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2005.02.18

「優しい時間」第6回

クリスマス・イブの日。『森の時計』にコーラスグループのメンバーである五木(木村多江)達が慌てたようすでやってきました。母子家庭に慰問の予定があるのに、サンタクロース役がカゼで寝込んでしまったので勇吉に代役を頼みたい、と言うのでした。ですが、勇吉が断ったために、偶然そこにやってきた常連客のひとり、佐久間(久保隆徳)が代役を務める羽目になってしまうのでした。

そんな騒ぎの中、美可子(清水美砂)が店にやって来ました。美可子がアクセサリー作りをしていることを知った梓が店に呼んだのでした。梓は、彼女に作品を見せてもらい、雪の結晶の形をした銀のペンダントをふたつ買いました。どうやら片方を拓郎にプレゼントして、彼とペアで自分も身に付けようと思っていたのでした。

そんな折、店に怪しい男(梶原善)が入って来ました。リリが応対に出ると、「あんた内村の奥さんだよね? 内村、ちょっと困ったことしちまってね・・・話があるんだ」と男はリリの別居中の夫のことを口にするのでした。リリは、注文だけ通しておく、と言っていったんその場を離れ、客として来ていた刑事の風間(山下澄人)に、男のことを耳打ちしするのでした。男は、戻ってきたリリに、金を用意して欲しいと言い出しました。男はリリの夫が、札幌でとある有力者の妻に手を出し、トラブルになったというのです。リリは、夫とは3年も会っていないのだから関係ない、と男の要求を拒むのですが…。すると、「すいません、何かありました?」と様子がおかしいことに気づいた勇吉が、男とリリの間に割って入るのでした。すると、そばで話を聞いていた風間もやって来て、男に「頭冷やしな・・・サツだよ。それも運悪くマル暴だ。話はずっと聞いてたよ。今のは立派な脅迫だ、暴対法を適応してもいいが、その前にちょっと、頭冷やしにドライブしようぜ」と言って男を連行していくのでした。リリは勇吉に「すみません」と謝るのでしたが、勇吉は「忘れなさい・・・。風間ちゃんが上手くやってくれるよ」とリリを慰めるのでした。

一方常連客の間で、クリスマスの話をしていて、「サンタクロースをやったことがあるか?」と言う話題になりました。勇吉はやったことがあるのか聞かれ、「ありますよ。」と答えるのでした。皆は勇吉に子供がいた事を知り、驚くのでした。お客がみんな帰った後、ミミは勇吉に尋ねました。「マスター、子供いらしたんですか。・・・男?女?」何も答えない勇吉に「・・・男・・だな。 当たった?」と勇吉の顔を覗き込むミミ。すると勇吉はそれには答えず「娘のほうがいいね。アズちゃんみたいな娘がいいな。」と言うのでした。その言葉を聞いて驚く梓。「アズ。あんたもらわれなさい。」などと冷やかすミミ。「でもマスター。この子しょっちゅうお皿割りますよ。」とイジワルを言うのでした。梓は、カウンターに座り、勇吉に訊ねました。「マスターも昔、子供さんにサンタクロースしてあげたんですか?」「あぁ、1度だけね・・・。」と答える勇吉。「信じました?お子さん。」「さぁ、どうかな?」「どういう反応でした?」「・・・泣かれた。」「泣いたんですか?」「怖がって?」とそれぞれ聞く二人。勇吉はうなずきながら「たぶんね・・・。」と答えた後、勇吉は話をそらすように、店の外にロウソクの明かりを灯しに行くのでした。
拓郎の事を聞きだせるチャンスとばかりに、話をする梓・・・。でも勇吉は、みんなにはやっぱり話したくなかったようで、逃げてしまいました。

その夜、五木達のコーラスグループがやってきて、店で慰問のリハーサルを始めました。その様子を見ていた勇吉に、梓が声をかけました。「マスター、今夜は何をなさるんですか?」「今夜か・・・何をなさるのかな? CD聞いて、ちょっとワインをのんで、それから風呂に入って眠るのかな?」と答える勇吉。その言葉を聞いた梓はこう告げます。「私にプレゼントさせてください。」「何をくれるんだい。」「あげるんじゃんくて、紹介したい人がいるんです。きっと・・・たぶんきっと・・気に入ってもらえると思います。」勇吉はちょっと戸惑いながら「どういう人だい? 若いかい?」と訊ねました。「若いです。」「男性・・・かね?女性かね?」「・・・男性です。」「それは・・・アズちゃんの、大事な人かね?」「・・・はい」笑顔で答える梓。その言葉を聞いた勇吉は、照れながら「そりゃ・・・嬉しいね。」と答えるのでした。「まだ姉ちゃんも知らないんです。」「ますます光栄だね・・・わくわくするね。」と喜ぶ勇吉。そして、店が終わったら一緒に車で会いに行くことを約束するのでした――。
もう、この時の勇吉の嬉しそうな顔が見ていて、こっちまで照れてしまう感じだった。レジのお金の騒ぎの時に、「マスターにまで信じてもらえないなんて、信じられない!」発言があったので、自分の恋人を紹介したいと言われた時は、なんだか親になったみたいに、ちょっとくすぐったくもあるし、梓がそこまで自分との距離を縮めてくれたのだと、嬉しかったのでしょう。ただ、これが相手が拓郎じゃなかったら、もっと幸せも続いたんですけどね・・・・。拓郎にも、『北時計』の朋子にも口止めされてたけれど、やっぱり梓は守れないのでした・・・。なんですぐに会わないのよ!こんなに近くに居て、父親の事を思っているのに!私がなんとかしてあげるわ。とか勝手なお節介をはじめちゃうんですよね。(^-^;

