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2005.02.16

「救命病棟24時」第6回

加賀の容態が急変し、その知らせを聞いて、楓・黒木・進藤・日比谷らが加賀の元へ駆けつける・・・。
「VPC(心室性期外収縮)が連発しています。心筋挫傷かもしれません・・・。」心臓をエコーで診る進藤。すると加賀の心拍が停止してしまいます。進藤が除細動機で電気ショックを与えますが、心拍は戻りません・・・。PCPS(心肺補助循環療法〔経皮的心肺補助装置])の必要があると進藤は判断するのですが、PCPSは修理が終わっていない為、使えるのは修理業者が来るその日の午後だと伝える黒木・・・。止む終えず、進藤は必死で心臓マッサージを続けるのでした・・・。「進藤先生、もう45分経った・・・」と言う日比谷。しかし、進藤は心臓マッサージをする手を止めません。皆は辛そうな表情で見つめています・・・。「裕樹・・・裕樹死なないで!裕樹・・・」といって、楓は加賀の体に縋り泣きだします・・・。心臓マッサージの手を止める進藤、心電図のアラーム音が鳴り響きます・・・。「裕樹、私たち結婚するんでしょ?ずっと一緒にいるんでしょ?・・・裕樹、ねぇ目を開けて・・・」と言って、心臓マッサージを始める楓。そんな楓を、誰もが涙を流して見守るだけでした・・・。

冒頭で、こんな辛いシーンがあるとは・・・・あまりにあっけない加賀の死でした。(; ̄□ ̄A

地震発生後7日目・・・やっと電気が全館復旧されることに・・・。PCPSの修理業者も来て、装置が直されるのをくやしそうに眺める黒木・・・。霊安室が一杯になった為、会議室に安置された加賀の遺体の側で、楓は一人見つめていました・・・。進藤は声をかけられずに部屋の外に居ました。そこへ看護師の伊坂が患者が来たと告げに来ました。その言葉を聞いて進藤が行こうとすると、楓も「私も行きます」と仕事に戻るのでした・・・。
処置室に現れた楓を見て、驚くスタッフ達・・・。しかし楓は、いつものように黙々と処置を開始するのでした。なんて気丈なんでしょう・・・。普通だったら、もう頭が真っ白になってしまって、仕事どころではありません。でもそれは、加賀の死を必死に忘れる為に打ち込んでいるようでした・・・。

一方東都中央病院にもぞくぞくとボランティアの人がやって来ていました。和也がリーダーだと看護師の佐倉がみんなに伝えます・・・。でも和也はその紹介に不満があるようでした・・・。

仕事がひと段落着いたところで、加賀の父親に電話をする楓。裕樹の様子はどうだと訊く義父に、「それが実は・・・、先ほど容態が急変して・・・お亡くなりになりました。」と淡々と話す楓。「心臓の弁を支える筋が切れて、不整脈から心肺停止にE・・。心臓マッサージを1時間続けましたが、戻りませんでした。」と状況をを説明する楓。「死んだ・・・弘樹は死んだか・・・」「すみません、私が就いていながら・・・。」「ほうか・・・そっちへ引き取りに行けるんじゃろか?」「東京に入るのは無理だと思います・・・。」そういう楓に「弘樹の顔を見んうちに、荼毘にふすのは止めてくれ。」と懇願します。「なんとか考えてみます・・・。」と言う楓。「楓さん、あんたは大丈夫かのぉ?」と訊く義父に、「大丈夫です。ご心配いただいてありがとうございます。・・・失礼します。」と言って受話器を置く楓。その様子を見ていた進藤は、「加賀さんを東京から出すしかないんじゃないか?どうにかして岡山まで運ぶんだ」と言いますが、楓は「はい・・・」と力なく返事をするのでした。
加賀の父親に死を伝えるのは、どんなに辛かったことか・・・。淡々と話すことでしかきっと話せなかったのですよね・・・。1度感情を高ぶらせてしまったら、きっと動けなくなると楓のなかで無意識にも自己防衛が働いていたように思えます。(;_;)

