« 「あいくるしい」第9回 | トップページ | 「anego〜アネゴ〜」第9回 »

2005.06.15

「離婚弁護士2」第9話

story9_mpic11 貴子は、ついに三神と一夜を共にした。
眠っている貴子に書き置きを残して彼女の部屋を後にした三神は、マンションのエントランスでひとりの男とすれ違った。
それは、貴子のかつての恋人で、イギリスに留学しているはずの佑介(佐藤隆太)だった・・・。
インターホンの音で目を覚ました貴子は、寝ぼけたまま受話器をとり、思わず三神の名前を口にしてしまう。
貴子は、とりあえず佑介と一緒にカフェに行ったものの、ふたりの間には気まずい空気が流れ1時間も無言な状況が・・・。

そんな状況を、エステを受けながらつや子に話す貴子。
祐介は、夏休みでイギリスから帰って来たのだと言う・・・。
「えらいこっちゃ、えらいこっちゃねぇ・・・。
 よりによって彼がお泊りした日にねぇ。
 二股かけてるって思われたりして・・・。」と面白がるつや子。
「でもさぁ〜、いきなり来ることはないのよね。その子もねぇ」
「手紙くれた・・・。でもさぁ、誰かさんがだんごのタレ
 こぼしちゃって・・・。」
「え・・・。」
「だんごの・・タレ」
以前、貴子に無理やり食べさせようとして、机の上にだんごの箱を
ひっくり返した事を思い出すつや子・・・。
「わ・・・!わらひのへい?(私のせい?)」
鼻に指をあててしゃべるつや子。

story9_mpic10 北詰麻紀(星野真理)は、彼氏(柏原収史)と待ち合わせをしていたが、彼が仕事の都合で1時間遅れると携帯に連絡してきた。
がっかりしていると、目の前のウエディングドレスを販売している店があり、その中の様子に目を奪われる。
ふと、ウインドウ越しに自分の顔に出来たニキビが気になる麻紀。
そんな時、エステサロンの女性から、無料キャンペーン中だと言われ、店に連れて行かれる。

店に行くと、今ならVIPコースが20万だと勧められる麻紀。
「うちは分割払いもあるから、月々の出費はビビたるものなの。
 飲みに行くのを一回やめればいいから・・・。」
そう話す店員の恵梨香(矢沢心)。
その会話をつい立の向こうで聞いている、経営者らしき男の真中
(田中実)。
「でも・・・。」と戸惑う麻紀。
「彼の為にも、お肌は綺麗な方がいいと思うなぁ〜・・・。
 喜ぶよ、きっと!」
そんな言葉に、少し気持ちが揺れる麻紀。
そこへ真中が出てきて、追い討ちをかける。
「北詰さん、今のままじゃあなたのそのニキビ、
 ますます荒れてきますよ。」
そう言って、麻紀の顔を覗き込む真中。
「そうですね・・もともとシミやソバカスになりやすい肌質だし、
 うわぁ・・・乾燥も酷い。コラーゲンの生成量も少ないですね」
カルテを見ながらが恵梨香は話す。
そんな風に言われた麻紀は、段々心配になってくる・・・。
「本当にいいの?このままで・・・。」
恵梨香と真中に心配そうに見つめられる。
考え込む麻紀。そんな彼女に笑顔でうなずく二人・・・。
こういうのって、契約なしに店を出られなくなっちゃうんですよね
・・・。私も若い頃、ひっかかりました・・・。
「分割にすれば、大丈夫」と言われ、とんでもないローンを組まさ
れたり・・・。(>_<)
無料という言葉に釣られてついつい騙され、あげく契約させられ、
ついには最初の料金では済まなくなり、追加、追加とどんどん後で
上乗せさせられる・・・。結果何十万と支払う目に遭うんです!!
いけませんよぉ〜甘い言葉について行っちゃ・・・。

