« 「富豪刑事」第8回 (BlogPet) | トップページ | 新しいおもちゃ♪ »

2005.03.11

「優しい時間」第9回

ミウミウ的感想・・・momo02

yasasii0310荒れ狂う吹雪の夜、行方が分からなくなっていた梓からの連絡を家で待っていたリリとミミ・・・。
そこに1本の電話が入った。それは上富良野の総合病院からでした・・・。梓が、凍死寸前の状態で発見され、病院に運び込まれたというのでした。

勇吉にも知らせが入り、勇吉は風間に梓が見つかった事を報告し、病院に向かう為に国道の雪の状態を教えてもらうのでした。しかし、あまりにひどい天候だった為、回復を待ってから勇吉は病院に向かう事に・・・。

梓は病院のベッドで、拓郎が自分がプレゼントをしたペンダントを叩き割る夢を見ていました。やめて!と叫ぶ梓・・・・。
翌朝目が覚めると、傍らには、看護師(小泉今日子)がいました。ここは何処だと問う梓に、「ここは、上富の病院。日新ダムの町道で、あんた車ごと埋まってたのよ・・・。エンジン止めてたから、寒さで意識がなくなっちゃったのね・・・。子供みたいに眠ってたのよ、あんた・・・。」と看護師は答えるのでした。
梓が、自分がリストカットをした腕を見つめていると、その看護師は、「死のうと思ってあそこにいたの?・・・本当に死ぬ気だったら、そんなとこ切ったって人間死なないわよ。切るならここを切りなさい。ほらここ・・・」と言って、自分の手首の傷を見せるのでした。「それでもあたし、死ななかったけどさっ」と笑いながら話す看護師・・・。
そして、どうして自分の体を痛めつけたかったのか、それとも誰かにあてつけるつもりでやったのか、梓に聞くのでした。何も答えない梓・・・。「リストカットしたからって、同情してもらえるとかそんなの考えても無駄よ。解決することなんて何もなくてね、同情なんて誰もしないわよ・・・。自分に残るのは、ただ傷だけ・・・。でも・・傷が残るのはいいことよ。バカな時代がありましたって、幸せになってから思い出せるしね。笑えるわよ、とっても・・・。時間が経ってから、自分のこのキズ見るたびにね。  おやめなさいもう、くだらないこと・・・。やめて忘れて、今はとにかくぐっすり眠んなさい。」と諭すように話し、そっと梓の頭をなでるのでした。彼女が部屋から出て行ったあと、梓はそっと目を閉じ、一筋の涙を流すのでした・・・。
自分と同じリストカットの体験者である看護師に諭されて、梓はちゃんと気づいてくれたかな・・・? 拓郎に嫌われた事を悲しみ、やってしまった事ですが、リストカットで同情なんてされないと言われ、反省できたでしょうか・・・。ただ普通の人に言われるより、体験者から言われた方が言葉に重みがありますよね・・・。梓もちゃんと幸せをつかんで、いつかバカな事をしたものだと笑える日が早く来るといいですね。

『森の時計』の常連客は、東京の山岳会のリーダーと美可子が遭難した時の話を噂していました。
店の外では、勇吉が木道の雪かきをしていると、リリがやって来て、梓の状態はだいぶ落ち着いてきたと話すのでした。しかし、リリは勇吉に「マスター・・・。実は、あの子・・・自殺をする気だったみたいです。」そう聞かされた勇吉は、驚くのでした。

