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2005.03.25

「優しい時間」第11回

ミウミウ的感想・・・momo12

yasasii0324-1拓郎は、窯から取り出したばかりの焼き物を腕に押し付けた。
「死神」という刺青をそれで焼き消そうとしたのでした・・・。拓郎の悲鳴を聞きつけた六介(麿赤兒)は、彼を病院に運ぶ・・・。
何故1200℃で焼けた陶器が、そんなところに触ったのだと聞く六介。
「触ったんじゃありません。自分でそこに押し付けたんです・・・。」と話す拓郎。
「どういう意味だ?」
「刺青を・・・ここにあった刺青を消したくて・・・。ガキの頃粋がって入れた刺青です。それを消したくて、焼けた陶器を自分で押し付けました・・・。これで昔がひとつ、清算できました。」拓郎は、痛みをこらえながら、六介に話すのでした・・・。

拓郎はその夜、刺青を焼いた時の夢を見るのでした・・・。真っ赤に燃えた陶器を刺青に押し当て、叫び声を上げる拓郎・・・・。
夢から覚めると腕が激しく痛み、痛み止めの薬を飲みに台所へ行く・・・・。しかしあまりの痛みに、座り込んでしまうほどでした・・・。
拓郎は翌朝から、片手で作品を作り続けるのでした・・・。何度もデザインを練り直し、それを作り直す拓郎・・・。
新人陶芸展の作品は、やはりまだ出来ていなかったのですね。それなのに、そんなケガを負って・・・。

『森の時計』では、常連客の立石が荒れていました。娘のマヤ(須藤理彩)が、今日結婚式を挙げるのです・・・。そこにマヤがやってきました。話があるから、と立石が呼びつけたのでした。しかし彼女は、父親の話を聞こうともせず帰ろうとする。そんな娘に怒鳴る立石。「自分ひとりでここまで来たと思うな!」「自分ひとりでここまで来たよ!」と返し店を出て行ってしまうマヤ。そんな娘に唖然とし何も言えない立石・・・。
どこの家も同じなんですね、やはり子供って自分ひとりで大きくなったような錯覚をするものです。まぁ自分も色々な体験をして、親の苦労が後でわかると思いますが・・・。でも結婚式当日に、そんなことを言われた立石が、ちょっとかわいそうです(^-^;

午後になって、店に朋子がやって来ました。亀田(高橋克実)ら、中学・高校時代の同級生たちと一緒に・・・。亀田は、学生時代、めぐみに恋していて、今でも惚れているという男でした。一緒に来た客は、口々に亀田の事を変なやつだと言うのでした。
するとそこに、常連客の相場達が現れました。そこへ遅れて佐久間がやって来て、不倫騒ぎを起こした滝川が狭心症の発作で入院したのだと話すのでした。佐久間は、滝川の不倫相手だった美可子のことを持ち出し、彼女と関係を持つと死ぬ、などと無責任なことを言いふらすのでした。
滝川さん、ピーンチ!!でも、いったい何処で「関係持つと死ぬ」話しを聞いて来たんですかねぇ、佐久間さんは・・・。(^-^; 美可子は、あっちこっちで自分で話してるのかしら?(@_@; 