事務所では、亜紀が占いの本を読んでいた。
「今週のバッドアイテムは赤色。 
 赤色のものがとてつもない災いをもたらします。」
そう読み上げると、心配になって身の回りの赤い色の物を探し出す
その頃、貴子と絵里は別室で話をしていた。
絵里が実家に帰る為、休暇を取る事を貴子に願い出ていた。
貴子はそれを快諾する。
絵里は部屋から出てくると、真っ赤なカバンを手に、出て行く。
それを見て、ギョッとなる亜紀。
大介は貴子に絵里の事を尋ねると、休暇だと答える。
貴子はホワイトボードの絵里の欄に、『休暇』と赤いペンで書く。
それを見た、亜紀は大声を上げる。
うわぁ〜!災いの赤!!
「赤?」貴子が怪訝な声を上げる。
「赤い色に注意したほうがいいですよ、先生も・・・。」
「また、占い!?もういいっちゅうの・・・」貴子はつぶやく。
「大丈夫かな・・・佐伯先生。」と亜紀。
「え!?」その言葉に驚く大介。
「子供の件、事務所に迷惑かけたって悩んでたからなぁ・・・
 戻って来なかったりして!」と言い出す亜紀。
その言葉に心配をする大介・・・・。

貴子は三神の写真を見つめ、あれから連絡のない三神の事を思い、
ため息をつく・・・。
自分からかけようか迷うが、やっぱりやめて電話を机の上に置くと
クリップの入った入れ物をひっくり返してしまう。
真っ赤な色のクリップが机の上にばら撒かれ、三神との写真の上に
もこぼれていた・・・。
災いの・・・赤!?」とつぶやく貴子。何やら嫌な予感!?

それから10日後、三神からまったく連絡がないとつや子にボヤく
貴子・・・。
祐介からは何度も連絡があるが、電話には出てないと話す。
「いい加減なことしたくないし・・・。」
「三角関係は、深刻だぁねぇ・・・。」とつや子。
そこへ亜紀が依頼人が来たと、麻紀を連れて来る。
それは麻紀だった・・・。

麻紀はエステサロン・シャレードより、美顔マッサージを受ける
エステ契約を結んだ。
翌朝起きると、肌が余計に荒れ、病院に行く羽目に・・・。
サロンに契約の解除を申し出るが、サロン側は担当者がいない
など、のらりくらりとまじめに取り合わない・・・。
とにかく、契約を取り消して欲しいと相談にやって来たのだった。
「まぁ今時、ひどい話ですなぁ・・・。」と紀三郎。
「取り消せますよねぇ?」と麻紀。
すると大介は、クーリングオフという制度があるのだと説明する。
クーリングオフとは、申し込みの撤回、または契約解除の制度。
エステや英会話・語学教室などの契約の場合、クーリングオフの可
能期間は、契約した日から8日間だと言う。

それを知っていたかと麻紀に尋ねると、知っていたので担当の恵梨
香に話しに行ったのだと話す麻紀。
しかし、それをされると自分は首になると泣かれ、しかも首になっ
たら、責任を取れるのか?と開き直られてしまったのだと・・・。
その話を聞いて、完璧に脅しだと言い出す大介。
でも大丈夫だと彼は説明をする。
「これは、完全なクーリングオフの妨害になりますので
 この場合は、クーリングオフの期間が延長されます。」
「本当ですか!?」と笑顔になる麻紀。
「それくらいの悪質な業者になると、言った言わないの水掛け論
 なりますなぁ・・・。」と紀三郎は言う。
その言葉に、深くうなずく貴子・・・。
貴子は、麻紀にエステの契約書を見せて欲しいと言い出す。
もし契約書に不備があった場合は、いつまでもクーリングオフは行
使出来るのだと言い、じっくりと契約書を読む貴子。
しかし、契約書に不備が見当たらない・・・。
エステなどの特定継続的役務提供の場合、表記の仕方も細かく決
められているそうで、クーリングオフについても、赤枠の中に赤字
で8ポイント以上の大きさで書かなければならない規定があるとか。
それを聞き、お茶を出しに来た亜紀は、
不吉な赤・・・。」とつぶやく・・・。
貴子は文字の大きさを確かめるが、そこには、ギリギリの規定の大
きさで書かれていた。
これでは、不備にはならないと頭を悩ませる貴子達・・・。
とにかく一度、このサロンへ行って見ましょうと言う貴子。
麻紀は、頭を下げるのだった。

