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2005.05.16

「あいくるしい」第6回

aikuru06-01

幌は祭りに出ている父・豪・みちるを探しに走る・・・。
知らせを聞いて、急いで家に帰るみんな・・・。
最後に戻った幌と徹生。しかし徹生は玄関の前で震えて
動かないのでした・・・。

お父さんは、家の中に入ろうとはしませんでした。
 大きな岩のように動かないお父さんは、
 びくん、びくん、肩が震えています・・・
 だから僕は、お父さんがひび割れてしまわないように
 しっかりと手を繋いでいました・・・
。』

幌は徹生の手を握り締め、一緒に玄関の前で立ち尽くすのでした。

翌朝、みちるはタンスから由美の喪服を取り出し、
それを着るのでした・・・。
真柴家には、朝から花井家の人々や、近所の主婦らが来て、
お通夜の準備を手伝っています・・・。

徹生は朝から姿を見せません・・・。
幌は、以前明示からもらった目薬を取り出し、
じっと見つめています・・・。
豪はお通夜の行われる会場で、由美の入った棺をそっとなで、
由美の遺影を見つめるのでした・・・。

その夜、徹生はとうとう現れませんでした。
通夜ぶるまいが行われるなか、みちるは気丈に挨拶をするの
でした・・・。
一方幌は、明示や愁と一緒に喫茶店に行き、チョコレートパフェを食べている・・・。
明示が、愁に遅いからと心配をすると、愁は家がスナックなので
大丈夫だと答え、それに由美と約束をしたのだと話すのでした。
「悲しい時や苦しいとき、側にいて励ましあう友達でいるって。」
幌は、ずっと声を出さずに何かを口ずさんでいる・・・。
通夜の時からずっと・・・。
涙を流せない幌・・・。緑のビー玉をいじりながら、何を歌っているのだろう・・・。真柴家では、悲しい時、辛いときはいつも歌を歌って来た。だからなのかな・・・。

通夜が終わった式場に、豪は志保と二人でいるのでした。
「言っちゃあなんだけど、私なんて両親共にいねえんだよ。
 天涯孤独の身の上さ・・・。」と志保は明るく話す。
「・・一緒にすんなよ。お前の母ちゃん父ちゃんなんかと・・。」
「なんかって事はねぇだろっ!」怒る志保。
「特別なんだよ、俺の母さんは・・・。」
「何が特別だよ・・ふふっ、マザコンか?お前。ふははは・・」
笑い出す志保。
「うるせえんだよっ!!
 何笑ってるんだよ。帰れよっ!!」怒鳴る豪。
志保と入れ違いに、みちると唄がやって来る・・・。

豪はあまりに気丈なみちるをなじる・・・。
通夜に着た人の相手ばかりして、由美がかわいそうだと叫ぶ豪。
「俺は離れないからね・・・。ずっと側にいるからね。」
豪は由美の棺に向かって話しかけるのでした。
みちるだって本当は、由美の側にいたいに違いない・・・。
みちるがやってきた事は、本来父の徹生がすることだ。
肝心な徹生が朝からいないので、仕方なくみちるがやっていただけなのに・・・。豪もちょっと酷すぎるよね。

みちるは、家への帰り道。唄に話すのでした。
「唄、これからはね、 
 お姉ちゃんのことをお母さんだと思うのよ。」
「どうして?お姉ちゃんはお母さんじゃないよ。」
「そうだけど・・・
 お母さんはねぇ、一生懸命みんなの面倒をみて、
 それで・・疲れちゃったから、
 お姉ちゃんにバトンを渡したのよ・・・。」
「じゃあ、お姉ちゃんが疲れたら、唄にバトンを渡すの?」
「さぁ・・どうかな。」
「唄、足遅いからダメだよ・・・。」泣きそうになる唄。
「運動会のバトンとは違うのよ。
 ゆっくり、ゆっくりでいいの。
 誰と競争する訳じゃないから・・・」
うなずく唄。
「大切なのはね、決して手放したらいけないの。」
「転んでも?」
「そう。」うなずくみちる。
「そっか。だったら唄も持てるね!」笑顔で話す唄。
「・・・いつかはね。
 だけど、お姉ちゃん頑張るから。
 唄はそんな心配しなくていいのよ。」
二人は手を繋いで、家へと帰るのでした・・・。
小さい唄ちゃん・・・。まだまだ由美の死というものをうまく理解出来ない年頃ですよね・・・。
こういう小さな子に、説明するのって大変ですよね。
みちるはよく考えたと思うけれど、でもこの言葉の意味を本当に理解出来るのは、もう少し先になるんだろうな・・・。