その夜、『皆空窯』では拓郎が夜遅くまで作業をしていました・・・。洋子(朝加真由美)は、それを止めようとするのですが、拓郎は言うことを聞きません。そんな拓郎の様子を見かねた六介は、朋子に相談を持ちかけるのでした・・・。
六介は、朋子に拓郎の火傷の話をするのでした。
1100℃から1200℃の焼けた陶器を、あいつは自分の刺青に押し付けた。・・・あいつのは一番ひどい火傷で、筋肉も神経も、血管もやられてた・・・。」その言葉に青ざめる朋子・・・。
六介の話を聞いていただけで、拓郎のケガの酷さが伝わり、思わず唸ってしまいました・・・。筋肉も神経も血管さえもやられてしまったなんて・・・。もうほんとなんて無茶な事したんでしょうね。神経やられて、手に障害が出ないのかしら・・・。心配です。(-_-;
そして、拓郎は熱があるというのに、それでも新人陶芸展の作品を作り続けている事も話すのでした・・・。その刺青が、拓郎と勇吉とのいさかいの元凶であるので消したと言う拓郎に、この事は後で自分で父に言うから、絶対に連絡をしないで欲しいと懇願され、六介は本当に黙っているべきか、朋子に相談をするのでした・・・。
朋子は拓郎の気持ちを尊重して、勇吉には知らせないようにすべきだと六介に答えるのでした。
朋子はこの知らせを聞いて、自分が刺青の話をしたからだと自己嫌悪に陥ったかな?朋子が話さなければ、こんな無茶な事はしなかっただろうに・・・。六介から、今は新人陶芸展に出品する作品作りに真剣になっているので、心を乱すなという話しを聞いていたのに、朋子が話したせいで拓郎はめちゃめちゃ心を乱してしまった。朋子も作品展が終わってから話せば良かったのよぉ!!

拓郎は、右手だけで作品を作り上げようと必死です・・・。何度も何度も失敗する拓郎・・・。
朋子は、勇吉には知らせない代わりに、梓を呼び出し、事情を伝えようとするのでした・・・。

そんな折、『森の時計』に亀田がひとりでやって来ました・・・。亀田は、古いトランクから1枚の写真を取り出し、「あんたの奥さんが、14歳の時・・・」と言って勇吉の前に差し出しました。
そして次に、高校に入った時のめぐみの写真を出し、その頃亀田に宛てためぐみの手紙も出し、勇吉に読んでいいと言うのでした。そんな姿を見て、ミミとリリは、どういうつもりなんだと窺っているのでした。
亀田は次々に思い出の品を出し、めぐみが当時好きだった歌まで唄いだすのでした・・・。その曲は、藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」でした・・・。
ミミ達は勇吉を呼び、相手にしないほうが良いと言うのでした・・・。
確かに、亀田って変〜!!まぁ、すごくめぐみの事が好きだったんだろうけれど、そんな思い出わざわざ勇吉に聞かせたり見せびらかしたり・・・。めぐみと結婚した勇吉に嫉妬して、変な対抗意識持っちゃってるのね(^-^;
それにしても、あの様子じゃ一人者なんだろうなぁ・・・。ずっと昔の思い出から、抜けきらない人なのねぇ・・・・。でもハッキリ言って、キモイです(@_@;

リリがカウンターに出て、応対すると「藤圭子って知ってる?」と聞き、リリが知らないと答えると、「宇多田ひかるのお母さん!」と話すのでした。(^-^;
そこへ、立石がやって来ました。亀田の隣に座ると、カウンターに広げられた亀田の大事な思い出の品を、雑にどかすのでした。勇吉が昨日の結婚式の事を立石に尋ねると、立石は「行っちまった・・・。」と寂しいそうに話すのでした・・・。そして結婚式のグチを言い始めるのでした。

美可子と刑事の風間が二人で店にやって来ました。それを見たミミは「あら、ニューカップル!」と驚くのでした。
「コーヒー!」と勇吉にオーダーし、「ボクも?」と風間を覗き込む美可子!「うん・・・。」と返事する風間・・・(; ̄□ ̄A
え!?いつの間に・・・・っていうか、「ボクも?」って何?子供に聞いてるお母さんみたい!それに「うん」って答える風間・・・。(笑)