『鬼の涙』で柳田とつや子は貴子の三角関係を話していた。
つや子は、祐介が柳田の携帯の番号を知っていたと知り、何故だと
聞き出す。
以前、貴子が祐介を殴った時に、何度か会ったことがあるらしく
それで祐介は柳田の番号を知っていたらしい・・・。
急にかかってきたからビックリしたと話す柳田に、三神の事をしゃ
べったのかと問いただすつや子。
しゃべってはいないが、すれ違ったようなので、どうも気づいたよ
うだと話す柳田・・・。
「やっぱ、よくないよねぇ・・・三角関係は・・・。」
そうつや子がつぶやいた時に、保が刺身を持って来た。
つや子の言葉に驚く保・・・。
「さ、三角・・・。」保の頭の中には、柳田の両脇に貴子とつや子
を抱き寄せるイメージが・・・。
「かわいそうなのは、間宮先生だなぁ・・・。」そうつぶやく柳田
すると保は、柳田をもの凄い顔で睨む。
その視線に気づき、また怯える柳田・・・。
「うん?ん?どうした??」とつや子が保に声をかける。
「いえ・・・。」と言って、首をかしげその場を離れる保。

つや子はまた柳田と話し出す。
「ねぇ、その祐介って子は、貴子を振ったんじゃなかったの?」
「自分が大きくなったら、迎えにくるって・・・。」
「何、シャケみたいな子だねぇ・・・
 で何、夏休みになったから、会いに来たって言うわけ?」
「そういう事だな。」
「身勝手なガキだねぇ・・・。」
柳田は貴子は三神と順調なら、祐介に言えばいいと言うが、
つや子は、三神は貴子の所に泊まってから、まったく連絡が無い事
を柳田に教える・・・。
「気にしてんのかなぁ・・・その若い子のこと。」
柳田はそんなこと、いい年をしたおやじが考える訳ないと否定する
つや子は、だんごで手紙を汚した事を気にしていた・・・。
それを慰める柳田・・・。
なんだか親密そうな二人の様子を、離れたところから覗き見する保
またここで保の勘違いが始まってしまいました!
貴子とつや子を手玉に取る、悪い男なのだと思ってしまってます!
柳田、殺されそうですよぉ〜ヾ(>▽<)o

story9_mpic1 貴子は大介を連れ、麻紀と共にサロンに向かった。
クーリングオフをしようとしたところ、脅され出来なかったので無効だと説明するが、恵梨香を呼びつけた真中はそんな話を聞いたのかと聞く。
しかし、恵梨香は「何それ?」としらばっくれる・・。
麻紀は、怒鳴りそうになるが、貴子がとどめ、
「残念ですね・・・。所詮この話は、言った言わないの水掛け論。
 仕方が無い、クーリングオフは諦めます。」笑顔で話す貴子。
その言葉に耳を疑い驚く、麻紀と大介。
「その代わり、エステの契約そのものを解除します。」と続ける
顔色が変わる真中。
「平成11年の特定商取引法改正により、
 エステはいつでも中途解約出来るようになったのは
 ご存知ですよねぇ?
 契約の解除は、役務提供開始前、
 つまり、サービスを受ける前なら2万円の解約料で
  解除出来る

