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2005.06.04

「anego〜アネゴ〜」第7回

anego0601-2 沢木と飲んでいるところに現れた黒沢。
結局、一緒に家に帰る奈央子・・・。
家に帰る道すがら、黒沢はつぶやく。
「なんでみんなアネゴに頼るんすか
 ね・・・?
 絵里子さんが実家帰ったくらいで、
 沢木さんもいい大人なんだから
 さぁ・・・。バカじゃん・・・。」
そんな言葉を聞き、奈央子は噴出す。

「なんすか?」
「ヤキモチ焼いてるの?」と奈央子は聞く。
(10個年下のくせに ヤキモチか、
 カワイイ!
)
「ち、違いますよ・・・。
 あぁ・・あの、そういえば誕生日いつですか?」
いきなり話題を変える黒沢。
(もとい、あと一週間で11個上だ!)
「なんで?」ちょっとむっとしながら答える奈央子。
「いや・・聞くでしょ普通・・・。」
「黒沢君いつ?」
「俺は3月26日のおひつじ座です。」
(あと半年以上、11個も上!)
「つうかさぁ、黒沢君いい加減自分の部屋帰ったら?」
(あれ?いきなり期限悪くなった?)
「あぁ・・それなんすけど・・・。
 さっき立花さんと電話して、また早乙女さんが来て
 もめてるらしいんですよ・・」
(ま、今日は夕飯2人分買ったし、いっか)
「あの二人にも困ったもんだね・・・。」
機嫌が少し良くなる奈央子。
(あれ?また機嫌直った)
「それであの・・さっきの話なんですけど・・・」
「あと1週間以内に出て行ってもらいますからね・・・。」
そう言い、先に部屋に入る奈央子・・・。
(あと一週間で、33になるなんて言いたくない!)
「えぇ〜ちょっと待ってくださいよぉ〜」
(???わっかんねー・・・)
1週間も猶予与えるですか、奈央子さん!
なんだかんだ言って、気に入ってるんだね、黒沢のこと。(^-^;
奈央子もころころ機嫌が良くなったり悪くなったりするもんだから
黒沢も確かにわかんないよね。まぁ、複雑な女心ですから(汗)

翌朝、ベッドから起き上がりカメラ目線の奈央子・・・。
「あれは、10年前の夜中の12時・・・。
 日付が変わると同時に電話のベルが鳴り、
 『お誕生日おめでとう』っとラブラブなラブコールをくれた人が
 いましたっけ・・・。
 まぁ、過去の栄光はさておき。
 30過ぎた誕生日は、本当、辛いですねぇ・・・。
 祝うというものではなく、出来ることならそっとしておいて
 欲しい・・・でも、まったく誰にも祝ってもらえないのも寂しい
 このジレンマで身の置き所がない気分になっているのは、
 私だけでしょうか・・・。
 −もし私が神なら、青春を人生の最後に据えただろう−
 と、作家のあのトール・フランスは言っています。
 実にその通ぉ〜りの言葉です。」

起きて洗面所に向かうと、黒沢が歯磨き粉のフタをあけっぱなしで
さらにタオルも使いっぱなしに投げ出していたのを、奈央子は怒る
すると黒沢は、素肌にワイシャツを片腕通した姿で現れ、
「以後気をつけまぁ〜す。」と答える。
奈央子は、そんな黒沢の姿にちょっとドキっとする。
(年下の若い男は、目にいいが、心臓に悪い by野田奈央子)

そんなある日の地獄の決算日に、加奈は、体調不良の為欠席する
と社に電話する。
決算日なので頑張って来てと奈央子は言うが、加奈はもう頑張れま
せんと答える・・・。
奈央子は、加奈が立花に捨てられそうだと泣いていた事を思い出す
・・・。
奈央子は阪口に加奈が病欠だと報告に行くと、みんなの目は自然と
半同棲している立花に向けられた。
その視線に気づいた立花は、
「何見てんですか!決算日ですよ、仕事、仕事!!」と叫ぶ。
各々昼休みも返上して働き、ようやく仕事を終え遅い夕食をとりな
がら加奈が休んだ理由について話しているうち、男女の意見が対立
に発展し、部内は険悪な雰囲気に・・・。