勇吉は、花束を持って病院にお見舞いに行きました。勇吉の胸には、梓からもらったペンダントが揺れていました・・・。それを見た梓は嬉しくなり、涙ぐみながら喜ぶのでした。
勇吉は照れて、「おかしくないか?」と言うと、梓は「イカしてますよ。」と笑顔で答えるのでした。
皆空窯に行ったのかと勇吉が聞くと、梓はうなずき。勇吉が、さらにボーイフレンドには会ったのかと聞くと、梓は首を横にふるのでした・・・。行く前に雪に突っ込んでしまったと嘘をつく梓・・・。連絡をしてあげようか?と勇吉が言うと、梓は慌てて、もういいのだと激しく拒絶するのでした。
するとそこへ美可子がやって来ました。どうしてここが分かったのかと梓が聞くと、美可子は「匂い、アズちゃんの匂い。私鼻がいいの。」と答えるのでした。私も昨日ゴルフ場で遭難したのだと笑って話し、ふと勇吉のペンダントに気づき、梓をからかうのでした。
そして、お見舞いだと言って、リストカットの傷が隠れるように、と梓にブレスレットを手渡すのでした・・・。梓は、「ありがとう・・・」と礼を言うのでした。そして、退院したら銀細工の作り方を教えて欲しいと頼み、美可子は笑顔で「いいとも!」と答えるのでした。
美可子は誰に聞いて来たんでしょうね?リリなのかな・・・おまけにリストカットのことまで・・・。でも、余計な事は言わずにいてくれたから、梓も銀細工の作り方を教えて欲しいと明るく話せたし・・・。勇吉がペンダントをしてくれた優しさとか、美可子の優しさに触れて、少しは元気になったみたいだね(^-^)

勇吉は、病院の帰りに『北時計』の朋子のところに寄りました。
朋子は、美可子がペンションのすぐ側で遭難しかけた騒ぎは知っていたのですが、梓のことは知りませんでした・・・。勇吉は朋子に事情を話し、拓郎に梓のことを教えてやるべきだろうかと相談をするのでした。
すると朋子は、「あんたずるいねぇ〜。・・・それってあたしに伝えてくれって言ってるのと同じじゃない!」と言い、勇吉は慌てて「いや、そういう訳じゃ・・・」と言うと「そういう訳よ!そういう訳なんでしょ?」と問い詰められ、勇吉はしぶしぶと「そうかも・・・しれません。」と認めるのでした。
チクリと刺されたような感じの勇吉には、思わず笑ってしまいました。朋子ならではですよね(^-^;

病室を抜け出し、携帯で何度も拓郎に電話をする梓・・・。しかし、相変わらず拓郎は電話には出てくれません。そんな姿を看護師が見ていて、声をかけました。
「2度かけて出ないものは、3度かけても同じよ。」その声に驚き振り向く梓・・・。「つまり相手に出る意思がないってこと!・・・風邪引くわよ。今肺炎にでもなったら、大変よ。」と言って、梓を部屋に連れ戻すのでした。
部屋の中でお茶を入れる看護師。「あんた見てるとさぁ、なんか昔の自分を見ている気がする・・・。19だっけ?・・・遅いねぇ。」梓と拓郎の関係がそんなに進んでいないと知ると、「そういう恋もまだあるんだ・・・。」と看護師は言うのでした。そして、相手もまだ手を出そうとしてこないと聞いた看護師は、「私にはちょっとわかんないけどさ、それがホントならあんたの相手、ホントにあんたのこと好きなのかもしれないよ。私にはちょっと、わかんないけどね。」と話すのでした。

その頃拓郎は、新人陶芸展に向けての作品作りに専念していました。ふと、窓の外の人影に気付く拓郎。それは堂本(徳重聡)でした・・・。
堂本は、2,3日前の吹雪の夜、ビバークして立ち寄ったコーヒーショップが、勇吉の店であったことを拓郎に話すのでした。その話を聞き、動揺を隠せない拓郎・・・。
そして「親父と・・・話しました? ・・・なんの話を?」と堂本に尋ねるのでした。すると堂本は、勇吉が高校時代の拓郎のことをしきりと聞きたがっていたと話すのでした。
「知っているんですか、親父。僕がここにいること。」「お父さんに教わって来たんだ・・・。」 その言葉を聞き、寂しげな表情の拓郎・・・。全然会っていない二人に「どうして会いにいかないんだ?お父さん、本当に・・・」「多分・・・近々、会いに行くつもりです。ただ、その前に、会えるだけの自分を作りたいんです。」堂本の目をまっすぐ見つめ、そう答える拓郎・・・。
勇吉が自分の事を知ってしまったことに動揺はしていましたが、これで拓郎もホントに覚悟を決めたよう・・・。立派に成長した自分を見せたいのですよね。自分はちゃんと変わりましたって事を・・・。