「そうなんですか?」と喜びの声を上げる麻紀。
「クーリングオフに期限はある。が、中途解約に期限はない
 本当は、お宅のような業者に、2万円出すのも惜しかったので、
 なんとかクーリングオフしたかったんですが・・・。
 しょうがない、これで解約して下さい。さ、行きましょう。
 では、失礼します。」
貴子達が席を立つと、真中は声をかける。
「エステ契約の解除だから、20万円だね。
 あぁ、解約料があるから、18万円か・・・。」
「18万?私が払ったのは90万ですよ。」
「ん?そう?」
「とぼけないで下さい!
 私は90万円の分割払いを組まされたじゃないですか!」
「ん、これのこと?」と契約書を出す真中。
「そうです。エステと関連商品の健康セットで90万円!」
「でもこっちの健康セット70万円の契約は、取り消せないなぁ」
「どうして・・・。だって関連商品でしょ?
 エステの込みだって、そっちが言ったんですよ?」憤慨する麻紀
関連商品・・・ならね。」と恵梨香は言う。
「どういう意味・・・。」
「ここに書いてありますよ。
 関連商品じゃなくて、推奨商品だって。」と契約書を見せる真中
そこへ同じ商品を持って来て、箱の裏を見せ
「裏には、エステとは何ら関係ありません、って注意書き。
 推奨商品はエステを受けるに当たって、必ずしも購入する必要が
 無いものに当たる・・・。
 つまり、お宅が勝手に買ったものってことですよ。」
「だって、一緒に契約したじゃないですか。」
麻紀の言葉を聞いた恵梨香や真中は笑い出す。
「一緒に?嘘言っちゃだめよ!
 エステ契約した次の日に、
 良さそうだからやっぱ健康セット買いますって、
 わざわざ店に来たじゃない!」
「嘘です!何言ってるの?」
「嘘はそっちでしょう!?
 じゃあ何でこの健康セットの契約書、
 日付が次の日になってるの?」
貴子が契約書を確認すると、健康セットの契約書はエステの契約書
の確かに翌日で記されていた・・・。
「これはエステとは関係ない商品だから、特定継続的役務提供にも
 当てはまらない・・・。」と恵梨香。
「中途解約も、クーリングオフも、出来ませんね・・・。」
真中は得意げに貴子を見て言うのだった。
麻紀と大介は心配そうに貴子を見つめる。
貴子は、店側の巧妙な手口に驚くのだった・・・。

喫茶店で、貴子達はことのあらましを確かめる。
麻紀は、エステと健康セットは込みになっていると説明され、
同じ契約だと思い、契約書にハンコを押した。
だが、エステと健康セットの契約書は別々になっていた・・・。
そして、健康セットの契約書の日付は、エステの契約書の日付の翌
日になっていた・・・。
同じ日付だったら、どう言い逃れをしようと、エステの関連商品と
して契約させたとみなされる可能性が高い。
ところが、エステの契約の次の日だったら、翌日わざわざ彼女が
自分で店を訪れ、健康セットの契約をしたと言い張る事が出来るか
らだった・・・。
どうしてこの事を早く言わなかったのかと聞く貴子。
エステと同じ契約だと思っていたから、エステが解約されればそれ
でOKなのかと思ったと話す麻紀。
「くやしいけど、あのサロンが言う通り、
 この契約書を見る限りでは、健康セット契約の解除をするのは
 難しいわ・・・。」と貴子は話す。
すると大介は、日付の偽造ではないかと言い出す。
しかし、それは証明出来るものではなかった・・・。
彼らの本当の目的は、エステより健康セットを購入させる事だった
のだと話す貴子・・・。
なんとか健康セットの解約を考えなければと悩む貴子。
「これまた厄介な問題ですなぁ〜」
・・・な〜んて紀三郎さんの声が聞こえてきそうだよ・・・(^-^A

この契約を無かった事にするには、消費者契約法による契約の取り
消しくらいしかないと、事務所で紀三郎らに説明する貴子。

story9_mpic8 その時、勝手に責任を感じていたつや子は、勝手に三神のもとに行き、連絡のない彼にもう一度貴子を勧めに行っていたのだった。

契約のさせ方に問題がある場合、それを証明出来れば、その契約は取り消すことが出来ると説明する貴子。
その内容は下記のものだった。
1、不実告知
  契約を結ぶ上で、重要な判断材料となる情報を、
  事実と違う事を言い、消費者を錯覚させること。

つや子は三神に小声で話しかける。
「ここだけの話、ああ見えて貴子は26なんですよ。」
なんてことを言い出すんだつや子さん・・・。。。(o_ _)oドテッ⌒☆
三神に不実告知をしています。