そして、森の時計にペアルックを着た父子がやって来ました。父親(小野武彦)が「“森の時計”という名前は、いいですね」と言うと、勇吉は「ありがとうございます・・・。女房の好きな言葉でした」と答える勇吉。「森の時計は ゆっくり 時を刻む だが、人の時計は どんどん早くなる。と続くんでしたな」と話しました。「よくご存知で」と笑顔で答える勇吉。
へええ、そんな続きがあったなんて・・・。ほんと人の時計は、年を取るごとに早く進んで、あっという間に1年が経ってしまいます・・・。1週間なんて一瞬で、1ヶ月はあっという間。子供の時は、1年なんてすごく長く感じたものです・・・。もう一度、森の時計のようにゆっくり時を刻んで過ごしたい・・・。年寄りになったら、ゆっくりになるのかな?(^-^;

梓は、とても仲がいいその父子を見ていて、たまらなくなりました。外に停めてある自分の車に乗り込み、そして自分がつけていた雪の結晶のペンダントを外すと、ラッピングをするのでした。お店に来た仲の良い父子のように、このペンダントを拓郎と勇吉にして欲しいと思ったんですね☆
すると突然車の窓を叩く人が・・・。驚く梓。・・・それは朋子でした。梓のプレゼントを見て「み〜ちゃった♪お店終わったらデートに行くんだなぁ〜。」と梓をからかうのでした。そして「あんた、余計なことしゃべってないね? 拓のことマスターに・・・」と釘を刺すのでした。思わずドキっとした梓・・・。これから二人を引き合わそうとしているんですものね(^-^;

梓は車の中で、勇吉にプレゼントを渡すのでした。箱の中には美可子の作った雪の結晶のペンダントが入っていました。それを見て、「ペンダントなんて、したことないよ」と照れる勇吉。「大丈夫です、マスター絶対に似合います!してください。」と梓に勧められて、恥ずかしそうにペンダントをつけると勇吉。「やっぱり似合います!カッコイイです!!」と褒められ、勇吉は嬉しそうに微笑むのでした・・・。

工房に着くと、梓は勇吉を車に残して工房に一人入って行きました。そして、拓郎にネックレスをプレゼントするのでした。早速それをつけて、嬉しそうに喜ぶ拓郎。一方車で待っていた勇吉は、そばに置いてあった陶器のオブジェが、自分のお気に入りのカップのデザインに似ていたので、車を降りて近づくのでした・・・
梓は「本当は、もう一つプレゼントがあるの。紹介したい人がいるの。」と話すのでした。
「誰?」と聞く拓郎。「すぐそこに来てるの。」「誰?」また同じ質問をする拓郎。「車の中で待ってるの・・・」と言う梓。拓郎は何かに気が付いたように立ち上がり、もう一度「・・・誰?」と訊くのでした。「マスター・・・あなたのお父さん」と答える梓。その言葉を聞いた拓郎の表情は硬くなり・・・「しゃべったのか?」と梓に聞くのでした。「まだしゃべってない・・・」という梓。「ならなんで連れた来た!」と怒鳴る拓郎。「仲直りして欲しいから・・・」と梓は慌てて答え・・・「約束したはずだ、絶対言わないって!・・・余計な事するな!余計な事、ガキがするんじゃねぇ!・・・分かったようなこと、すんじゃねぇ!!」と言って、工房を飛び出す拓郎・・・。
梓が「拓ちゃん!」と叫ぶ声を聞いた勇吉は、驚き振り返りました。恐る恐る梓のところに向かうと、またもや「待って、拓ちゃん!」と叫ぶ梓の声が聞こえるのでした。ゆっくり近づく勇吉。そして、梓の後姿の向こうを見つめると、そこには走り去っていく拓郎の後姿がありました。それを見て、思わず後ずさりする勇吉。車に戻った勇吉は、震える手でタバコを取り出すと、慌ててで火をつけるのでした。
梓は車に戻り、勇吉に「ごめんなさい。忙しくって、彼、今晩ダメなの」と嘘をつくのでした。「そう、それは残念だな・・・。」と勇吉は平静を装うのでした。そして二人は、富良野に帰るのでした・・・。
勇吉は、予想もしていなかった再会に、戸惑っていました・・・。あんなに会いたがっていた息子なのに、梓に確認する事も出来ないのです。やはりだまし討ちは、無理ですよね・・・。(^-^;

