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2005.05.12

「離婚弁護士2」第4話

story4_mpic9 貴子は、とあるスタジオにいる。
「う〜ん、いいよ。今度は軽く笑ってみようかな?」とカメラマン。
貴子はひきつりながら微笑む。
「右手をね、あぁ〜ちょっと顎を押さえてくれる?」と言われ、なんだか間の抜けた顔で顎に手をやる貴子・・・・。
「あ〜そうそう!いい感じだ!!」と言って、次々とシャッターを押すカメラマン・・・。
カメラマンは次々と注文を出し、貴子はその指示通りにポーズを取るが、どれもぎくしゃくしている・・・。
う〜ん、なんか変だなぁ・・・と思ったら。カメラの先には若い女性が・・・。(; ̄□ ̄A
貴子は「ハンサムウーマン」の雑誌の撮影現場にお邪魔していただけだった(笑)

貴子は、編集長の三神とそこで打合せをする・・・。
「先生、例のコラムですけど。
 どうも難航しているようなんで・・・
 もうちょっとシンプルにして、
 『恋とは・・・』っていうテーマで、お願い出来ますか?」
「恋!?」と聞きなおす貴子。そこへカメラマンがやって来た。
「いやぁ〜、三神さん、お疲れさん。
 お、こちらが噂の美人弁護士さん?」
「そうでしょ?とても弁護士さんに見えないでしょ!」と三神。
そう言われて、照れる貴子・・・。
「今ねぇ、くどいてるところなんだ・・・・」と三神は言う。
「そうなんですか・・・!?」驚く貴子。
コラムをお願いしようと思ってねぇ。」
と、三神。。。(o_ _)oコケッ⌒☆
「あぁ〜、コラムねぇ・・・。」がっかりする貴子。
「いやぁ〜、しかし綺麗な人だなぁ・・・。1枚いきましょうよ」
カメラマンに勧められ、貴子は三神と一緒に写真を撮る事に!
三神に肩に手を回されて、驚く驚いた顔で写真を撮られる貴子。

一方貴子の事務所では、応接間で、仕事の話をしている人影に向かい、亜紀や柳田が感心するように話をしている・・・。
「先生って、さすがですねぇ・・・。」と惚れ惚れと語る、亜紀。
「たいしたもんだよなぁ。1週間で8件も解決かよぉ。」と柳田。
「あんな美人で、スゴォ〜イ!!」と亜紀。
そんな二人の会話を気に食わない様子で聞く、つや子・・・。
そこで、来客が引き上げ、部屋の中から出て来た人物は、なんと絵里だった!!
貴子の下で働くことになった絵里は、次々と案件を解決し、その実力を見せつけていたのだった。
「次のクライアントに行くわよ。」と大介をアシスタントにして引っ張りまわしていた。
そんな様子を見ていたつや子は、いまだに絵里のことを認めない、と息巻いているのだった。
もう、貴子の事務所に来て働いているですか!!(@_@;
絵里と貴子は弁護士として、依頼人に対する考え方がかなり違うんだけど、大丈夫なのかなぁ・・・(^-^;

そのころ貴子は、「ハンサム ウーマン」の編集長・三神のことで頭がいっぱいだった。眉間の皺、逞しい二の腕、タバコの吸い方…
三神の何もかもが貴子好みだった。そんな貴子にこっそり近づき、彼女が持っていた三神とのツーショット写真を覗き見たつや子は、まずは依頼されたコラムを完璧に仕上げて出来る女だと思わせるべきだ、と言い出し、全面バックアップを約束するのだった。
「よぉ〜く調べた方がいいわよ。40過ぎで、独身で、いい男。
 なぁ〜んか一筋縄でいかない、意外な秘密があったりするかも。」
と余計な事を言うつや子・・・。

絵里と大介は、新しい依頼人・京子(萩尾みどり)と会う。京子は、ギャンブルもやらない真面目な夫・時夫(田山涼成)が家に生活費を入れなくなったことから、愛人が出来たのではないか、と疑っていた。が、そのことで京子が文句を言うと、時夫は、結婚前に交わした
夫婦財産契約』を持ち出してきたのだという。
共働きだった時夫と京子は、結婚前に、家のローンと子どもの養育費は時夫が、生活費は京子が出す、という『夫婦財産契約』を交わしていたのだった。