加奈が休んだ理由は病気ではなく、プライベートが忙しいせいだと
男性社員たちが話し出す。
「加奈も無責任すぎますよ。」真名美は言い出す。
「いいんだよ。別に君たちは責任持たなくても・・・。」
男性社員の一人がとんでもない発言をする。
「そんなことないよ。
 二人とも今日は一生懸命がんばってくれました。」
と奈央子はすかさずフォローする。
しかし、また余計な事を言う男性社員・・・
「ギャルズはね、かわいけりゃそれでいいの
 頑張る必要なぁ〜し!!」
「黙って聞いてれば・・・。
 私達、ちゃんと残業だってやってるし、
 仕事にも責任持ってます!」と返す真名美。
「君はまぁ、あと1年だけどね・・・。」心無い発言が飛ぶ。
「安藤さんも佐々木さんもそういう言い方ないんじゃないの?」
奈央子は男性達をたしなめる。
「悔しい!なんで私があと1年しかいられなくて、
 こんな馬鹿な男達が定年までいられるんですか?」真名美は叫ぶ
「ウソー!契約にバカ呼ばわりされちゃった。」おちょくる男。
悔しさに泣き出す真名美。
「おいおい、すぐ泣くのだけは止めて欲しいよなぁ。」
ずっと黙って聞いていた早希が、机を叩き、立ち上がる。
「泣きたくもなるわよ!ふざけんじゃないわよっ!!
 商社の男がそんなにエライわけ!? 
 私、この会社に来てがっかりした。
 人の心のわかってないヤツばっかり!もう最悪っ!!」
早希は叫ぶと、机の上のビールをぐっと飲み干す。
あまりの剣幕に、みんなは唖然とする・・・。
「中野・・・さん!?」
奈央子に名前を呼ばれ、ふと我に返る早希。
「あ・・あ、すいません。
 あれ、私・・どうしちゃったんだろう。
 あの、全員が最悪って訳じゃないんです・・・け・ど・。」
「知らなかった。キレるとスゴイんだ!」と博美は言う。
「ま、たまにはね、思ったこと言わないとね。
 中野さんも長谷川さんも、みんなと同じように疲れてるん
 だから・・・。
 こういう時こそ女の子に優しくしなきゃ、ダメでしょ?」
奈央子が更にフォローすると、男子社員達は顔を見合わす。
「じゃ、改めて乾杯でもしますか!
 はい、カンペェ〜イ!」
黒沢が盛り上げようとするが、しかしその場が盛り上ることはなか
った・・・。
あまりにひどい男達の発言!
頑張らなくていいと言うなら、残業させるなって言うの!!
重要な仕事をさせるなって言うの!!
派遣だろうと、社員だろうと、みんな頑張って仕事をしてるんだぞ
!!早希がキレた気持ちはホントよく分かるよ。
でも、いままでと性格全然違うんで、ビックリしたけどね(^-^;
それにしても、この会社は・・っていうかこの部署は?男性社員の
考え方が好きじゃないな・・・。
あまりに女性に対しての差別が激しいよ。(-_-;

