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2005.05.28

「恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜」第7回

sto07_img01 家の明け渡しまであと数週間・・・。

出勤途中に龍太に会ったまり子は、龍太が自分の不倫相手、
谷崎(小原雅人)と勝手に会ったことを責める。
「何、勝手やってんの?誰がそんな
 こと頼んだ?
 何の権利があってそんなことすんの!いい加減にしてよ。
 あんたの顔なんて二度と見たくない。
 二度とうちに来んな!このバカ!!」
まり子は龍太を引っ叩き、罵るとすぐさま立去るのだった。

新経済倶楽部主催『第15回経済戦略フォーラム』の会場・・・。
"東條貿易の買収"や"ミケーレとの契約"の件で、噂を聞いた
各社の取締役達が、口々に島男を褒め名刺交換をしている・・・。
島男は、自分がやった訳ではないなどと話すが、みんなは何を謙遜
しているのだと取り合わない・・・。
そんな光景を驚き見つめる神谷と裕美。高柳と香織も遠くからその
様子を見ている・・・。

「独立とか、お考えになっていないんですか?」
誰かに声をかけられる・・・
「独立?」
あなたは誰かに使われている器ではない
 そんなこと、考えたことはありませんか?」
「いやぁ、ないですけど・・・。」
「惜しいなぁ・・・あぁ、すいませんこんな場所で変な事
 言っちゃって・・・。
 ご挨拶が遅れました。ロイドブラザーズの桜庭です。」
と男は島男に名刺を差し出す・・・。
また改めて連絡すると言い、その場を立ち去る桜庭・・・。
そんな光景を、心配そうに見つめる高柳・・・。

彼は、投資会社ロイドブラザーズの桜庭智明(鶴見辰吾)だった。

『リオハ』で飲む香織と島男。
「E WIREDの五十嵐社長?
 へぇ・・高柳社長をライバル視してるのに、
 ご挨拶にいらしたの?」
島男が今日手に入れた大量の名刺を見ながら香織が驚く。
「あまり覚えていません・・・。」疲れきった様子の島男。
「香織さんは、社長の事をどう思ってるんですか?」
「え?」驚く香織・・・。
「僕はもう、社長の下では働けないかもしれません。
 ものすごく後味の悪い仕事でした・・・。本当に嫌でした。」
島男は東條貿易での件で、すっかり落ち込んでいるのだった。

フロンティアのオフィスで、一人残業している七海に
パーティーで島男は人気者だったと、高柳は話す。
知名度が上がった島男を利用するのだと話す高柳・・・。
しかし、それは同時に危険も伴うのでは?と話す七海。
「何の危険だよ?」
ヘッドハンティング。」
「バカバカしい!張子の虎だぞ。」
「あなたがそう言うように、相手も人気や名声が大切なのは
 知っているでしょう。それに・・・
 相当悩んでいるみたいよ、東條貿易の件。」
「ごく当たり前のビジネスじゃないか。」
「そういう人なのよ。鈴木島男って・・・。
 あれだけ人脈を持って、人気者になってしまった島男君に、
 もし辞められたら・・・。」
七海はそう心配する。

桜庭の名刺を見た香織は、ロイド・ブラザースは最近ベンチャー
ビジネスに次々と出資している、外資系の投資会社なのだと
島男に教える・・・。
「その人が、独立しないかって言っていました。」
「そんな気があるの?」
「まさか。僕はそんなに思い上がっちゃいません。
 自分が一人でやっていける訳ないし、
 そんなに甘くはないですよ・・・。」
島男は暗い面持ちだった・・・。

七海の不安は的中する。
ロイドブラザーズ桜庭は、やはり島男にフロンティアから独立して
起業しないかと誘うのだった。
そして、さらに島男の借金を肩代わりすると申し出るのだった。
冗談は辞めて欲しいと断る島男に、桜庭は
「冗談ではありません。私は冗談は嫌いなんです。
 鈴木さん、あなた、起業すべきです。
 独立しない限り、ネジ作っているのと同じなんですよ
 高柳社長にも、ご不満があるようですし・・・いかがですか?
 ロイドブラザースが、全面的に援助します。」
と勧める・・・。
「せっかくですが・・・
 僕は自分の身の程を知ってるつもりです。」
島男はその申し出を断るのだった。

高柳は島男を呼び出し、提案をする。
「今度の取締役会で、お前を取締役に推薦する予定だ。
 お前も、経営者の一員になるんだ。どうだ?」
「困ります。僕はそんな器じゃありません。
 正直言って、自信がありません。それに・・・」
「それに?いいから言ってみろ。」
「より偉くなっていくということは、
 より、社長の命令を聞かなければいけない立場になるという
 ことですよね。・・・嫌なんです。
 また、この間のような思いをするのは・・・。」
「ふっ・・話は変わるけど、家の方はどうなんだ?」
「2週間後に明け渡します・・・。」
「そうか・・・
 取締役になると、社員を辞めることになる。
 ・・退職金が出るのは知ってるか?
「え?」驚く島男・・・。
借金がすべて払える金額を、用意しよう
 結論は今出さなくていい・・・。」
それだけ伝えると、部屋を後にする高柳・・・。
七海に言われて、島男のヘッドハンティングの防止策を
取締役という地位を与える事で、防ごうとしましたか!
しかも退職金で借金返済が出来る額にするなんて!(; ̄□ ̄A
島男はフロンティアに勤めて、そんなに経ってないよね?
なのに、そんなに退職金を支払うなんて・・・。
すごい会社だ(@_@;