貴子の事務所では、紀三郎が『夫婦財産契約』の説明をしている。
「日本にはあまり例がないんですが、
 結婚前に、生活費などの分担を取り決めて、
 契約をするんですな。」
「生活費は旦那さんが、そして教育費は奥さんが、
 みたいな感じね・・・。」と貴子。
「ところがその契約、結婚後に一方が条件を変えたくても、
 もう一方が同意しない限り、変更は出来ません。」
「えぇ〜!?うちの旦那、小遣い月7千円なんだけど、
 変えちゃ いけないの?」とつや子は言い出す。
「安っ!」と驚く柳田。
「大丈夫。結婚後の契約は問題ないの。
 『夫婦財産契約』っていうのは、あくまでも結婚前。
 他人同士として、結婚後の費用分担の契約を
 交わしたってことなの。」
「よかったぁ〜。じゃ、5千円にしよっ!」とつや子は言い出す。
「下げんのかよ!」とまたまた驚く柳田。
いや、ほんとつや子の旦那さんはかわいそう・・・。
今時1万以下の小遣いだなんて、なのにつや子は更に2千円下げようとしてるし!私も柳田と一緒に驚いてしまったわ。(; ̄□ ̄A

「奥さんとしては、こんな契約取り消すか、
 旦那さんが、生活費を入れるように変更して欲しいって。
 当然ですよねぇ・・・。」と貴子。
「ところが、ご主人がうんと言わない限り、
 変更も取り消しも出来ない・・・。
 なかなかやっかいな案件ですなぁ。」と紀三郎は言う。
「大丈夫ですよぉ。契約って言っても夫婦間のことですし。
 お互いよく話し合って、納得し合えばいいんですから。」
と貴子は言う。
「ご主人も一時的に、カーっとなってやっちゃったんでしょうな。」
と紀三郎も話す・・・。

その頃、喫茶店で話を聞いていた、絵里と大介。
「あの、夫婦財産契約って、変えられますよね?」
依頼主の京子は、絵里に聞く。
「大丈夫です。
 要するに、奥さんにお金が入ればいいんでしょう?」
絵里にそう言われ、京子はとりあえず頷くのでした・・・。

資料を見て貴子は、依頼主の夫・時夫のことを思い出す。貴子が以前勤めていた事務所が、時夫の会社・七海商亊の顧問をしていたことがあり、一緒に仕事をしたことがあったのだ。貴子は、真面目ひと筋で家庭も大事にしていた時夫が、生活費を入れなくなったことに不審を抱くのでした・・・。

ハンサム・ウーマン編集室。
「この間頂いた、『恋とは』っていうテーマのコラムの事
 なんですがね。ちょっと固いんですよね・・・。
 『恋という状態が継続されれば、婚約という形に進展していく
  可能性が大であり、婚約とは民法上・・・
』ってねぇ・・」
三神は貴子が提出した原稿を読み上げる。
うわぁ〜、なんてガチガチな文章!これじゃあねぇ(^-^;
「ダメなんですか!?」と貴子。(当然でしょう)
「う〜〜ん。
 今度一緒に食事でもさせてもらって、
 もうちょっと僕のイメージを、伝えさせてもらった方が
 いいかなぁ・・・。
 今度の金曜日って、お時間取れます?」と三神が聞く。
「え?!」
「あ、ダメかぁ・・・。」
ガラ空きです!」即答する貴子。(^-^;
「ん?あっ、そうですか・・・じゃあ。」
その時三神宛に電話が入る。
「ちょっと失礼。」貴子の腕に手を置きそう言い、三神は席を外す。
「誘われた?触られた!」
貴子は、コーヒーのお代わりを勧めに来た女子社員に聞く。
「参考までに伺いたいんですけれど、編集長っていうのは
 どんな人なのかな・・って思ってね、これ。」
相変わらず、良いように誤解しまくりですねぇ・・・(笑)
ここまで誤解できる貴子は、なんだか珍獣のようだw