家に帰った奈央子と黒沢。
「ねぇ、やっぱりこのままじゃまずいよ。
 こんなの後輩にバレたら示しがつかないよ。」
「なんでそんな事ばっか言ってるんですか・・・」
「黒沢君は、皆に知られてもいいの?」奈央子は聞く。
「別に・・・俺はいいっすけど?」
「うっそ・・・」ちょっと嬉しそうな奈央子。
「つうか、不倫ならともかく、
 ただ年が離れてるってだけでしょう?
 俺は正々堂々と野田奈央子さんと同棲してるって
 言ってやりますよ。」
「そ〜お?でも本当にそんなこと言ったら、
 『アネゴのヒモ』とかって、会社中に引きまくられるよ。」
「それがどうしたんですか?」
黒沢はそう言い、風呂に入りに席を立つ。
「な〜んか私一人で煮詰まってる。はぁ〜情けない・・・。」
奈央子はため息をつく。
意外にも堂々と話すと言った黒沢の言葉に、奈央子はちょっと見直
したかな?黒沢は、もう奈央子と付き合うと腹を決めたのか!?

翌日会社に出勤すると、真名美が来週奈央子の誕生日に、旅行に
行こうと誘ってくる。
さっそく二人は、有給を取って京都へ行くことに・・・。

阪口に有休の申請をする奈央子。その時また加奈は休みなのかと
尋ねられる・・・。返答に困る奈央子・・・。
すると皆は一斉に立花を見る。
「俺は知りませんよぉ・・・。
 俺に聞かれてもわかりませんよ。
 夕べ帰ったら彼女荷物まとめて出ていったんで。
 俺、そんな悪いことしました?
 勝手に押しかけてきて、勝手に出てったのは向こうですよ!」
立花は弁解する。
「会社に居辛くなって、このまま辞めるなんて事になったら、
 あなただってまずいでしょ?」奈央子は責める。

そこへ、加奈が出社して来た!
「随分空気重たいですねぇ、何かあったんですか?」
ケロリと言う加奈。
お前が言うな!」立花と早希が声を揃えて叫ぶ。
唖然とする奈央子。
「今・・・お前とか言った?」
「早希ちゃん!」真奈美が声を上げる。
「あっ・・・いいえ。」慌てる早希。
「もう猫かぶんなくっていいわよ。
 一度解放するとそうなっちゃうのよね。」と博美が笑う。

お昼に奈央子は加奈と一緒にランチを取り、心配したと話す。
しかし加奈は、昨日はハングルの試験を受けたので休んだのだと言
う・・・。
「いつまでも派遣やってらんないし、韓国語の通訳にでもなろう
 かなぁと思って・・前から勉強してたんです。
 あの時は逆上したけど、
 まぁやっぱり、頼れるのは男じゃなくて資格だなって・・・。
 仕事は頑張ればお金になるけど、
 男は頑張りすぎると逃げて行く・・・。 24にもなれば、その位
 わかってますから。
 あぁ、受かったら、もちろん(会社を)辞めますよ。」
男の事で悩んで会社を休んだのではなく、試験の為に休んだとは!
切り替えが早いんだね。加奈・・・(^-^;
でもだからって、何も決算で忙しい日に休むことないのにね。

加奈は奈央子が後輩の面倒見がいいのは、ボーナスの査定が
からんでいるのかと尋ねる。
そんなのは関係ないと答える奈央子に加奈は言う。
「だったら、やめたほうがいいですよー。
 私思うんですけど、うちの部の男達がつけあがんのって、
 野田さんのせいじゃないかと思うんですよね。」
「・・なんで?」
「いや、ほら・・。
 野田さんて、アネゴとか言われて、変に面倒見がいいじゃ
 ないですか。だからトラブルが起きてもアネゴに・・・
 野田さんに尻拭いしてもらえればいいやって、
 男の社員、みんな甘えてるんですよ。
 ま、野田さんが好きでやってることなら
 しょうがないんですけどね・・・。」
加奈の言葉にショックを受ける奈央子・・・。
出ました、加奈の言葉の槍攻撃!
自分だってパニクッた時は、奈央子に頼ったクセに・・・。
確かに、奈央子は面倒見すぎな所はあるけどね・・・。