その夜、居酒屋で島男は、取締役就任を高柳から打診されたと
龍太に話す。
喜ぶ龍太だが、島男はまだ悩んでいた。そんな島男に龍太は、まり
子が会社の終わった後、借金返済のためクラブで働いていることを
話す。
「家のこととか、まり子のこと考えたら、
 悩んでる暇なんかねぇだろ。
 それで確実に幸せになれるやつがいるんだよ、目の前に
 あいつのこと、わかってやってくれよ・・・。」
龍太に言われ、島男は高柳の申し出を受ける決心をするのだった。

まり子が帰宅すると島男は、フロンティアの取締役になって借金を
返すと告げた・・・。
まり子は涙を流して喜ぶのだった・・・。

翌日、島男は高柳のもとへ行く・・。
「謹んで、お受けします。」
そう言い、頭を下げる島男。
「それは良かった。これからはお互いパートナーということだ。
 正式には、取締役会のあと、株主総会で承認されることになる。
 役員はもはや、社員ではない。
 今までとは全く違う仕事が要求される・・・。
 取締役というのは、経営者なんだ。覚えておけ・・・。」
「ひとつだけ、今話しておきたいことがあります。
 取締役になっても、僕は多分僕のやり方でしか出来ないと
 思うんですけど、それでよろしいでしょうか?」
「構わんよ。」笑顔でうなずき答える高柳。
余裕な表情の高柳、島男のやり方でうまく行くはずが無いと
高をくくっているのでしょうか・・・(-_-;


高柳は、早速みんなに島男が取締役になる事を告げる。
驚くみんな・・・。
高柳は、島男の下に宮沢と香織をつけるのだった。
「鈴木、おめでとう。
 この野郎、むかつくような出世しやがって。」
そう言い神谷が笑顔で話す。
「すみません。」島男も笑う。
「鈴木・・・でもお前、本当に大丈夫か?」
「はい。」島男は笑顔で返事をするのだった。

高柳に声をかける七海。
「このまま従順なしもべになるかしら。
 肩書きや報酬さえ与えれば、普通の人間はおとなしくなるけど、
 彼はそういうタイプじゃないものね・・・。
 鈴木島男は一筋縄ではいかないわ。
 今まで見たことがない種類の人間だもの。彼だけは例外かも。」
「例外はない。あいつ自身気づいていないが、
 ビジネスには麻薬のような力がある
 自分はそうじゃないと思っていても、知らず知らずのうちに
 その力に取り込まれていくんだ。
 持てるものは、ますます欲しくなり、
 勝ってるものは、勝ち続けなければ気が済まず、
 二度と負けられなくなる。
 そういう底なしの欲望に、突き動かされて生きていくんだ。」
「彼がそうなると思う?」
「なるさ、絶対にな。
 それから逃れられる人間なんていやしない
 例外はないんだ。」
ビジネスの麻薬に取り付かれ、取り込まれていく・・・
恐ろしいですよね。
その結果、高柳も今の人格になったと言うのでしょうか?
島男にその経験をさせ、やはり島男を自分に平伏させたいのでしょ
うか??
自分のやっている事は、間違いはないのだと・・・。

取締役になった島男に、周りの態度はガラッと変わる。
朝は、黒塗りの高級車が迎えに来る。
島男とまり子は大騒ぎ。
会社に到着すると、香織と宮沢は車寄せで島男を出迎える。
運転手がドアを開け、島男が車から降りると、香織が島男の荷物を
すかさず受け取る。
「鈴木取締役、おはようございます。」
受付の女性も、島男に礼儀正しく挨拶をする。
「島男取締役!おはようございます!」
警備員の豊田も嬉しそうに声をかける・・・。
社内でも、誰もが島男に挨拶をする・・・。

TVのニュースでも取り上げられ、島男の姿が映り、まり子は大慌
てでビデオに録画をしようとするが、間に合わずに失敗する。(^-^;