2、断定的判断
  将来の変動が不確実であるにも関わらず、断定的な情報を伝え
  確実であると錯覚させること。

つや子はこうも話す。
「確実に、年々綺麗になってるんですよぉ〜。
 このままだと来年あたり、ミス日本からオファー来るなぁ・・
 う〜ん、来る来る・・・」
断定的な情報を与え、錯覚させていますよ!(@@;

3、不利益事実の不告知
  消費者の利益になることだけを話し、
  不利益になる重要な情報は、故意に伝えず、
  不利益なことは無いと錯覚させること。

つや子は三神にぐっと迫り話す。
「収入は、ぶっちゃけ数千万。
 でも性格は羊のように穏やかで、怒った事は1回も無いって
 言うんだから、これ驚き!」
嘘の上塗りをして、バレたらやばいじゃん!(>_<)

4、不退去
  帰って欲しいと言ったのに、
  帰らないで消費者を困惑させること。

三神は腕時計を見ながらつや子に言う。
「あぁ、すいません。次の予定がちょっと・・・。」
「ええと、えっとえっとですね。小学校はですね・・・」
と三神を無視し、話し続けるつや子。

5、退去妨害、監禁
  
つや子は、三神の足にしがみつきながらも話続ける・・・。(-_-;

契約時にひとつでもこういう行為があれば、契約は取り消せるのだ
と貴子は説明し、みんなでその証拠を探す事に・・・。

つや子の話を一通り聞いた柳田は
一回逮捕されたほうがいいな、小向さん。」と冷たく言う。
「自分でも、チョットそう思うわ・・・。」とつや子。
そんな時、祐介から柳田の携帯に連絡が入った。

麻紀は恋人との待ち合わせに、10分遅れてやってきた。
たった10分の遅刻に目くじらを立て怒る彼・・・。
「こっちは仕事を裂いて来てんの!!」
そんな彼の態度に悲しげな表情の麻紀・・・。
なんつー男なんでしょう!!自分は1時間の遅刻をするクセに!!
仕事仕事って、そんな感じで怒って彼女と会うなんて、彼は恩着せ
がましいよ(-_-;

麻紀は彼と昼食をとりながら、エステの件を話す。
「なんでそんな所に行ったんだよ」と怒る彼。
麻紀は、彼に最近肌が荒れてると言われた事が気になっていたから
だと説明する。
「で何、70万も取られたの?バカじゃないの!?」と冷たい彼。
弁護士代金だってかかるんだろうと、お金ばかりを気にする彼。
「俺がこんだけ働いて、残業代いくらになると思ってんだよ!」
そして、もうそんな話を俺に聞かせるなと言うのだった。
あまりに冷たい彼氏だね・・・。
お金にばかり心配して、麻紀の事を心配してくれないなんて。
酷すぎる〜〜!!

貴子は麻紀にシャレードはかなり悪質で、今年に入って7件も消費
者センターに苦情が寄せられているという事を教える。
どれも今回と似たようなケースらしい・・・。
「今エステを受けないと、肌がボロボロになるって
 言われたのよね?」と貴子は麻紀に聞く。
「はい。」と答える麻紀。
それは不実告知にあたるのだが、証拠がない・・・。
貴子は、日記や家計簿のようなものはつけていないかと尋ねる。
契約の際に受けた内容が書いてあるものがあれば、ひとつの証拠に
なりうるのだと説明する貴子・・・。
しかしそういうものはつけてないと話す麻紀。
そして、もう70万は諦めると言い出すのだった・・・。