家に戻ると、みちるの携帯に淳一から電話が入る。
淳一の声を聞き、張り詰めていた心の糸が途切れるみちる・・・。
やっと安心して、涙を流せるようになるのでした。

喫茶店で、まだ幌は声を出さずに何かを口ずさんでいる・・・。
そんな姿を見た明示は、幌に声をかける。
「幌、どうしたんだい。・・私、前に言ったね?
 幌の心の幹は、太いんだって。わかるかい?
 父さんは姿が見えない。お兄ちゃんは悲しみに心を閉ざしてる。
 お姉ちゃんだって、一杯一杯だ。
 こういう時こそ、幌の出番じゃないか・・・。」
喫茶店では、ガラの悪い若い男達が騒いでいる・・・。
明示達や他の客も、うるさい男達を気にしている・・・。
「向こうは4人か・・・。」明示はつぶやく。
以前、由美と同じような光景に会ったとき、
由美が二人でやっちゃいますか!と言った事を、明示は思い出すのだった・・・。
その時の明示は、「同じ人間とは思わない。」と由美に答えたのだった。「思わなければ、腹も立たない・・・。」由美のセリフを
明示は思い出す・・・。
明示は、ぎゅっと両手を握りしめ、そして、スクッと立ち上がり
「バカ者!静にせんかっ!!」と男達に大声で怒鳴るのだった。
「なんだと?」一人の男がゆっくり近寄ってくる・・・。
「いいか、この子は昨日、母親を亡くした・・・。
 バカ騒ぎをしたかったら、居酒屋にでも行けっ!!」
「知るか、ジジイ。関係ねぇだろう。」男は睨む。
そこへ愁も席を立った!紫色のビー玉を握り締めながら・・・。
すると側にいた客も次々と席を立ち、男達を睨みつける・・・。
「なんだコラァ、見てんじゃねぇよ・・・。」そう言いながら、
男達はぶつくさと文句を言いながら、店を出て行くのだった。
そんな光景を見ていた幌は突然顔を上げ、声を出した。
「思い出した!」笑顔で叫ぶ幌に驚く、愁と明示。
「あの歌、思い出したんだよ!!」満面の笑顔の幌。
それにしても、明示も勇気を出しましたね!!自分の体力の衰えと共に、注意する事を辞めてしまっていたのですが、由美の事を思い出し、ついに怒鳴る事が出来ました!
一時は殴られたりするのか!?とドキドキしましたが、周りのお客さんが、明示の勇気ある行動に賛同し、一緒に睨みつけてくれました!!こうなったら、男達も出て行くしかないですからねぇ。
ついつい相手が怖くて、見てみぬ振りをしてしまいがちですが、こうやってしかってくれる人がいるのって、大事なんですよね。
見てみぬ振りが、世の中の風紀をどんどん悪くしてしまうんですよね・・・。
それにしても、幌は何の曲を思い出そうとしていたんだろう・・・。

朝、家に帰る幌・愁・明示達・・・。
「それ、ずっと思い出そうとしてたの?」と愁が聞く。
「思い出そうとして、思い出せない・・・
 すごい気持ち悪かったんだ。そういう事ってあるよね?」
「あぁ、あることはあるさ。」明示は答える。
愁と幌は、同時にあくびをして、笑いあう。
すると、幌は声をあげる。「あぁ、お父さん・・・。」
幌の指差す先には、徹生の姿が・・・。
徹生は家の屋根の上にいて、泣いていたのでした。

近所の人達も集まり、大騒ぎ!
長いはしごがなかったからと、消防車まで出動するはめに・・・。
豪はその騒ぎに驚き、自分が徹生を引き摺り下ろすと、はしごを登るのだった。
さっさと降りろと豪が叫ぶが、徹生は嫌がり降りようとしない。
この後、告別式やらなにやらいろいろあるのに、一家の主が何やってるんだと、豪は怒鳴る。
しかし徹生は、そんなものくれてやると言い出す始末・・・。
「最後のお別れしなくていいのかって、聞いてんだよ!」
豪は怒鳴る。
「そんなもの絶対にしねぇっ!!」叫ぶ徹生・・・。
豪は屋根の上に上がると、徹生は「来るな!!」と叫びながら後ずさりをし、足を滑らせ2階の屋根から転落してしまう!(; ̄□ ̄A
みんなは心配するが、テラスの屋根や、1階の屋根にぶち当たり、それがクッションになったので、それほどのケガはしなかったようだ。徹生は、足を引きずりながら家の中へと逃げてしまう・・・。