その夜、拓郎の所に朋子が訪ねてきました。そして、拓郎は梓がリストカットをし、事故に遭っていたことを知るのでした・・・。勇吉からその事を伝えるように頼まれたと、ワザと話す朋子・・・。
朋子が帰った後、拓郎は一人梓の事を思い出していました・・・。そしてポケットから、梓にもらったペンダントを取り出し、それを見つめそして祈るように握り締めるのでした。そして、また仕事に戻る拓郎・・・・。

梓は退院しました・・・。外に出て、ゆっくり目を開く梓。そこには新たな決意を持った、すがすがしい表情の梓がいました・・・。
拓郎は皆空窯の六介に駄目だしをもらい、それでもめげずに作品を作るのでした・・・。

梓は銀細工を習いに、美可子の家に行く途中、また拓郎に電話をかけようとするのですが、それを我慢するのでした・・・。
梓は美可子に、雪の結晶のペンダントヘッドの作り方を教わっていました。作品が出来上がると、梓はキラキラと瞳を輝かせ、笑顔で喜ぶのでした。
梓の瞳に輝きがあったことに、なんだか見ていて嬉しくなりました・・・。前向きに生きる事が出来るようになってきたのかな・・・。

拓郎が居眠りをしているところに、六介がやって来て、外にあるオブジェをギャラリーに入れてくれと頼むのでした。
拓郎がオブジェを持ち上げると、何かが落ちました・・・。拓郎がそれを拾うと、それは富良野神社のお守りでした・・・。
拓郎はそれを見つめると・・・もしかして梓が置いて行ってくれたのでは?と思い、梓に電話をかけるのでした・・・。
そして富良野の喫茶店で、二人は待ち合わせをするのでした・・・。
久しぶりに拓郎に逢えた梓が、拓郎に小さく手をふっている姿が、なんともかわいかったです(^-^)

ペンダントをつけて来てくれた事を喜ぶ梓・・・。
「退院したのか?事故にあったんだって?」拓郎に聞かれ、「うん」と答える梓。「よく助かったな。意識、なかったそうじゃないか。」黙っている梓・・・「リストカットしたのか。」と切り出す拓郎。
「バカだな。どうしてそんなことしたんだ?」拓郎がそう聞くと、「寂しかったから。」と答える梓・・・。「寂しいたびに死んでたら、命、いくつあっても足んねーぞ。」優しく諭す拓郎に、梓も頷くのでした・・・。
「多分、死ぬ気なんてなかったと思う。人に言われたの、看護士さんに・・・。本当に死ぬ気なら、切る場所が違うって、笑われちゃった。」「何が寂しかった?俺がメールするなって言ったから? 親父を連れてきたことで、俺が怒ったって思っているかもしれないけど、会わないって言ったのは別の理由なんだ。3月に新人陶芸展覧会があって、それに出品するんだ・・・。だから今はそのことに全力で打ち込もうと、ほかの事は一切忘れることにしたんだ。ただそれだけのことなんだ。」
拓郎の理由にほっとし、笑顔を見せる梓・・・。「最低だね。自分の肌に、傷つけるなんて・・・。親から貰った肌なのに・・・。」自分の腕の傷を触りながら、そう話す梓。「まだいいさ。俺のに比べたら。」「拓ちゃんもキズあるの?」と驚く梓。拓郎は上着を脱ぎ、袖をまくり、『死神』と書かれた刺青を見せるのでした。
「俺の尊敬した先輩の名前さ。」それを見た梓の顔色が変わりました・・・。
「こういう名前で呼ばれていたんだ。つまんないケンカで死んじまったけどな。だけどあの頃は、この先輩だけが俺を男として守ってくれたんだ。だから死んだ時、俺真っ白になっちまって、後先考えずにこの名前を彫ったんだ。一生絶対忘れませんって意味で・・・。
そのことが、親をどんなに傷つけたか・・・。その時は俺、考えもしなかった。ばかだよな、まったく・・・。」
梓の表情から恐怖が消えていました・・・。
拓郎は梓に、お守りのお礼を言うのですが、それが梓からではないと知り考え込む拓郎・・・・。
拓郎から、刺青を入れた時の気持ちが語られましたね・・・。先輩だけが男として守ってくれたと話す拓郎・・・。当時の拓郎と勇吉の心の遠さ加減がよくわかる話でした・・・。当時は親の気持ちなんて、考える余裕もなかった拓郎でしたが、今は体に刺青を入れてしまった事で、めぐみや勇吉にどれだけショックを与えてしまったのか、よく分かっているのですよね。
梓も拓郎も、自分の体を傷つけてしまった事を今では素直に後悔している・・・。ジーンとくるシーンでしたね。