それから数日後、京子が、時夫に殴られた、と絵里たちに泣きついてくる。話し合おうとしたら逆ギレされて、殴られたのだという。絵里は、病院に行って診断書を貰うよう京子にアドバイスするとともに、離婚を提案するのだった・・・。
「離婚?」驚く大介。
「夫婦財産契約は、一方からの取り消しは出来ない。
 なら、夫婦でなくなればいい。簡単なことでしょう?」
京子が帰った後、絵里が大介に説明する。
「婚費、つまり婚姻費用は入れない。
 女性の影はちらつく。DVはある・・・。
 離婚を請求して何が悪いの
 奥さんの望むお金も、財産分与と慰謝料で取れる。
 依頼人の利益が第一よ。」
「でも・・・奥さんはこう、一時的な感情でついカッとなって。」
「一時的な感情なんて、あなたにわかるの?」
黙り込んでしまう大介・・・。
「いい?私の経験から、結婚10年以上たって
 離婚を切り出された場合、相当意思は固い。
 こっちは依頼されたことだけをやればいいの。わかった?」
絵里はそう言い歩き出す。
大介は、そんな絵里のやり方に疑問を感じていた・・・。
いや、離婚って言い出したのは、絵里のはず。
奥さんはそこまで考えてなかったのに、絵里にどんどん進められて、勝手に離婚でケリをつける事になってしまっただけなのでは・・・。
意思が固いなんて、いい加減な事を言ってます。
大介もその辺をツッコミたかったみたいだけど、うまく言えずに引き下がってしまいました。
貴子はちゃんと依頼主の意思を汲み取って仕事を引き受けていたのに対し、絵里はお金の要求という点だけを重視し、依頼主の本当の気持ちを読み違えている・・・。
一組の夫婦を、簡単に離婚という方向へ話を持って行く絵里子のやり方には、かなり問題があるよね・・・。(-_-;

同じ頃、貴子の事務所では、
恋とは』と書かれたホワイトボードを前につや子が話をしている。
「これがテーマです。
 これについて、各自400字詰め原稿用紙に3枚書くこと!」
「えぇ、何ソレ!」と亜紀は叫ぶ。
「良かったら採用、悪かったら向こう1ヶ月団子な〜し!」
これは事務所の広報活動の一環なのだと柳田、紀三郎、亜紀の3人に説明し、コラムの原稿を書かせようとしている。
「ふざけんな!こっちは忙しいんだよっ!」と柳田は叫ぶ。
「しゃ〜ら〜っっぷ!
 私の命令、これすなわち、ボス弁・貴子の命令で〜す。
 逆らったら・・・クビだかんなぁ!」
これもまた、つや子の勝手な行動なんだろうなぁ(^-^;

「彼女はいないみたいですよぉ。・・・か。」
2ショットの写真を見つめ、編集部で聞き出した情報を呟く貴子。
「女性誌の編集長で42歳で独身で彼女はいない。
 あんなイイ男が・・・なんで?」

意外な秘密があったりするかも・・・。」
つや子が言った言葉が頭をよぎる。
空想する貴子・・・。
三神が男と二人で、楽しそうに話をしている・・・
その相手が振り返ると、その相手はなんと柳田だった!!
「そっちか!」思わず貴子は叫ぶ。
「そんな・・・。そりゃないわよねぇ。」と貴子。

「でも・・・編集部には20代30代の素敵な女性が多かった。」
またまた空想を始める貴子・・・。
三神が女性と、楽しそうに話をしている・・・
その相手が振り返ると、その相手は今度は亜紀だった!!
「若い子好きぃ〜!?」
そう叫びながら、イスを後ろに滑らせる貴子・・・。
その時絵里と大介が事務所に戻って来た。
貴子を見て、唖然とする二人・・・。
思わず固まってしまう貴子・・・。
「大丈夫ですか?」と絵里は聞く。
「・・・あぁ。別に。」と焦る貴子。
「あ、例の狭山さんの件、どうなった?」貴子は絵里に聞く。
「順調にいってます。何か?」と絵里は答える。
「あのご主人、知り合いだから・・ちょっと気になって。」
「迅速に処理しています。ご心配なく。」
貴子は自分の恋の心配ばかりですねぇ・・・。仕事中に変な空想で叫び声あげちゃうなんて(^-^;