告別式にも行かず、部屋に閉じこもる徹生・・・。
幌はそんな徹生に声をかける。
「お父さん。
 これって、なかなか音が出ないね。」
部屋の外で、幌は徹生のトランペットを吹く。
しかし音は出ない・・・。
「ねぇ、僕ね。
 どうしても最後に、あの曲をお母さんに吹いてあげたいんだ。
 ほら、うちでカラオケやった時に、お母さんが好きだった歌
徹生は黙って聞いている・・・。
「みんなが歌った後に、1曲だけよって、
 恥ずかしそうに歌ったの・・・。
 僕、あれ歌ってるお母さんの顔が、一番好きだったんだ。」
幌はまた、トランペットを一生懸命に吹く。
やはり音は出ない・・・。
「・・はぁ、駄目だ。全然音が出ない。
 僕、才能ないんだよ・・・。
 お父さんの、子供なのにね・・・。」
幌は音の出ないトランペットを必死に吹く。
そんな幌の言葉を聞いて、徹生は声を上げずに泣き出すのだった。

父親の事を情け無いなどと話す、豪やみちるに、明示は由美の言葉を話すのだった。
子供達のことも心配だが、徹生が壊れてしまうのではないかと心配していたと・・・。
豪達も辛いだろうが、徹生の立場になって想像しなさいと話す明示。
「自分以外、人の気持ちになれるかどうか・・・。
 想像力がなければ、人を思いやろうと思っても、
 その言葉は響かない
・・・。
 想像してごらん。
 もう長くない事を知りながら、夜毎あの二階の部屋で、
 お母さんの側にいたお父さん・・・。
 朝がくる度に、目覚める度に、まだそこに命がある・・・。
 ほっとして、しかし、確実にいなくなるんだと、
 また夜を迎えただろう・・・。
 そんなお父さんを、お前達最低の父親だと思うのか?
 恥ずかしい男だと・・・。」
明示に言われ、やっと徹生の気持ちがわかり始める、
みちると豪・・・。

必死に鳴らないトランペットを吹き続ける幌。
「そうじゃねぇよ、へたくそ!
 ・・・バカ野郎、俺にかしてみろ!!」と徹生をがたまりかねて部屋から出てくる。

淳一は、政希に話す。
「真柴みちると、付き合いはじめてるんだ。」
「そうか」と政希は答える。
「そうかって、それだけか?」
「いちいち人の恋愛に干渉なんかするかよ!」
「そりゃそうさ。・・・だけど」
「・・だけど、お前には婚約者がいる
「院長が・・いや父さんが勝手に決めた相手だ。
 それはなんとかするつもりだ・・・うまく。
 彼女みたいな女の子はいない。
 初めてだ。明るくて、純粋で、気の毒に・・・
 お母さんを亡くした。」
「え?」と驚く政希
「おとついの夜・・・」
「そうか・・・」
「これから、彼女を支えていきたいんだ」
「あぁ、そうしてやれ。」
「応援してくれるか。」
「あぁ、お前がそれを望むならな。」

由美の葬儀・・・
次々に花を棺に入れる供える人々・・・。
みちると豪が花を供え、手を合わせると、係りの人が棺おけのふたを閉めようとする・・・。
「待って、まだ幌が・・・」慌てて止めるみちる。
幌は会場には、まだ来てなかった・・・。

そこへ、トランペットの音色が聞えて来る・・・。
皆が音のする方を振り向くと、そこには小さな花束を抱えた幌と
トランペットを吹く徹生の姿があった。
「豪、この曲・・」
「あぁ・・・。」
徹生が演奏する曲は、『愛の讃歌』でした・・・。

幌は、由美に花を供える・・・。
「お母さん・・」

「みんな、すまなかった」と徹生は頭を下げる。
「いいんだよ、徹っちゃん。みんな気にしないから」と芳夫。
「徹っちゃん、俺謝らないと。何も知らなくて・・・」と篤。

「みちる、豪、みっともない親父で悪かったな。
 ちっと・・なんつうか、ちっと・・」
「お母さん、見てあげて。」とみちるが声をかける。
「綺麗だよ、すごく。
 ほら・・・笑ってるみたいだね。
 きっと、最後は苦しまなかったんだよ。」と豪は言う。