歩きながら話す麻紀。
彼が怒っているからもういいのだと・・・。
彼の為にやったことでしょ?と貴子に言われるが、そういう事をわ
かってくれる人ではないのだと話す麻紀。
「お金のことも、すっごくウルサイし・・・。」
「だから、この不正な契約を取り消して、お金を取り戻さないと」
そう勧める貴子に麻紀は
「わかったから、もういいんです。
 彼が私の事を、もう好きじゃないってことを・・・。」と話す。
「そんな・・・。」
「今日だって、10分遅れただけで、ブーブー文句言うし・・・。
 最近は残業残業って、会ってもくれないし、電話もくれない。
 あたしなんか、どうでもいいんです・・・。」
「・・・本当はね、本当は付き合ってもうだいぶ経つし、
 そろそろ結婚なんて話になるのかなぁ〜なんて思ってて・・・
 だから、ちょっと綺麗にしておきたかったんです。
 でも、違ったみたい・・・。」と寂しそうに語る麻紀。
「とにかく、もうちょっと時間をちょうだい。
 私が、必ずなんとかするから・・・。」
貴子はそう話すのだった・・・。
あれれ、もしかして彼は結婚を考えて、必死になってお金を貯めて
るとか!?だからデートをする間も惜しんで仕事して、残業して・
・・。で、彼女が変なものにひかかって大金を騙しとられて怒って
しまったのかも・・・。(^-^;

柳田は祐介と屋台の店で飲みながら話をしていた。
「男ってのは、独占欲と執着の生き物だ・・・
 たとえ自分が振った女でも、その後すごく気になったりする。
 振った女に、新しい男が出来ようものなら、
 速攻でヨリを戻そうとしたりする・・・。
 いつまでも自分の所有物だと思ってるからな・・・。」と柳田。
「あの、俺・・・」
「忘れろよ。間宮貴子のことは・・・。
 君は多分イギリスに行って、慣れない海外で
 いろんな壁にぶち当たってるんだろう・・・。
 人間ヘコンだ時は、昔の景色が懐かしくなるもんだ。」
「いや、何言ってんですか、俺は・・・。」
「ただの夏休みじゃないだろう。」
そう言われ唖然とする祐介。
「君の行ってるロンドン大学。俺も留学してた。
 この時期、丁度試験の真っ最中。夏休みにはまだ早い・・・。
 逃げて来たんだろう、勉強ついて行けなくて・・・。」
何も言い返せない祐介・・・。
「大きな事を言って留学した割には、
 法律の専門用語もわからなくて・・・。」と祐介。
「だけど俺に言ったよな?
 間宮貴子に相応しい男になるんだって・・・。
 だったらそれまで戻って来るな。きちんと卒業して戻って来い。
 これ以上、先生を失望させるな。」柳田は優しく語る。
「わかりました・・・。」と答える祐介。
「あの、俺が言えた義理じゃないと思うんですけど
 貴子は・・いえ彼女は、今幸せなんですか?
 よくわかんないんですけど、そうでもない気がして・・・」
「まぁ、電話がないのは気にしてたみたいなんだけど、
 男と女の事は、二人にしかわかんないからな・・・。」
と答える柳田。
なんか、大人な柳田を見ましたねぇ・・・。(^-^;
今まで活躍してるとこ見なかったから、なんだか感心しちゃった。

貴子は一人で『鬼の涙』で電話を気にしながら飲んでいる。
保は、本日のおすすめの紙に、
らくだと間宮先生、小向さんはそれぞれをハートマークの双方向の
矢印を書き、間宮先生と小向さんは親友と書いた。
そしてその真中には三角関係?という文字が・・・。(^-^;
思いつめた表情で保は貴子に聞く。
「あの・・本当なんでしょうか?」
「何が?」
「あの・・さん、三角・・」
「三角!?」
「さ、サヨナラ三角、マタキテ四角・・・」
「・・・あ゛?」
保っちゃん、なんですかそのネタは!ヾ(>▽<)o
どうしても気になるけれど、聞くに聞けないのねぇ〜(笑)