店に戻った勇吉は、呆然としていました。そこへめぐみが声をかけます。
「いかがでしたか、今年のクリスマスは?一人で暮らしてると、モテていいですね。あら・・・そのペンダントどうしたの?」
「もらったんだ」と言って、嬉しそうにペンダントをはずす勇吉。
「誰に?」とめぐみが尋ねると、「アズちゃんに」と笑って答えます。
「未亡人からじゃないんですか?」とわざと意地悪く問うめぐみ。
「いや、作ったのは未亡人だが・・・」と言ってふと考え込むように、暖炉の前に座り込むのでした。
「メグ、俺にも事情がよく分からないんだが・・・今夜、拓郎に似た若者を見たんだ。・・・いや、拓郎があんなところにいるわけがないんだ。でも・・・後ろ姿が、アイツに似てた。それに、アズちゃんが呼んだのを、確かに聞いたんだ。“拓ちゃん”って・・・。その若者は、アズちゃんの付き合ってる男らしくって、紹介するって連れてかれて・・・でも、そんなこと・・・あると思うか? 美瑛の山ん中に・・・拓郎がいるなんて・・・」勇吉がそう言うと、黙って聞いていためぐみは、複雑な面持ちでいつものカップを見つめるのでした。
勇吉は、((待って、拓ちゃん!))と叫ぶ梓の声と、走り去っていく拓郎に似た若者の後姿が、ずっと頭から離れないのでした・・・。
梓のお節介のせいで、お互いに近くに存在を感じてしまいました。これはやはり誰かが無理に合わせるのではなく、出来れば勇吉が先に、自ら歩み出たほうがうまく行きそうです・・・。予告では、こっそり工房に拓郎の姿を見に行く勇吉の姿がありましたが、はたしてどうなるでしょう・・・。

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コメント

ミウミウさん、こんにちは。
このドラマ、あまり見ていないのですが、癒される人が多いそうですね。
今度、じっくり見てみます。

長澤まさみちゃん、アカデミー賞助演女優賞よかったですね。
なかなか若い役者さんはいただけないので、今回はよかったです。

ところで、寺尾聡さん。
この人、81年の「日本レコード大賞」なのです。
アカデミー賞主演男優賞を取りました。
ということは、この人。歌手と役者と両方で頂点を極めた(?)ことになります。
実は、ものすごい人だったのですね。

さて、wakatokiは、blogを移転しました。
yahooさんが、バージョンアップしたのです。
お手数ですが、新しいURLの登録をお願いします。

投稿: wakatoki | 2005.02.19 11:58

ミウミウさん、お見舞いの言葉、ありがとうございました。
出来る限り、更新していきます。
gttは胃の調子が悪くて困っています。。。

投稿: gtt | 2005.02.19 12:37

wakatokiさん、こんにちわ(^-^)

>長澤まさみちゃん、アカデミー賞助演女優賞よかったですね。
今新人女優として、ほんと頑張ってますからね。これから先、どこまで登りつめる事が出来るか楽しみですね♪

寺尾さんの、コメントをTVで見てて思わず笑ってしまいました。「レコ大の時に、賞を取ってもマスコミを遠ざけてしまい、さんざん叩かれて、それを後悔してたとか。だから今度はちゃんと答えようと思ってます・・・」なんて話してましたよ(^-^;

ブログ移転おめでとうございます!早速遊びに行かせて貰いました。登録も変更しておきますね☆

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gttさん、こんにちわ(^-^)

ちょっと重症なようなので、心配しています。
あまり無理をなさらずに、みなさんのブログで楽しんでいてくださいね。
早く良くなる事を祈ってます。


投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.02.19 13:31

ミウミウさん、こんばんは!
 昨日の“日本アカデミー賞”で、「優しい時間」の長澤まさみサンと寺尾聰サンが最優秀の助演女優賞と主演男優賞をとりましたね!
 やぁ~、このドラマにも、なんか箔がついたかんじですね!

 第6話は、予想通りに梓がやっちゃいましたね…どうなるのか?とハラハラしながら見てたんですが、二人の距離はまだまだ遠いですね…
 来週は、サブちゃん(北島三郎)も登場するみたいで、どんな役なのか、妙に気になっちゃいますね(笑)

投稿: ユウヤ | 2005.02.19 18:58

ユウヤさん、こんばんわ(^-^)

まさみちゃんと、寺尾さんの賞はほんとすごいですよね!このドラマは、演技派な役者さん揃いだという証明が出来た訳ですね☆

梓はなんだかあまりにも考えが甘くて、こっちもハラハラさせられます(^-^;

来週出演なさる、北島さんは、倉本さんが「焚き火の匂いのする人だ」と言っていました。
なんだか心温められる役柄なんでしょうか?

それにしてもこの番組、なんだか倉本先生は、続編を考えているようです。今回は、秋から冬にかけてのお話なんで、続編は、春から夏にかけてのお話を作りたいと思っているようですよ。もし実現したら、それも見てみたいですよね・・・。でもそしたら次に描かれるテーマは何になるなるのか・・。楽しみですね♪

投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.02.19 22:37

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受信: 2005.02.19 18:59

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