つや子は、みんなに依頼したコラムの原稿のダメだしをする・・・。
「全然ダメ!!」柳田の原稿を読み上げるつや子。
「『結婚とは宝くじである。
  但し外れても破く訳にはいかない
。』・・・って。
 上手いんだけどさぁ、あんたの文章、
 全体的に、こう女への恨みつらみが多くて暗いのよぉ・・・。」
「俺に書かせるからだろ!」とキレる柳田。
次に、紀三郎の所に行き、ダメだしをするつや子。
「あと紀三郎さん!もぉ、全然ダメ!!
 『仲良きことは美しきかなと武者小路実篤も申してます。』って、
 知らないっちゅーの!実篤の意見は聞いてないっちゅーの!!
 読んでるのはねぇ20代のOLなんですからぁ〜。」
「これはどうも失礼をいたしました。」と謝る紀三郎。
「ったくもう。どいつもこいつも使えないわねぇ〜。」

亜紀は原稿用紙に向かいながら、何故か落ち着かないでいた。
そこへ絵里が戻って来た。
「あ、お帰りなさい。」と亜紀。
「何?」亜紀の原稿用紙を覗き込む絵里。
「あ、事務所の宣伝活動です。
 コラムを雑誌に載せるっていうんで・・・。」
「ふ〜ん。」そう言いながら、席に向かう絵里。
「もうまぁ〜だぁ〜?相変わらずトロいわねぇ〜。」
つや子が文句をいいに来る。
「あの、なんか、間宮先生・・・
 ものすご〜く私のこと見てるんですけど。」と亜紀が貴子を見る。
「うーーーーっ。」
机の上に両手を揃え、その上に顎を乗せている貴子。
そして、唸りながら亜紀を見つめているのだった・・・。
「ほんとだ!なんか・・エサ取られた柴犬みたい。」
貴子は、自分が空想した三神の相手に亜紀が出て来たもんだから、
亜紀に三神を取られた気分なんですね。でも、エサを取られた芝犬みたい・・って顔、本当にあってて、思い切り笑っちゃいました!
ヾ(>▽<)o

事務所に入った電話を取る貴子。それは佐山からだった。
絵里は、離婚に伴う慰謝料の請求として、時夫の退職金の仮押さえをかけていたのだった。
story4_mpic5 会社にまでその書類が送られてきたことに激怒した時夫は、貴子に今は役員になれるかどうかの大事な時期なのだ、とクレームを入れる。生活費を入れなくなったのも、経費削減のあおりを受けたからなのだという・・・。
「カットになったんですよ!給料が。
 それは女房も知っています。
 経費削減。接待費も自腹になったんです。いろいろと入り用で。
 それに女房だって、貯金ぐらいはあるでしょう!
 まぁ確かに、ここのところ忙しくて
 家の事は構ってやれなかったけど、だからと言ってですよ!」
そこが、一番の原因じゃないんでしょうか・・・。
 奥様だって、一時的に感情的になられているのかもしれませんし。
 たぶん、お金の事だけで騒がれているんじゃないと思いますよ。
 もう一度、ご夫婦で、ゆっくり話し合われてみては
 いかがですか?」
「・・・
 わかりました。
 先生のおっしゃる通りかもしれませんね。」
時夫は落ち着いて、うっすらと笑みを浮かべる・・・。
う〜ん、いくら経費削減とはいえ、生活費を入れられなくなるくらいの削減なんて、ありえない!
これはやっぱりなんかあるよね・・・・。

貴子は、ただちに絵里を呼び、今回の件について問いただす。
しかし絵里は、この案件は夫婦財産契約から暴力による離婚手続き
に変わっているのだから、慰謝料に保全をかけるのは当然だ、
と言い切るのだった・・・。
そこで初めて京子が家を出てしまったことを知った貴子は、驚きを隠せない・・・。

つや子はまだ、コラムの原稿のことで騒いでいた・・・。
「『男ウケするのは、ミニよりも女子アナファッション。
  料理のとりわけで女らしさをアピールするのは基本中の基本
。』
 ・・・ねぇ、あんたこれ、合コン心得集じゃないの!」
亜紀の原稿を読み上げるつや子。
「ダメですか〜!?」と亜紀。
「恋についての大人のコラムなの。ったくも〜!」文句たらたら・・・