ミミは美可子に、滝川が入院したことを告げると、「まぁ、死んだ?」と驚く美可子。
「生きてますよ!」と勇吉。「良かった・・・」と笑う美可子。

風間と美可子をチラっと見ながら勇吉は言う・・・。「今日は、めずらしい組み合わせですね・・・。」
すると美可子は、こう話すのでした。「それがね、新しい大家さん。ほら、アパート変わるって言ってましたでしょう?そしたら風間さん、うちに一間空いているから来ないかって。お風呂やお台所は共同で使って、月5千円で。決めたーって、思わず叫びましたのぉ。だって刑事さんが一緒に住んでてくれるだったら、ガードマン雇ってるようなものですしぃ♪」と笑顔で話すのでした。
「おやめなさい!それはいけません!よくありません!!」とたたみかけるように忠告するミミ。
「どうして?」と聞く美可子。
「やめなさい!」とミミ。
「なぜ?」と聞く風間。
「なぜでも。」とミミ。
「わからない!」と風間。
「風間さん、死にます!!」とミミが叫ぶと、美可子は吹き出すのでした・・・。
「ちょっと〜!それは私達が男女の仲になった時よぉ。この方と私は、なんにもないもんねぇ〜♪。」と風間と顔を見合す美可子。
「なります!目に見えてます!まず3日でなります!
そして風間さん、あなた死にます・・・。絶対にやめなさい!」今度はリリが口をはさむのでした(^-^;
もう、このシーンは、すごく笑ってしまいましたヾ(>▽<)o テンポよく繰り広げられる会話が、もう笑いのツボに!!真顔でやめろと話すミミとリリ!風間もなんだかバツが悪そうにしてましたw
でも、よくそんな怖い女を家に引き入れましたねぇ。関係持てるなら、死んでもいいとまで思った!?いや、俺だけは大丈夫って思ってた!?(笑)

朋子は梓を呼び出し、拓郎が火傷をした事を話すのでした。
梓は驚き寝ているのか?と尋ねると朋子は、「寝てろって言っても聞かないで、起きて仕事をしてるんだって。」と話すのでした。
梓は朋子に、拓郎に会ったのかと聞く。「誰にも言わないでくれって言うから、私も知らないことになってるの。」
朋子は続ける。
「実は、1200℃に焼けた陶器を、自分で自分の肌に押し付けたらしいの、タク・・・。
あんた知ってる?拓が刺青入れてたの。それをね、焼き消そうとしたらしいの・・・。その刺青が、お母さんを死なせてお父さんを怒らせてしまった、もともとの原因だったらしいから・・・。
拓は、それを清算しようとしたんだね・・・。この事はあんたも聞かなかったことにして欲しいんだけど、もちろんお見舞いに行くとかそういう事も絶対やめて欲しいし・・・。特にマスターには絶対内緒って言われてるから、ね。
ただ・・・うまく言えないけど、あの子のそういう気持ちをね、誰かに知らせたくて・・・。おしゃべりだね、私も・・・。言わなくていいことをペラペラしゃべって・・・。」
「・・・ありがとうございます。凄いですね、拓ちゃん・・・。」
「うん。凄い。本当に凄い・・・。」
店を出た梓は、首にぶら下げたペンダントの雪の結晶の銀細工を握り締め、そっと目を閉じ祈るのでした・・・。
朋子さん、しゃべりすぎです!誰かに知らせたい気持ちはわかるけど、何も梓にって・・・って思いましたよ。梓は精神が不安定な子だったのに・・・。確かに今は前より落ち着いているかもしれませんが、でもまずいでしょ。(^-^; あなたが何か話すと、みんな心乱されるんだから・・・。拓郎の件も踏まえて、話すのはちょっと控えた方がいいです。まぁ、今回梓は何も動かなかったから良かったけど、ハラハラしちゃいました。(^-^;

拓郎は、怪我した手を庇いながら、窯に作品を入れ焼いていました。腕が痛み、ポケットから勇吉がくれたお守りを取り出すと、それを握り締め、火傷をした場所にお守りを押し当て、必死に痛みをこらえるのでした・・・。
窯の温度が1200℃を知らせるアラームが鳴り、窯から作品を取り出し、それを水につける拓郎・・・。