その上、明彦が立花にどこに泊まっているのかを問い詰められ、咄
嗟に 「アネゴじゃない」 と断言しているのを偶然聞いてしまい、
奈央子はまたショックを受ける。

奈央子が二人の会話を聞いていたことに気づいた黒沢。
その日の夜、
「すいませんでした!
 いざとなったら、言えませんでした。」と謝るが、奈央子は全然
気にしていない強がりばかり言う。
立花と加奈は同棲を解消したので、もうここにいる意味はないと
黒沢に出て行くように言う奈央子。

そんなダブルショックで気持ちが沈んでいるところ
タイミングよく、奈央子は沢木から食事に誘われる。
ここぞとばかりに愚痴を聞いてもらう奈央子。
「私のやってることって、結局ただのおせっかいだなって
 思ったんです。それを今日よくわかったんです。
 私あの、アネゴって呼ばれているんです。
 でも本当は、ただの小心者なんです。
 結局人に嫌われるのが怖くて、ついいい人になってしまう。
 そう言うところが、すーっごくダメだな〜って思って。」
すると沢木は、
「奈央子さんは、いい人の殻を壊したいんでしょう?
 だったら、その殻を自分で叩き壊してみなきゃ。
 その先に何があるか、わからないでしょう?」 と助言し、
奈央子は、自分らしさをあらためて考えさせられるのだった。
いい人の殻を壊すって、結構大変なんですよね・・・。
わかっちゃいるけど、難しいものですよね。
性分を直すのは、ちょっと時間がかかります(^-^;
見てみぬ振り出来ず、つい手を出しちゃうんだなぁ・・・。
それにしても、奈央子の場合、こんな状況で沢木が唯一自分の弱さ
をさらけ出すことが出来る相手だけに、奈央子はまた沢木に惹かれ
そう・・・。

一方実家から戻った絵里子は、沢木と奈央子が逢っているのではな
いかと勘ぐり始める・・・。

絵里子は奈央子と公園で会う。
「私、力になれなくてごめんなさい。
 ずーっと考えていたの。
 絵里子さんを追い詰める理由って一体何なのかな〜って。」
「それは、奈央子さんに打ち明けたじゃないですか。」
「おせっかいかもしれないんだけど・・・ひょっとしたら
 ご主人の浮気以外に何か理由があるんじゃないかなって
 沢木さんにも、私にも、言いたくて言えないようなそんな理由が
 あるんじゃないかって、ちょっと気になっちゃって・・・。」
「奈央子さん、主人には会っていますか?」絵里子は問う。
「ううん・・・。」とウソをつく奈央子。
「そうですか・・・。
 ねぇ奈央子さん、私の言うこと信じてもらえないなら、
 これ以上私達夫婦のことに足を踏み入れるのは
 やめて貰えませんか?お願いしますね。」
そう言い、絵里子は帰って行った・・・。
そして絵里子は離婚届を残し、再び家を出てしまうのだった。
うーん、絵里子の妄想は、沢木の浮気相手を実在の人物に求めてし
まったんですね・・・。
夫の心が、なんとなく離れてしまったように感じるのは、全て夫の
浮気のせい・・・。
自分は悪くない。悪いのは夫とその愛人だと。
だから実家に帰る。・・・そうやって逃げる為の口実を作り上げて
ゆくんですね。(-_-;

加奈は奈央子に、試験に落ちたので、会社を辞めるのは止めたと報
告するのだった。
そんな加奈に奈央子は「飲みに行こう」と誘う。

いつもの立呑み屋で、奈央子は女子社員たちと飲む。
立花と別れた理由を聞かれた加奈、
「結局、同棲って女には不利なんですよ。」と加奈。
「同棲から結婚に発展する例は極めて少ないんです。」と博美。
「だって、女の私が掃除したり洗濯したりお料理したり、
 男は全然生活変えようとしないんですよ。
 ダラダラ同棲してたって、男が付け上がるだけです。」
加奈は言う。