「なんだこれ?」柳田が原稿用紙を手に取る。
「ダメダメダメダメ!!」慌てるつや子。
柳田は、その原稿を読み上げる。
「『辛い恋もありました。悲しい夜もありました。
  あなたに抱かれたぬくもり胸に、今日も私は生きていく
。』
 ってこれ、女ののど自慢じゃねーか!」
「正直、文章は苦手なんだよね、実は・・。」とつや子。
「よくこれで人にダメだしできるな!」呆れる柳田。

絵里は時夫を事務所に呼び出し、離婚に伴う慰謝料として
3000万円を請求した。時夫は、まるでケンカを売るような絵里の態度に腹を立て、裁判でも何でも勝手にやればいい、と言い残すと席を立ってしまう。

この騒動のせいで、三神との食事の約束をすっかり忘れていた
貴子は、慌ててレストランに向かった。三神はすでに酔っているようだった。
「すみません。バタバタしていてうっかり。」
「いいですよ。
 何度か電話したけど留守電だったし、先にやってました。」
と三神は答える。
「もぅ〜。バカー!」自分を責める貴子。
そこに、三神の雑誌でモデルをしている女性が通りがかり、彼に挨拶をした。が、実は三神は、若い女性が苦手なのだという。
「若い子が苦手っ!」とテーブルの下でガッツポーズをする貴子。
そんな彼から、日を改めてゆっくり食事でも、と言われた貴子は、すっかり舞い上がっていた。
その帰り道、貴子の携帯に時夫から電話が入った。貴子に話があるのだという。時夫が仕事の関係ですぐ近所にいることを知った貴子は、川沿いの公園で彼と会うのでした。
七海商亊の内情を知る貴子は、時夫が話を切り出す前に、役員に選ばれそうにない苛立ちから京子にあたってしまったのではないか、と尋ねた。時夫は、何も答えなかった。そんな彼に貴子は、役員選挙の結果がどうなっても、時夫のいままでの仕事に対する評価は変わらない、と言って慰めるのでした・・・。
が、時夫と別れた直後、貴子はある重大なことに気づく。時夫が仕事で訪ねたという近所の会社のビルが、解体工事中だったのだ。

あくる日、大介は絵里の言葉を思い出し、悩んでいた・・・。
「佐伯先生のやり方は、本当に正しいんでしょうか?
 あれが、弁護士として正しいなら、なんか俺、
 司法試験目指すの、嫌になるっていうか・・・。」
通りがかった紀三郎に尋ねる大介。
「しかし、なかなか、やっかいな案件ですなぁ・・。
 まぁ、佐伯先生はね、法律のプロですから、
 ご自分で正しいと思われた答えを出されたんじゃないで
 しょうかね・・・。
 私はね、まぁ結果はともかくとして、
 プロセスにこそ真実があると、思っているんですがね。」
紀三郎は大介にそう語るのでした。

あくる日、貴子は、ハローワークで職探しをしていた時夫を訪ねた。時夫は、半年前に七海商亊をリストラされていたのだった。貴子は、事情を話せば京子もわかってくれるはずだ、と嗚咽する時夫に優しく声をかけるのでした・・・。
家族を犠牲にまでして、会社に勤めてきたのに、会社に捨てられたなんて、言えなかったと言う時夫・・・。
でも、辛いけれど、仕方が無い事・・・。隠し通せる事ではないですよね・・・。だから夫婦の間もおかしくなってしまった。
真実を話していれば、奥さんだって責めたりしないはず・・・。