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由美の棺の前に歩み寄り、語り出す徹生・・・。
「オレはマジで父親なんて言えないんだ。
 母さんがみちるを妊娠したって言った時
 俺は、最初駄目だっつったんだ。
 ガキなんか堕ろせっつったんだ。
 東京で、うだつのあがらないバンドやってて
 いつまでも青春きどりで・・・
 だから、結婚なんかするつもりなかったんだよ。
 金なんかねぇし、第一こんな世の中だ
 ガキが産まれたって、どんなガキになるかわかんねぇ
 それが、あれよあれよと4人も出来ちまって・・・
 うまく、こいつにそそのかされたっていうか・・
 だから、今お前達がここに存在してるのは
 全部、母さんのお陰だ。俺なんか関係ねぇ。
 父親失格だとなんとでも思ってくれて構わねぇ・・・。
 でも、お前達の母さんは、
 俺みたいなろくでなしと一緒になったのに
 もっと他に、いい男沢山捕まえられただろうに・・・
 いつもニコニコ笑って、貧乏暮らしなのに幸せだって
 嘘でもニコニコ、ニコニコ笑って・・・」
「嘘じゃないよ。お母さんは嘘なんかつかないから」
と、みちるは言う・・・。
「見てくれのいい女は葉沢山いるかもしれねぇ。
 だけど、母さんみたいにすばらしい女は、一万人に一人だ
 俺は、分不相応に、そんなものを手に入れちまった。
 だから、苦しい・・・。
 代わりなんて、永遠に見つけられねぇからな・・・」
泣き崩れる徹生・・・。

「あんたは、親父失格なんかじゃないよ。
 下品でどうしようもなくたっていいさ。
 俺達が、大好きな母さんをこんなに愛してくれたんだから」と豪
「そうよ、父さん。
 あたしだっていつか旦那さんに言われたいもの
 一万人に一人の女だって・・・、こんな大勢のなかで。」
とみちるも言う。
「豪、みちる・・」
「僕、お父さん好きだよ。」と幌が言う。
「唄もお父さん大好き!」と唄も言う。
「唄・・・幌・・・。」見つめる徹生。

周りのみんなも涙する・・・。

「俺は、今日から父親になる。
 お前が産んだ子供達を、命を吹き込んだ子供達を
 俺が立派に育ててみせるから・・・」

徹生は子供達が写った写真を棺に入れ、由美に誓うのでした・・。

棺は、火葬場に吸いこまれて行く・・・。
それをじっと見つめる家族・・・。
徹生の手を幌が握る・・・。
もう片方の徹生の手を唄が握る・・・・。

みんなの心の中に、由美の歌声が響く・・・。

幌の手を握るみちる・・・。
唄の手を握る豪・・・。
家族は横一列になって、手を握り合い一つになるのでした。
そして明示は、そんな5人を後ろからそっと見守るのでした・・。

心の中で歌う由美に、家族みんなは拍手をしている・・・。
笑顔で「ありがとう・・・。」という由美・・・。

由美の墓に手を合わせる豪・・・。
そこへ、ほのかがやって来た。
「オレのことつけてきたのかと思ったよ
 人助けしたから惚れちまう気持ちわかるけど・・・」
違うと言うほのか・・・。
「びっくりするほど似てたから」ノートに書く。
「初恋の彼氏とか?」
」と大きく書くほのか。
そして、「しば犬」と付け加えるのだった。
「昔飼ってた犬に似てた?びっくりするほど?」
するとほのかは、豪の頭をなでるのだった・・・。
昔飼っていた犬に似てたから・・・そう答えたほのか。
照れ隠しですよねぇ。
でもその犬は、ほのかの事を必死に守ってくれるような犬だったんですよね・・・。

幌と歌は、川原を歩きながら四季の歌を歌っていた・・・。
目薬を握り締める幌・・・。

その夜、みちるは天文台に向かうのだった。
「2人とも仕事の邪魔してない?」明示に問いかけるみちる。
「あぁ、静かなもんさ。
 あぁ、唄はもう寝てしまっているかもしれないなぁ。」
「起こして帰るね。」
「私の方は、かまわんがね。」明示は答える。
「そうやって甘やかさないで」とみちるが言う。

みちるは、唄と幌を迎えに行こうと明示のいる部屋を出る。
「みちる!」声をかける明示。
「はい。」
「これから、大変かもしれないが・・・」
みちるは、力こぶを見せ、笑顔で腕を叩きながら・・・
目指せ、一万人に一人!」と、叫ぶみちる。
「ははは、素質はある。」と、うなずく明示。
「でしょ?」
「あぁ・・・」
「いいコーチが側にいるし」
「口だけ達者なものさ」
「ご謙遜を!」
「さあ、もう行きなさい。」
はいとうなずき、幌達の所に向かうみちる・・・。

