その間だけでも「バラエティ」は控えてほしいです。

投稿: wakatoki | 2005.02.04 01:58

gttさん、こんばんわ(^-^)

実際に起こりうる話ですからね、怖いと言って目をそむけてはいけないような気がします・・・。
それよりも、事実を知って、自分や周りの人に役立てるって事が必要なんじゃないかな?

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

碧い半熟たまごさん、はじめまして(^-^)

コメント&TBありがとうございます。
やはりこういった病名の時には、すごく病院やお医者様に恵まれた人の話でなければ、見ているのが辛くなりますよね・・・。
実際には、そうそうこのような病院や先生は見つかりません。どこにでも居てくれれば、ほんと良いですよね。

よろしければ、また遊びに来てくださいね(ο^ー')b

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

wakatokiさん、こんばんわ(^-^)

そうですね、これはやっぱり晶子役の夏川さんの演技が光ってますよね。どんなシーンも大袈裟ではなく、すっごくナチュラル。
彼女の演技力には、惚れ惚れします(〃∇〃)

シリアスなドラマに出る人は、確かにその期間の「バラエティー」は控えて欲しいと、ミウミウも同じく思います!!
なんだかドラマの雰囲気を、ぶち壊されてしまいますものね。


投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.02.04 23:19

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» 87%を観て我おもふ。 [碧い半熟たまご]
テレビの「87%」が結構気に入っている。 最初は病院ドラマかな〜と思ってたらそうじゃなかった。 なんとも暖かいドラマである。 癌や保険について考えさせられるだ... [続きを読む]

受信: 2005.02.04 01:28

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