その頃、立花も黒沢と一緒に飲んでいた。
ダラダラ同棲続けてたら、女は期待するだけだろう?婚を
 だから俺は距離を置こうって・・・。」
「でも一緒にいたいっていう気持ちはあるんですよね?」
黒沢は聞く。
「俺だって、嫌いになった訳じゃないし・・・。」
「朝、寝ぼけた顔とか、歯を磨くとことか。
 女の人のそういう姿見ても嫌いにならないのって、
 意外っていうか・・・。
 いやなんか、そういう人と毎日一緒にいれたら、
 楽しそうだなと思って・・・。
 向こうは、どうなんですかね。
 辛いんだろうな、ため息ついてたし・・・。」
「なに?お前加奈がため息ついてるの見たわけ?
 とにかく、子供なんかが出来たら、逃げ道はないだろ。」
と立花は言う・・・。

「結論言うと、出来ちゃった婚以外の進展はないって
 わかっちゃったんですよねぇ。私まだ子供欲しくないし。」
と加奈は言う。
「特に、女の部屋に転がり込むような男は最低ですよね!」と早希
「でもつい寂しくて受け入れちゃう女っているのよね。」と博美。
「それって超最悪ですね・・・。」と真奈美。
奈央子には耳が痛い話題だ。
何も言わない奈央子に博美が声をかける。
「どうかしたんですか?まさか・・・?」
「バカ言ってんじゃないわよ。もうすぐ33になろうって女が
 そんなアホなことする訳ないじゃないよ!」
「私まだ、何も言ってませんけど。」ますます焦る奈央子。
翌日旅行の為朝が早いからと、そそくさと帰り支度を始める。
しかしその時、カバンを取ろうとした真名美はぎっくり腰になって
しまう・・・。
なんてこと!旅行を目前に・・・(; ̄□ ̄A

男って、責任を負う事から逃げたいんでしょうか・・・。
ただの恋愛なら、責任はいらないですからね。

その上、黒沢と帰宅した奈央子はたまたまマンションにやって来た
父・茂太と鉢合わせしてしまい、それがきっかけで、黒沢はついに
部屋を出て行くことに。

その夜、奈央子は、気分転換に誕生日を挟んで3日間の有給休暇を
取り、京都旅行へ行こうと約束をしていた真名美から、
やはりギックリ腰で旅行に行けなくなった、との連絡を受ける。

友人達に電話をしまくり、京都に一緒に行く相手を捜すが付きあっ
てくれる相手は見つからず、結局何の予定もないまま有休初日は部
屋の掃除と整理で終わってしまう・・・。

一方、沢木は妻の実家に尋ねるが、絵里子の母は、気持ちの整理がつくまで会いたくないと絵里子は言っていると、会うことも出来なかった・・・。

家に戻った沢木は一人酒を飲む・・・。
ふとカレンダーに目をやると、6月1日に『奈央子さんお誕生日』と
書かれていることに気づくのだった。

そして、2日目の昼下がり、
自宅のカレンダーに奈央子の誕生日の印を見つけた沢木が、
奈央子のマンションにお祝を持って一人、訪れる。

折角だからと部屋に招いた沢木に奈央子は、33歳にもなって
誕生日も気恥ずかしいという。
しかし、今の奈央子のほうが若いときよりも素敵だと、沢木に声を
かけられ、奈央子は胸が一杯になるのだった・・・。

旅行のパンフレットを見つけた沢木が尋ねると、
「後輩と行こうと思ってたんですけど、行けなくなっちゃって。」
と奈央子は告白する。
「僕は京都の大学を出ているんですよ。」
沢木は学生時代に通った店の話や、寺めぐりの話をするのだった。
「えぇ〜、いいな〜!今度、京都案内して下さいよ。」
しかし、奈央子はそう言った後、急にずうずうしい事を言ったと慌
てる・・・。
「すみません、沢木さんが忙しいこと、
 全然わかっていませんね・・・。」
「いいえ。京都かぁ。楽しいだろうな・・・。」と沢木は笑う。