story9_mpic7 貴子と大介は麻紀を連れて、またサロンへ赴いた。
「あぁ〜、また来たんですか。
 汚いものを綺麗にするには、時間がかかるのにねぇ・・・」
などと暴言を吐く真中。
そして恵梨香は、貴子にも格安にするから美顔マッサージを受けないかなどとバカにするのだった。
「で、何?
 こっちもいい加減忙しいんだけど。」
大介は貴子と顔を見合し、一枚の書類を手渡す。
それを読み上げる貴子。
「エステサロンシャレードは、6月4日午後4時20分ごろ
 新宿区内の路上にて、会社員の北詰麻紀さんを、
 約20分で済むからと言って、エステの無料体験を勧誘した。」
「約15分の美顔マッサージを受けた後、北詰さんに5人がかりで
 詰めより、脅迫のような形で、70万の健康セットを買わせた」
と大介が話す。
「それが?」と真中が聞く。
「これは、消費者契約法で、契約を取り消すことが出来る
 退去妨害、監禁にあたります
 よって、推奨品の売買契約を取り消します。」と貴子は告げる。
「彼女はこの日、恋人の大谷俊哉さんと待ち合わせをしていた。
 これが、時間にうるさい男で・・・。
 彼の機嫌を損ねる事を恐れた彼女は、何度も携帯で
 −ごめん遅れる−と知らせた・・・。」
「先生、嘘言っちゃだめよ。」と恵梨香は言う。
「嘘?」
「この子は、店で携帯かけてないもん。」
「どうして?」
「だって、携帯かけさせないように・・」と言いかけたところで
真中が咳払いをし、恵梨香を睨む。
ハッとなった恵梨香は言い直す。
「だって・・・見てたから・・・。」
「へぇ〜、監視してたって言うわけ?
 でも、今の子達は普通こっちでしょ?」
と言って麻紀に携帯を借りる貴子。
その携帯を借りた貴子は、携帯の画面を恵梨香達に見せつけ
メール!」と言う。
そこには、『帰りたいと言ってるのに帰してくれないの』と書かれ
た文章があった。
「彼女はトイレに立った時、ずっとメールを送ってたの。」
その言葉に唖然とする真中。
「日付と時間も入ってるわ・・・。
 エステ契約の際、あなたたちは15分ですむと言っておきながら
 実は3時間20分も彼女を足止めし、契約書にサインをさせた。
 これは、消費者契約法上の退去妨害、監禁にあたる。」
それを聞き、笑い出す真中。
「弁護士って言っても、案外頭悪いんだな。
 だから、それはエステの契約でしょ?
 エステの契約は、もう取り消したじゃない!」
「そ、そうですよね!」恵梨香も叫ぶ。
「こっちは、エステ契約の次の日に、健康セットを購入した契約書
 持ってるんだけど!」と声を荒げる真中。
「ん?字、読めないかなぁ?」と貴子は携帯を差し出す。
「ん?」
「帰りたいって言ってるのに、帰してくれないの
 今、健康セットを選べって言われて、選んでるところ
 どっちも6月4日になってますよー!」
つまりこれは同じ日に契約をされたものだと言う貴子。
契約書の日付は偽造であり、健康セットの契約も、消費者契約法上
取り消すことが出来ると、このメールは証明しているのだと告げる
恋人も彼女が遅れた事も証言すると言っているとつけ加え、これは
確実に裁判でも有力な証拠だと言い渡すのだった。
特定商取引違反でもあるから、2年以下の懲役もしくは300万円
以下の罰金もあるのだとも教える。
「あ、もうひとつついでに!
 監督官庁にこの店の業務停止命令も出すように
 求めておいたから!」と言い、貴子達は席を立つのだった。
「ちょっとまて!」と叫ぶ真中。
貴子は振り返り、
「汚いもの綺麗にするのに、案外時間かからなかったね、これ。」
と言ってやるのだった。
何もいえなくなる真中。
「美顔マッサージ、して欲しかったぁ〜。店が潰れる前に!
 残念。・・では!」
と恵梨香にも嫌味を言う貴子。
今回も徹底的にやりこめてくれて、見ていてスカットしました!!
どこまでも法律をかいくぐって、悪徳な仕事をする人間を野放しな
んかにしてはいけないですものね。
契約の解除だけでなく、業務停止!やったね☆(ο^ー')b
今回の話は、若い子はよぉーく覚えておくといいですよね。
タダほど怖い買い物はないと!