その夜、貴子、絵里、大介が同席し、時夫と京子がカフェレストランで話し合うことになった。ところがそこに、時夫のかつての部下たちが偶然居合わせ、口々に時夫の悪口を言い始めた。
「半年経ってもまだ職見つからないらしい。」
「使い物になんないだろう。
 だって土下座しか能のないオヤジだぜ。」
男達の言葉を笑って聞いている時夫。
そんな夫の笑顔を妻が悲しそうに見つめる。
「コンビニの営業なんてパソコンでやるでしょう。」
今どき体張って?頭悪いよね。」
「だからさぁ、嫁さんに逃げられちゃうんだよー。」
「キツいな。お前もそうなっちゃうんじゃねーの?」
「なんないよ。」
あぁにはなりたくねーよなぁー
「古いんだよなぁー、やり方が!」
屈辱に震えながらも、何も言い返せない時夫。そんな彼の姿を見かねた大介が立ち上がろうとした瞬間、貴子が席を立った。貴子は、その部下たちのいるテーブルに向かうと、ひとりひとりにワインを注ぎながら、七海商亊とコンビニのルートを開拓したのは時夫であることを告げた。「そのおかげで、楽出来ているのよ〜。
 あったま悪そうだから、ついでに教えといてあげるね〜。
 狭山さんはね、好き好んで頭下げてるわけじゃないの。
 頭下げて戦ってるの。あんたたちみたいに自分勝手な、
 自尊心ばかり高い、薄っぺらいガキとは違うのよ」。部下たちは、そんな貴子に気圧されて、完全に言葉を失っていた…。
もう、この男達に、おもいっきりムカついた!!何も本人の前で、聞こえているのに、よく平気でそこまで悪口をしゃべれるもんだ。
あまりの礼儀のなさに、私もマジに怒ってしまったよ。
でもそこで、貴子がビシッと言ってくれたので、スッキリとした。
今、あんた達が楽出来るのは、佐山のお陰なのだと聞かされた時の、
唖然とした男達の顔といったら・・・。( ̄m ̄〃)
あぁ〜スッキリした!

貴子たちと別れた時夫と京子は、一緒に家に戻った。京子は、パートを増やすから生活はなんとかなる、と時夫に声をかけ、笑顔で『夫婦財産契約書』を破り捨てた。

大介が、絵里に言う。
「男と女の仲っていうのは、
 こう、一筋縄ではいかないってことですよ
 まぁ、先生にはわからないだろうけど。」
得意になって話す大介。
「・・・・・わかってるわよ。」
「え?」
「嫌っていうぐらいにね。」神妙な面持ちで話す絵里・・・。
大介は、いつもと違う絵里の雰囲気に驚くのだった。

ハンサム・ウーマン編集部。
三神が貴子に電話をする。
「いやぁ、間宮先生。最高です、この原稿!
 『恋はいつも出会い頭である。
  男と女に与えられた、最も素敵で切ない事故なのだ
。』
 大人の女性の恋愛感が、バッチリ表現されていますよ。」
「・・そうですかぁ」と返事をする貴子。
男と女のことを良く知っていないと、なかなか書けない
 これからもこの調子で、よろしくお願いします。」
「はい、わかりました!じゃ、どうも・・・。」
電話を切ったあと、貴子はつや子に尋ねる。
「誰が書いたの?・・・誰!?」
つや子の視線の先にいるのは、絵里だった。
「いい宣伝になりました?」と絵里は微笑むのだった。
絵里がちゃんと事務所の宣伝活動に参加するとは、意外だった!
それに、文章もうまいとは!!
なんだか過去に男とうまくいかなかった苦い過去もありそうで・・・
下手すると、連載担当を取られてしまうかも!?

とあるバーで話す貴子とつや子。
「なぁ〜んか面白くない!!」と貴子。
「まぁまぁまぁまぁ・・・。
 それより、どうだった?
 彼氏の意外な秘密、発見出来た?」つや子がそう尋ねる。
「それがさぁ、若い子苦手なんだって!」
嬉しそうな貴子。
「ふ〜ん。じゃあ、フケ専だったりして!」
「フケ専?」
フケたおばちゃん専門ってことよ!」
そう言われて、貴子は空想する・・・
三神が女性と、楽しそうに話をしている・・・
その相手が振り返ると、その相手は・・つや子だった!!
「ないな!それはない!!」と否定する貴子。
「何でフケたおばちゃんのイメージ私なのよ!」とつや子。
「ごめんごめん。そんなつもりじゃない。」笑う貴子。
「あっ!」つや子が、他の客席を見て驚く。
貴子もそちらに目をやると、そこには・・・
三神が若い女性の肩に手を回し、楽しそうに話している姿が。
「三神さん・・・。」呆然とする貴子。

今度は貴子の空想ではなく、本当に女性と楽しく過ごしている現場を目撃してしまいましたねぇ・・・。
この相手は、恋人なのか、ただの仕事関係の相手なのか・・・。
貴子は、また一人悶々としてしまうのでしょう(^-^;

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