「無力なもんですね、医者も・・・。僕が、加賀さんを・・・死なせてしまったようなものです」と言う黒木に「震災で亡くなったんですよ、加賀さんは・・・」と進藤は声をかけます。「でも、もっと早くPCPSがあれば・・・」と言って肩を落とし涙ぐむ黒木。「私がこの1年行っていた地域に、最新医療機器はありませんでした。亡くなっていく患者に、医者が出来ることは限られていた。自分たちの無力を認めて、死を受け入れるしかないときもあると思います」と話す進藤。「小島先生にそれが出来るでしょうか?」と進藤に尋ねる黒木。黒木の目を真っ直ぐに見て「分かりません」と進藤は答えるのでした。
どうしても限界はありますからね・・・。死と向き合うのは辛いですけど、そうするしかないんですよね・・・。お医者様はそういう目に沢山遭ってきているんですよね。ほんと辛い職業です。(-_-;

一方、寺泉は避難所の人達に食料を配って歩いていました。前回のTV局の報道が何度も流れ、支援物資が続々と届くようになったようです。TVに写る自分の姿を見て、満足そうな寺泉・・・。そして秘書に「ここにいる人達は支持者だと思え。どんなにくだらない事を言われても、邪険にするな」と言うのでした・・・。

楓は民間救急車へ連絡をし、加賀の遺体を岡山まで搬送してもらえないかと頼むのでした・・・。その依頼に戸惑う受付の女性・・・。「しばらくお待ちください」と言って保留のメロディーが流れ出します。その曲を聞いていた楓は、いつしか涙を流していました・・・。

ボランティアに来た青年が、泊まるところやご飯の心配ばかりしていました。そして、自ら清掃班に移りたいと言ったくせに、文句を言って他の仕事に変えてくれと言い出す始末・・・。そんな青年に和也はブチキレ「帰れ!お前みたいなヤツは要らないんだよ!」と言って突き飛ばすのでした。「こっちはボランティアで来てやってるんだぞ」とその青年が言うと、「来てやってる?お前さあ、今自分に何が出来るか、自分で考えることもできねぇんだよ!」と言って掴み合いに・・・。そこへ佐倉がとめに入りますが「ボランティアなら仕事の選り好みなんかすんじゃねえよ!寝るところと食うもんは自分で用意するのが常識だろう!!」と叫ぶ和也。二人は殴り合いを始めてしまいます。それを見た和也の兄・純介も二人を止めに入るのでした。
実際、こういうトラブルは多いそうですね。ボランティアに来る人の中には、TVで見るような仕事しか頭になく。地味な作業や肉体労働をさせられると文句を言い出す人が多いとか・・・。それに寝る場所と食事はどうなっているの!?と迫ったりして、現地の人を困らせているそうです。以前TVに出ていたボランティアの経験豊かな方は、やはりそういう点を自分でなんとかする覚悟で行って欲しいと訴えていました。

楓は、裕樹の遺体を岡山まで運んでくれるように探すのですが、なかなか引き受けてくれるところが見つかりません。そこへ進藤がやって来きて「患者は俺がフォローする・・・お前はここで加賀さんを運ぶ方法を探すんだ。両親の為にも加賀さんを岡山まで帰さなきゃいけないんだろ?」とやさしく言うのでした。

避難所に再びテレビの取材かやって来ました。寺泉はカメラの前で、「今都内では何百万という避難民がいて、何千箇所と避難所があります。その避難所に物資を届ける手段を、今国は最優先で考えなければいけないんです!」と力説する寺泉。しかしその寺泉の話を聞いていた一人の男性が「寺泉さん、そりゃおかしいよ。どうして今なんですか?国は何の対策も立ってなかったんですか?」と寺泉に詰め寄ります。すると周りに居た人々も、口々に寺泉に不満を言い始めるのでした。寺泉は、慌ててテレビカメラの撮影を止めるように言います。人々にパフォーマンスだろうとか、格好つけるな!など口々に言われてしまう寺泉。彼は黙って文句を聞いていたのですが、とうとう我慢しきれなくなり「黙れお前ら!東京に大地震が起こったんだ!!日本の中心がぶっ壊れたんだよ!そんなに簡単に事が進むわけないだろ!大体なぁ、東京に住んでいたら、いつか大地震が来ることは分かってたはずだ!こういう事態になることを誰もが予想していなきゃいけなかったんだよ!!」と怒りをあらわにするのでした。すると数人の避難者が、寺泉はよくやっていると庇うのでした。「3日分の水と食料を自分の家にしっかりと備蓄していたという者がいたら手を挙げてみろ」と寺泉が問うと、誰も手を挙げません。「ほら見ろ、文句を言うのは、自分では何もしていなかったヤツばっかりだ。それで、助けてくれ、やってくれ、持ってきてくれ、用意してくれか?・・・俺にばかり頼るな!俺だって女房が大怪我して入院してるんだよ!被災者の一人なんだよ、俺だって!!」と思わず口走ってしまう寺泉。(^-^;
寺泉の秘書は、その様子をカメラマンが隠し撮りをしていることに気がつき、カメラマンともみ合いになるのでした。
最後についに本音を吐いてしまった寺泉・・・。この時の様子を、今後TVで放映されてしまうのでしょうか・・・?それにしても、みんなは疲れが募り、かなり苛立ちが高まっています。自分の事は棚に上げて、どうしても誰かに不満をぶつけたかったのでしょうね。