その頃、薪をくべながら、勇吉は一人、暖炉の炎を見つめていました・・・。

拓郎を照らす窯の炎は、激しく燃え。勇吉を照らす暖炉の炎は、優しく揺れていました・・・。なんとなく、これから出会う二人の心を表しているようでした・・・。

一人カウンターに座り、タバコに火をつける勇吉・・・。
「今日、変な人が現れたぜ。」
「誰?」 
「昨日朋子さんが連れて来たんだ。その人が今日また、一人で来た・・・。君の昔の、・・・同級生だそうだ。」
「誰だろう?」
「その人がな、いきなりトランクから、君の大昔の写真を出して見せるんだ。14歳ぐらいの君の写真や、高校時代や・・・。それを黙って俺に見せて、それで反応を伺っているんだ。」
「亀田さんだ! 変な人でしょう。」笑いながら話すめぐみ。
「相当、変わってるな。あれは昔の、ボーイフレンドかね?」
「かな?・・・よくわかんない。」
「とぼけるんだな、結構君も。だって、君が出した手紙まで、ちゃんと持ってたぞ。」
「えぇ?」
「藤圭子のコンサートのチケットの半券も、厚紙にきちんと貼ってあった。」
「やだぁ〜。」
「それから、君がプレゼントしたバレンタインのチョコレートを包んであった、銀紙まで見せられたんだ。」
「信じられない。」
「だけど、あどけない14の君を見て、なんだか俺は、不思議な思いをしていたよ・・・。この子は、その頃何を考えていたんだろうって。それから何年かして、俺と知り合い、拓郎を生んで、亭主が仕事にかまけているのに耐えて、一人で息子を育て、家庭を守り、そうして年を、少しずつとる。そんな未来を、想像できたろうか・・・。
14歳の君の写真を見てね、なんだか俺は、君に対してしちゃいけないことをしてきたんじゃないかって・・・。もしかしたら、この子は、俺と知り合うより、全然別の・・・そうすれば、もっとずーっと幸せに」
「やめて。」勇吉の言葉を遮るめぐみ。
「そんなこと言わないで・・・。私は満足してるんだから。もう少し長く生きたかったけど、今はこうして一緒にいられるし。そのことで、私は充分幸せに感じているんだから・・・。」
勇吉は立ち上がり、拓郎の作ったマグカップに、コーヒーを入れる。
「いつか、あなた私に言ったの覚えてる?若いカップルは、互いをいつも見つめ合ってるけど、熟成したカップルは、見つめ合うより、同じものを見るようになるって。同じ物を見て、同じものを聞いて、同じものを感じて、同じものに感動して。そういう、年取ったカップルは素敵だって。
あなたが見ているものを、私も見てるわ・・・。あなたが感じることを、私も感じてるわ・・・。ここのカウンターで・・・。いつでも私、一緒に・・・。」
勇吉が注ぐコーヒーのマグカップを見つめるめぐみ・・・。勇吉はそのカップを手に取り、一口飲むのでした・・・。その時、めぐみの姿はもうそこにはありませんでした・・・。
いつもなら、ここでめぐみの分と自分の分を入れていたのでしょうが、今回は1杯だけでした・・・。めぐみに「いつでも一緒」と言われ、自分が飲む事で、めぐみもそのコーヒーを味わってくれていると感じたのでしょう・・・。
めぐみの話しは素敵でした・・・。「熟成したカップルは、見つめ合うより、同じものを見るようになる」こんなカップルになりたいものです。(^-^)

拓郎が作品を磨いていると、六介がやって来ました。拓郎の作品を手に取り、褒めるのでした・・・。嬉しそうな拓郎・・・。納品日までギャラリーに飾っておくように六介は言うのですが、拓郎は夕方から外出したいと話すのでした。
「納品する前に、富良野の親父に、見せたいんです・・・。」
「うん。行ってこい!」
「もしかしたら、泊まってくるかもしれません。」
拓郎の決心に、運転を心配し、送っていこうかと言う六介。そこへ様子を見に来た洋子も、拓郎の作品完成を心から喜ぶのでした・・・。