その日の夕方、父親の茂太からの電話で 「本気で欲しいものができ
たらなりふり構わず追いかけろ」 と言われた奈央子は、ある決心を
して、黒沢を呼び出すのだった。

定時後を見計らい、奈央子は黒沢に電話をかける。
「あの、よかったら、今から会えませんか?」

一緒に行った公園の噴水の前で、奈央子は黒沢を待つのだった。
黒沢は走ってやってきた。
「こんばんは。突然、ご・・ごめんね。」
「ど、どうしたんですか?なんか、今日変ですよ。」
「く・・・黒沢君。」
「寒いんですか?だって震えてるから・・・。」
「黒沢君、聞いて。
 私、あなたと朝も昼も夜も一緒にいられて楽しかったの。」
「俺もです。」
「あなたがいなくなって、初めて気づいた。
 ずっとそばにいて欲しいって。」まじめに話す奈央子・・・。
「はい、俺もです。」笑顔で答える黒沢。
「でも同棲とか嫌なの。
 あの、どういう風に言ったらいいのかな、あの・・・」
「あ、はっきり言ってくださいよ。」
「じゃあ言うね。
 黒沢君、私と結婚してください。」
「結婚・・・?」その言葉に驚く黒沢。
うなずく奈央子。そして沈黙が流れる・・・。
「ダメ・・・かな、やっぱり。」
「あの・・・結婚とかなると二人だけの問題じゃなくて、
 親とか会社とか・・」
「その通りです。いろいろあると思います。」
「だから、考える時間を下さい。」
「わかりました。」笑顔でそう答える奈央子。そして
「どれくらい?」と真剣な表情で聞く。
「・・・5年・・・ぐらい・・かな。」
「わかりました。
 大変失礼しました!」
奈央子はそう言い、一人歩き出す。
黒沢は、黙って奈央子の後姿を見つめている・・・。

家に着いた奈央子。
「私ってどこまでバッカじゃなかとね!
 何をユースケサンタマリア!!
 私は終わった。もうおしまい!!叶姉妹!!
 5年・・・
 5年も待ったら私いくつだよ。いくつだよ・・・。」
奈央子は号泣するのだった・・・。
いくら誕生日だからって・・・
いくら父親になりふり構わず追いかけろって言われたからって・・
あまりに唐突なプロポーズだった。(-_-;
もう少し黒沢との付き合いがあれば、まだいいかもしれないけど、
今の段階じゃ、黒沢の年齢からしてあまりにも無謀な発言でしょ!
あまりに哀れだね・・・。

その時、電話が鳴る。留守番電話にメッセージが吹き込まれる。
「もしもし、沢木です。仕事の都合がつきました。
 奈央子さん、明日京都に行きませんか?
 9時13分東京駅発、のぞみ8号車で待っています。」
奈央子は泣きながら、そのメッセージを聞いていた。
また、タイミングよすぎ!沢木さん。
そんな弱っているタイミングに、悪魔のささやきだわ。(笑)
赤っ恥かいて、ボロボロになって、優しい言葉言われたら
飛んで行っちゃうよねぇ。(^-^;

翌日、新幹線の中で時計を見つめる沢木。
奈央子は現れないまま、新幹線は走り出す・・・。
沢木がPCを取り出した時、奈央子がやってくる。
「遅くなってすいません!もう少しで乗り遅れるところでした。」
「どうぞ!」
沢木は笑顔で奈央子を座らせるのだった。
やっぱり、ついに行っちゃいましたか!!
沢木と二人きりの旅行に!!
来週は沢木の気持ちが奈央子のもとに行く話のようです。
あぁ・・・これで結果的に絵里の言った通りになっちゃった。
いくら時期が違うっていっても、結局は私を裏切ったんでしょ?っ
て話になっちゃうね。(-_-;
修羅場になるのかなぁ・・・。

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