幌は、望遠鏡を見ていた。
「亡くなった人はね、みんな星になるんだって
 おじいちゃんが・・・。
 だからね、お母さんもなるんだよね。」
「でも、いつなるのかな・・・」とみちる。
「きっともうすぐだよ・・・」と答える幌。

「幌、だけどお姉ちゃん昨日は感心しちゃったな
 お父さんのこと、連れてきてくれたでしょ?
 幌は、本当に人の気持ちがわかる子なんだなっ〜て・・・」
「お姉ちゃん・・・。
 僕ね、やっぱり涙がでなかったんだ。
 お母さんが死んじゃったのに、やっぱり涙がでなかった。」
「気にすることないよ。」
「でもね、一生泣かない人っていないと思う・・・」
「うん・・・。きっとそうだね。」
「だから、僕もいつか涙をこぼすと思う。
 でもさぁ、なんだろう・・・」
「ん?」
お母さんが死んじゃうよりも悲しいことって・・・」
「幌・・」その言葉に驚くみちる。
「それを考えると、ちょっと怖い気持ちになる。」
「幌、そんなこと考えたらだめだよ。」
「でも、お母さんの星が、いつも見えたら安心なのに・・・」
「幌、もう帰ろう・・。明日は学校でしょ?」

僕は、本当に世界を救えるのでしょうか?
 もしかしてその世界は、
 本当に救ったほうがいい世界なのでしょうか?
 教えてくださいお母さん・・・。
 僕は、虹色の戦士を後2人、探したほうがいいのでしょうか?

幌が落とした目薬を拾うみちる・・・。

aikuru06-03

「見えた!お母さんだ!!」幌は望遠鏡を覗きながら叫ぶ。
「え?」驚くみちる。

幌が望遠鏡から体をずらすと、そこから射し込む光の筋があった。
みちるは、その光の筋に近寄る・・・。
幌は、その光をやさしく微笑んで見つめている・・・。
バトン・・・
みちるは、その光りの筋を両手でそっと包み込むのでした・・・。

まるで、みちると唄の会話を聞いていたかのように、
幌がお母さんの光を見つけました。
空からお母さんのバトンを渡されたみちる・・・。
とても暖かそうな光でした。

それにしても、やはりお母さんの死を泣けなかった幌。
お母さんの死よりも悲しいこととは、それはどんなに辛い大きな悲しみなんでしょう・・・。
怖くなってしまう幌の気持ちは、よくわかります。
そんな悲劇が来ない事を祈ります・・・。
幌には、幸せな涙を流させてあげたいなぁ・・・。

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コメント

ミウミウさん、こんばんは。
とうとうお母さんが亡くなってしまいましたねぇ…。
子供達はもちろん寂しいだろうけど、お父さんがやっぱりすごく悲しんでましたね。
お母さんが心配していた通り、壊れてしまったというか。
世界で一番大切な人がいなくなってしまうなんて、想像できないような悲しみだろうな~。
これからはお父さんも悲しみを乗り越えて、家族みんなを引っ張っていってくれるといいですね。

投稿: miju | 2005.05.16 22:34

mijuさん、こんばんわ(^-^)

由美の言っていた通りになりましたねぇ・・・。
でも、さすが幌!見事に徹生を引っ張り出してきました☆
腹をくくった徹生は、これからは逃げずに家族と向き合ってくれる事でしょうね・・・。
心配なのは、幌にとって母親を失う事よりも悲しい事がおきなければいいと思います。
幌には、そんな悲しい涙は流して欲しくないですよね・・・。

投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.05.17 22:11

ミウミウさん、こんにちは!
光のバトンか・・・そうきたかって感じでしたよね。
設定が上手いなあ~と思いました。

みちること綾瀬さんは、一万人以上のファンから
既に愛されているので良しと・・・。
矢口が悲しませないかと、心配です(苦笑)。

投稿: ads(あず) | 2005.05.19 03:46

adsさん、こんばんわ(^-^)

素敵な演出でしたよね・・・。『光のバトン』
由美のバトンをしっかり受取ったみちる・・・。
素敵な女性に成長しそうですよね。

矢口との恋愛は、なんだかハッピエンドにはならないような気がしてきました・・・。(汗)

投稿: ミウミウ@管理人 | 2005.05.19 22:57

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受信: 2005.05.19 03:49

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