仕事を終え、家に帰ろうとするリリは、おもてで店を訪ねてきた青年に、もう閉店したと声をかけるのでした。
「マスター、いますか?」
「はい、中に。あの、どちらさま・・・」
「・・・息子です。」その答えに驚くリリ・・・。お互いに頭を下げ、拓郎は店に入るのでした。

ドアのベルの音に振り返る勇吉。
そこには、拓郎の姿が・・・。拓郎が声をかける。
「ご無沙汰してます。」
「・・・やぁ。」見詰め合う二人・・・。
拓郎と、勇吉が出会ったとき、涙が溢れてしまいました・・・。
勇吉は突然の訪問に、驚いていたけれど、でも、すごく嬉しそうな顔で拓郎を迎える事が出来ていました。

yasasii0324-2「今日出来上がったばかりなんです。まずは父さんに見てもらいたくて・・・。」と言って、作品をカウンターにそっと置く・・・。勇吉はそれを手に取り、そして笑顔で・・・
「見事だ。」
「本当ですか?」
「あぁ。見事だ。」
「嬉しいです。」
勇吉は、拓郎マグを取り出して「これも、お前だろ?」と聞くのでした。
「はい。でもそれは・・・ダメです。」
「そんなことはない。少なくても、俺は、気に入っている。」
拓郎の嬉しそうな顔・・・。父に「俺は、気に入っている」と言われ、自分が始めて受け入れてもらえたのだと、感じたのでしょうね(^-^)

勇吉は拓郎を座らせ、コーヒーを入れるのでした。
「父さん。今日は謝りに来ました。・・・見てください。」ジャケットを脱ぎ、トレーナーから腕を出し、刺青を焼いた後を見せる拓郎・・・。
「焼いて消しました。」
「・・・自分で、焼いたのか?」その傷跡を見て、驚く勇吉・・・。
「はい。・・・許してください。ぼ・・・僕がやったこと、母さんのこと・・・刺青のこと・・・ 父さん・・父さんを傷つけてしまったこと、僕が・・」涙ながらに謝る拓郎・・・。
「止めてくれ・・・。拓郎!もう、止めよう。謝らなければならないのは、俺のほうだ。許してくれ。すまなかった・・・。さぁ、着なさい。風邪引くから。」と、勇吉も涙を流しながら話すのでした。

「ここに一人でいるんですか?」
「あぁ。」
「寂しくないですか?」
「最初のうちは・・・ちょっと、寂しかったよ。年中、負け犬の気持ちでいた。それがな、ここにいて、いろんな人たちと話をしていると、どういうか、ひどく、優しい気持ちになれる。人に上手く取り入ろうとか、見捨てようとか、そういうことは、ここにいると、な〜んにもない。ただ純粋に生きていられるんだ。」

すると店のドアベルが鳴る。それは、梓でした・・・。
「こっちにおいで。アズちゃん。」
勇吉の言葉に、後ろを振り返る拓郎。勇吉に促され、店の奥に進む梓。
「大事な人を、紹介するよ。私の・・息子の、拓郎だ。うちで働いてる、アズちゃんだ。」
二人はお互いに「こんにちは。」と挨拶をする・・・。
勇吉は、梓からまだちゃんと聞かされていないので、わざと初めて会う人同士のようなフリをして紹介したんですね。この心使いがニクイです(^-^)

勇吉は「アズちゃん、見てくれ!拓郎が作った抹茶茶碗だ。今度展示会に出品するんだ!」と言って梓に、手渡すのでした。
ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ いやもう、ドキドキでした。今にも梓が茶碗を落とすんじゃないかって・・・(^-^;
良く持たせましたねぇ、勇吉さん!出品する前なのにぃー!と見ていてハラハラもんでした(冷汗)