取締役としての島男の忙しい日々が始まった。
最初の大きな仕事は、宮沢が動いていたCG制作会社
『ギガワークス』と共同出資の新会社を設立すること。
早期契約を促す宮沢は、島男に何十億単位の決済を迫る。
「取締役と社員の決定的な違いは、株主と従業員に対する
 責任の重さだ。
 物事を判断する基準は、株主と従業員に利益をもたらすか
 どうかということだ。それだけは、忘れるな。
 後はお前が決めればいい・・・。」
と高柳にそう言われた島男は、迷いながらも決断を下した。

sto07_img03 そんな時、桜庭から島男にまた電話が入る。
「取締役就任、
 おめでとうございます。
 私が言ったとおりじゃないですか。
 それはあなたが、
 やっぱりこの世界で
 通用するということなんですよ。
 この就任は、あなた自身に価値がある
 ということを証明したんです。
 あなたはますますもって、独立するべきなんです。
 取締役になって、経営者の一人と言われて、
 そんなつもりになってるんじゃないでしょうね?
 いいですか。自分で起業しない限り、
 今までと全く何も変わらないんですよ。
 まぁ、気が変わったらお電話ください。
 こちらも気長にお待ちしております・・・。」
なかなかしぶとく島男を狙ってますねぇ・・・。
やはり高柳と違う魅力に、期待をしているんでしょうか。

 
宮沢が進めるこの契約に『ギガワークス』から待ったがかかる。
どういうことかと社長に会おうとするするが、連絡が取れない。
痺れを切らした島男は、宮沢と『ギガワークス』へ向かう・・・。

すると『ギガワークス』社長は、『フロンティア』と同業の他社と
契約を交わしてしまったと言うのだった。(; ̄□ ̄A

フロンティアに戻った二人。
「どうしてE WIREDの動きに察知出来なかったんですか!
 現時点でいくらの損失ですか?対抗策は?
 何か出来ることは?」矢継ぎ早に宮沢を攻め立てる島男。
しかし何も答えられない宮沢・・・。
「結構です。一人で考えます。」
一人部屋に篭る島男・・・。
初めての仕事で、この契約の為に既に14億もの投資をして
しまっている・・・。
これでは島男も焦りますよね。怒鳴る島男の姿を見て職場のみんな
も驚いていました。
神谷のミスで、大きな契約を失ってしまった時とは大違いです。
島男は変わりつつあるんですね。(-_-;

島男は高柳の言葉を思い出していました。
「取締役と社員の決定的な違いは、株主と従業員に対する責任の
 重さだ・・・。
 物事を判断する基準は、株主と従業員に利益をもたらすか
 どうかだ。それだけは、忘れるな。
 あとはお前が決めればいい。」

そして考え抜いた島男は、ひとつの結論に達した。

それは『ギガワークス』で作品を作る際に、実質的に動いている
加藤氏率いる20人を引き抜き、
新会社を設立し、作品を作ると言いう冷酷なものだった。
それでは『ギガワークス』が倒産してしまうと戸惑う宮沢に
島男は言う。
先に約束を破ったのは向こうじゃないですか
 14億円、ドブに捨てろっていうんですか?
 今、手を引くわけにはいかないんです・・・。」
そんな島男を、心配そうに見つめる七海や神谷達・・・。

島男は『フロンティア』の資金力にものを言わせて、成功させるの
だった。

フロンティア受付に『ギガワークス』の社長がやって来る。
「20人を返してくれ!鈴木取締役に会わせてくれ!」
そう叫ぶ長谷川社長。
しかし島男は「会う必要はない」と冷たく言い放つ。

新会社、『ギガフロンティア』の設立発表会が行われる。
香織が元気のない島男に心配そうに声をかける
「ギガワークス倒産のことで落ち込んでいるんですか?
 そんな風に自分を責める必要はないと思います。
 鈴木取締役は、会社のために、ああするしかなかったと、
 みんなそう理解しています。」
「違うんです。そうじゃないんです。
 僕・・気持ち良かったんです
 スタッフを引き抜いた時、
 ギガワークスが倒産した時、
 僕は気持ち良かったんですよ。
 株主や従業員のことなんて、これっぽっちも考えていません
 でした・・・。
 僕はただ、勝ったことだけを考えていました。
 そして、そのゲームに勝った時、
 今まで経験したこともないような、快感を覚えたんです。」
同業他社に勝った事に快感を覚え、その事実に戸惑う島男・・・。
その顔つきは、暗かった・・・。

宮沢に紹介され、壇上に上がる島男。
その顔は、ひどく何かに取り憑かれたように厳しい顔をしていた。

「良かったわね。あなたの望んだとおりになって。」
七海は、島男の姿を見つめ高柳に声をかける。
しかし、高柳は何かを考えていたのだった・・・。

相手を打ち負かしてまで勝つことに、魅入られ始めている島男。
大きな成功を果たすも、その顔は終始暗かった・・・。
桜庭に起業を勧められている島男は、次週高柳の下を去ろうと
するようです・・・。
それに、何やら七海は高柳に退職願を提出していた・・・。
島男に着いて行く気なのか?(@_@;
今の島男は、自分らしさの仕事をするわけではなく、高柳が教えて
きた方法で、成功を収めている。
こんな風に、高柳の言うビジネスの麻薬に取り入られてしまうので
しょうか?
島男には、やさしい穏やかな顔で仕事をして欲しいのですが・・。
このままでは、第二の高柳になるだけです。
どうなっちゃうんでしょう!?(; ̄□ ̄A

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