麻紀は彼氏に会って、話をする。
「顔のニキビなんかより、もっと大事な事があるだろう俺らには。
 就職3年目には結婚しようなって、俺昔言わなかったか?
 お陰で渡しそびれたよ!」と言って、指輪を渡す彼。
「ニキビがあっても、何があっても俺はそのままの
 お前がいいんだよ」大谷は麻紀を抱きしめる・・・。
やっぱりね、結婚を考え必死にお金を貯めていたって訳ですか。
だから70万もの大金を騙し取られた事に、怒ってしまったんです
ね・・・。

大介は迷いながら携帯をいじっていると、絵里に誤って電話をかけ
てしまう・・・。そこで、誰がなんと言おうと自分は見方だから、
戻ってきて欲しいと言うが、絵里は大介の目の前に立っているのだ
った・・・。

祐介に会ったと話す柳田。
一度だけでいいから、電話に出て欲しいと頼まれる貴子。

story9_mpic13 その夜、祐介は三神の元を尋ねていた・・・。
そして、貴子の携帯に三神から連絡が入るのだった。
貴子と三神は会う事に・・・。
三神は真剣にいろいろ整理したいことがあり、電話が出来なかったと話すのだった・・・。。
祐介が尋ねてきて、貴子とはどういう付き合いだと聞かれたと言う
「膝が震えてる彼に免じて、はっきり答えてやりました。
 僕は、間宮貴子を愛してる・・・。」
その言葉に驚く貴子。三神は貴子を抱きしめ言葉を続ける。
「真剣に向き合おうとしてる。
 僕もいろいろ遊んだけれど、
 この恋は最後の恋にしようと思ってる・・・・。
 誰にも渡さない・・・。
 僕の心からの気持ちです。」
祐介はイギリスに帰ったと告げる三神。
先ほどの電話も祐介が三神にかけさせたものだった。
「彼のお陰で、ここまでハッキリ言う事が出来た。
 まだガキだけど、いい男ですね・・・。」
その言葉に、貴子はそっと微笑むのだった。
三神に駆け寄り、抱きつく貴子。
しかし、三神のみぞおちに貴子は体当たりしてしまい、三神は苦し
む・・・。(; ̄□ ̄A
「やだ、三神さん大丈夫!? 
 ごめん、ごめんなさーい!」貴子は謝る。
苦笑いの三神・・・。

貴子は事務所に出ても、顔がニヤついて止まらない・・・。
つや子達は、三角関係が無事解決され良かったとほっとする。
しかし、その話を聞いた亜紀がいったい誰の話だとしつこく聞く。
しかたなく「キャメル柳田」だと言うつや子。
「キャメル柳田って?」と絵里がつぶやくと、大介は柳田のことだ
と教える。
驚く絵里は柳田に詰め寄る、慌てる柳田・・・。
「これにはいろいろ訳があって・・・。」
「柳田さんて・・・ハーフだったんだ。」。。。(o_ _)oコケッ⌒☆
「そっちかよ!」とこける柳田。

そこへ真っ赤な自転車に乗った、郵便局員が書留を持って訪れる。
貴子宛のもので、中を見ると内容証明が出てくる。
それは、三神の妻が貴子を不貞行為で慰謝料を請求するという
ものだった!貴子はその内容に呆然とする・・・。
えぇ〜!三神は結婚していたの〜?(; ̄□ ̄A
貴子は天国からいきなり地獄に叩き落されてしまいました!!
三神は独身だという話だったのに・・・三神は周りに結婚している
ことを隠していたってことですか!?
弁護士が不倫だなんて、これは叩かれますねぇ・・・。
絵里が貴子を助けると来週は手を貸すようですが、果たしてどう解
決するのか!見ものです(≧▽≦)

 

|

« 「あいくるしい」第9回 | トップページ | 「anego〜アネゴ〜」第9回 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「離婚弁護士2」第9話:

« 「あいくるしい」第9回 | トップページ | 「anego〜アネゴ〜」第9回 »