東都中央病院に、また患者が運ばれてきました。進藤が救急車を見ると、そこには『広島市消防局』と書かれていました。「広島にはいつもどられるんですか?」と救急隊員に聞く進藤。「今日帰らないけんのです・・・。」と言う隊員。
こ、これで加賀が運べるんじゃ・・・!(゜Д゜)
東都中央病院に戻ってきた寺泉は、娘の千尋が泣いているのを見て、裕樹が亡くなったことを知るのでした。そして、懸命に治療をする楓の姿を見つめていました・・・。処置室では、先ほど運ばれてきた患者の治療が続いていました。すると楓は、進藤にドレーンバック(吸引機)をつなぐのを忘れていると進藤に注意されます。しかし、何を言われているのか理解できず呆然とする楓・・・。皆はそんな楓の姿に唖然としています・・・。丁度黒木が来たので、進藤は「よし、変わろう」と言ってチューブを繋ぐのでした。楓はその様子を見て、自分が何が出来なかったのか気づき、黙って処置室から出て行くのでした。
気丈に働く楓でしたが、やはり注意力がかけてしまっていました・・・。やはりこんな状態で患者さんの治療にあたるのは、ちょっと無理があるようです・・。

寺泉は、黒木に医療機器の修理業者をパトカーで先導して欲しいと頼まれたことを思い出していました。そこへ秘書がやって来きて、ニュースで先ほどの騒ぎは映らなかったと報告するのでした。すると秘書の携帯に、テレビ局のレポーターから電話がかかってきました。どうして流さなかったのかという問いに「被災地で泥にまぎれて活躍している国会議員は、あなたしかいませんからね。先生、また密着取材をお願いします。」と言うのでした。それを聞いて喜ぶ秘書に、「そんなことで喜ぶな!俺達がやってるのは、所詮、底の浅いパフォーマンスだ。だからああやって簡単に本音が出たんだよ」と言います。「あれはただの失言です。我々はちゃんと人助けをしてるんですから」と言う秘書に「俺たちが人助け?何を言ってるんだ、お前は」と秘書を叱るのでした。
やっと寺泉も心底気が付いたようです。これからの寺泉の活躍が期待出来ますね☆

寺泉は医局にやって来て黒木に話します。「医療器具の修理業者がここまで来れないから、パトカーで先導してくれって・・・。あの時私が何とかしていれば、小島先生の婚約者の方は、亡くならずに済んだんですか?・・・だとしたら、申し訳なかった」と頭を下げる寺泉に「あなたせいじゃありません。どのみち間に合わなかった・・・心配してくださって、ありがとうございます」と黒木も頭を下げるのでした。

加賀の遺体に向かって話す楓・・・。「さっき治療中にね、急に手順を忘れちゃったの・・・。研修医にも出来る簡単なことなのに・・・」そこに進藤がやって来ました。「進藤先生。私、どうしたんでしょうか・・・チェストチューブを入れて固定したまではよかったんですけど、チューブをバックに繋いで血液を流さないと、意味ないですよね。・・・すいません、次はちゃんとやります。」と謝る楓に「そうだな」とだけ言う進藤。そして、広島から来た救急車で、加賀が運んでもらえるのだと伝えます。それを聞いた楓は「よかったね、帰れるんだって」と加賀に向かって話します。進藤は「小島も一緒に行くんだ。加賀さんのそばについててやれ」と言います。楓が受け持ちの患者のことを心配すると、「黒木先生には言ってある。向こうでしばらく休んだほうがいい。俺も妻を亡くした時は、何も出来なかった」と進藤は言うのでした。