『森の時計』で一人窓の外を見つめる勇吉。
「何見てるの?」めぐみが話しかける。
「うん?自分の顔。シミやらしわやら、ずいぶん増えたな・・・。」少し笑いながら答える勇吉。
「60年も生きてきたんだもの。」
「なぁ、覚えているかい?拓郎が生まれた時の、なんとも言えない肌の綺麗さ・・・。赤ちゃんの肌が、こんなにも綺麗なのかって、そのことに、俺は何よりも感動した。」
「私もよ。本当に、あんなに綺麗なもの、見たことなかったわ。あなたがあんまり撫で回すから、汚れるからよしてって私言ったわ。」
「そういうお前も撫で回してた。」
「そう・・。」
笑いあう二人。
「かわいかったわねぇ。」
「あぁ、可愛かったなぁ。」
ふと、寂しそうにカップを握り締めるめぐみ・・・。

一方お守りを握り締め、黙り込んでいた拓郎が話し出す・・・。
「来てくれてたんだ・・・。親父、こっそり来てくれたんだ。」拓郎の瞳から涙がこぼれるのでした・・・。

勇吉は、一人カウンターに座り、拓郎の作ったカップをそっと撫で、拓郎の事を想っていました・・・。

勇吉のお守りが、二人を再会させるきっかけになり、そして拓郎の事を勇吉が気にしている事も知らせました・・・。大きな役割を果たしましたね。
それにしても、二人は傷を見せ合うことで、心の距離もぐっと近づいたかな・・・。梓も自分が拒否されたのではないと言う事を知り、勇吉にもペンダントをつけてもらえた事で、受け入れられたと思い、これで梓の心は落ち着いたでしょうね。もう二度とリストカットなんてしちゃダメだよ、アズ!
さて来週はなにやらまた一波乱が・・・。拓郎が自分の刺青を消そうとして(?)焼いた茶碗を自分の腕に押し当ててしまうようです!
(; ̄□ ̄A
こんなものつけて父親の前に出たくないと、思ったのでしょうが、その方法はちょっと・・・。それが元で、新人陶芸展に何か悪い影響が出なければいいんですが・・・。心配です(-_-;

|

« 「富豪刑事」第8回 (BlogPet) | トップページ | 新しいおもちゃ♪ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「優しい時間」第9回:

» 指切リゲンマン・・・切っちゃった。 [チラッ(/・ω\)グロイょ…]
完全な自傷行為ですね。 前にリストカットの画像を載せて頂きましたが それと同じなんですかねぇ? また私事なんですが、小さい時、姉と兄がザクロの枝... [続きを読む]

受信: 2005.03.12 11:14

« 「富豪刑事」第8回 (BlogPet) | トップページ | 新しいおもちゃ♪ »