拓郎の作品を、大事そうに見つめる梓・・・。
「車か?いいワインが上にあるんだ。」拓郎に上機嫌に尋ねる勇吉。
「泊まるつもりで来たんです。」勇吉に誘われ嬉しそうに答える拓郎、しかし慌てて「あっ!泊まっていってもいいですか?」と聞きなおす拓郎(^-^;
そんな息子の言葉を聞き、嬉しそうに答える勇吉。「もちろんだ。歓迎するよ!」
「私はすぐに帰ります。すぐに、帰らなくちゃならないんです。」せっかくの親子水入らずを邪魔してはいけないと思ったように、急にに言い出す梓。
そんな梓の心遣いを、勇吉は受け「そうか・・・。それじゃ・・・送ってってあげなさい。」と拓郎に頼むのでした。
勇吉の言葉に、笑顔で頷く拓郎・・・。二人は揃って店を出るのでした。
店の外に出ると、梓は「素晴らしかった。あの抹茶茶碗・・・。会えなかった時間が、あの中に詰まって、光ってた。」そう言うと、拓郎の左腕をそっと触れるのでした・・・。拓郎は梓の手を下ろし、梓の左手を握りなおし、二人は夜の雪道を歩き出すのでした・・・。
ドアを開け、二人を見送る勇吉・・・。店に戻ると2階に上がり、ワインを取り出し下に降りる。カウンターで乾杯の準備を始めると・・・
ふと、勇吉の耳にめぐみの歌声が聞こえてくるのでした。奥のフロアーを確認する勇吉。しかしそこには誰もいません・・・。
勇吉がカウンターに戻ると、二つ並べておいたはずの拓郎マグカップが、なぜか、めぐみの席に移動しているのでした・・・。勇吉は、マグカップを手に取り、そっと微笑むのでした・・・。

拓郎の作ったマグカップが移動したのは、めぐみのイタズラですよね。「私もここにいるわよ。一緒に拓郎と飲みましょう」って言っているようでした。(^-^)
随分かかった父と息子の雪解けですが、しっかりと確実に、心の雪はとけて行きました・・・。勇吉は拓郎と会ったとき、何も言えずに泣くだろうと考えていましたが、ちゃんと許すと拓郎に話せましたよね。"案ずるより生むが易し"ですよね(ο^ー')b
この後勇吉と拓郎は、今まで話せなかった事を沢山話しをしたのかな・・・。勇吉もここに来てから、優しい気持ちを持てるようになったので、初めて良い親子関係がこれから築かれて行くのでしょうね・・・。拓郎の腕が心配ですが、傷が良くなったら沢山二人でお酒を飲んで欲しいな・・・。(^-^)
そういえば、『森の時計』は先週の土曜日から一般に向けオープンしたそうですね☆ちゃんとコーヒーは、ミルで挽けるようですよ!私もいつか行って、ゆっくり流れる森の時間を体験したいなぁ・・・(〃∇〃)

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コメント

はじめまして。
遅ればせながら優しい時間のサントラを購入したので、今回はミウミウさんの「優しい時間」を読みながら、ドラマの余韻に浸らせてもらいました。
森の時計、行きたいですよね?
あの空間で優しい時間を味わいたいな!

投稿: rio | 2005.04.01 21:53

rioさん、はじめまして(^-^)

サウンドトラック購入されたんですか!
そしたら、思い切りドラマの世界に浸れますねぇ・・・(〃∇〃)
『森の時計』は、いつか行ってみたいです☆
オープン当初は、リリやミミがお手伝いしていたようですが、ずっと続けてくれればいいのにね!
あそこのカウンターに座って、ミルで豆挽きながら、ゆったりとした森の時間を過ごしてみたいです・・・。

投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.04.01 23:18

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