楓を見送りに来た進藤と黒木。「何も心配しなくていいから、加賀さんをしっかり送ってあげてくださいね」と黒木が言うと、楓は「いってきます」と静かに答えるのでした。加賀と楓を乗せた救急車は、クラクションを鳴らして出発するのでした・・・。
救急車の中で、楓は加賀との事を思い出しているのでした・・・。そして、ペンダントにしていた婚約指輪を薬指にはめ、加賀の顔にかかっていたシーツをはずすと、そこにはワイシャツにネクタイを締めた、安らかな顔の加賀がいました・・・。その顔を見つめていた楓は、言いようのない悲しみに襲われ泣き出すのでした・・・。

奇跡でも起きて助かって欲しかったんですが、やっぱり加賀は亡くなってしまいました・・・。現場から離れてしまった楓は、ただひたすら悲しみに包まれてしまいます。気持ちを逸らすものが無くなってしまった楓が心配です。果たして楓は、医師として戻る事が出来るのか不安ですね・・・。

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コメント

私が大好きなドラマです。
本当に毎回、いろいろなことを考えさせられますよね。
それにしても、進藤先生はカッコよすぎ♪

投稿: miju | 2005.02.16 20:18

mijuさん、こんばんわ(^-^)

私も今期の中でも好きな番組です☆
このドラマを見ていると、知らない事が多くて本当に勉強になります。たかがドラマとは侮れないですよね!
手術の腕も神業で、気配りもちゃんとできるなんてすばらしいですよね。こんなドクターが主治医だったらいいなぁ・・・と憧れます(〃∇〃)

投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.02.16 22:16

はじめまして!
TBありがとうございました。
とても詳しくレビューしておられてびっくりです。
楓はきっとまた志新たに仕事に戻ってくれると信じてます!

投稿: yun | 2005.02.17 00:19

yunさん、はじめまして(^-^)

こちらにもコメント&TBありがとうございました!

そうですよね、楓もきっと悲しみを乗り越えて帰ってきてくれますよね☆そう祈りつつ来週を待つ事にします・・・・。(-人-)

投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.02.17 00:38

序盤から専門用語が飛び交っていたけど、
中でも大きかったのは「PCPS」でしたね。
これが早く稼動できていれば・・・。

ボランティアの「来てやってる」発言には、
私も和也同様怒りが込み上げてきましたよ。
でもこういうトラブルもありがちなんですよね・・・。

後は、なんといっても楓の復帰。
悲しみを乗り越えてくれることを願っています。

投稿: ads(あず) | 2005.02.17 01:40

ミウミウさん、おはようございます。
TBありがとうございました!

PCPSについては、上であずさんも書かれていますが、
ドラマの中で何度か登場した専門用語でした。
それが、加賀の死に繋がるとは・・・。
でもそのことで、彼の周りにいた人たちは
自分の今までの行動を振り返り、考えはじめました。
これから、彼らがどう行動を起こしていくのか
楽しみです。

私もTBさせていただきますね!

投稿: ちーず | 2005.02.17 08:40

adsさん、こんばんわ(^-^)

最後に修理が残ってしまった「PCPS」。
これが直っていなかった為に、加賀は助かりませんでした。でも、皮肉にもこの事がキッカケで、寺泉は自分のしている事が、どんなに愚かなことだったのか気づきかした・・・。

ボランティアの人達のなかには、今回のような勘違いな人も少なくないそうで、ヒーロー気分を味わいに来ているのでしょうね。まったく残念ですよね・・・。(-_-;

私もきっと楓は乗り越えてくれると、信じてまっています☆

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

ちーずさん、こんばんわ(^-^)

コメントありがとうございます♪
このドラマはほんと専門用語が多いですよね・・・。ブログを書く上で、もう一度調べたりして、さらに勉強になってます(^-^;

修理が出来ていなかった為に、大切な命を救えなかった事はとても悲しい出来事でしたが、悲しむだけで終わらず、そこからいろいろな事を皆は考えさせられた事が、良かったと思いました。

このドラマって、深いですよね☆


投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.02.17 23:07

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