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2005.07.04

「離婚弁護士2」最終回

story11_mpic16 貴子、柳田、紀三郎の3人は、部下の角田(鳥羽潤)に対する逆セクハラで総合IT企業・アップヒルズ社を懲戒解雇された美由紀(杉本彩)の名誉回復・神的苦痛に対する慰謝料、および元の職場への復帰を目指し、調査を続けていた。
アップヒルズ社社長の大我(武田真治)は、一度は譲歩し、美由紀
に対して支度金の支払いと系列会社への復帰を提案した。
しかし、貴子がそれを蹴って、逆セクハラがでっち上げであること
を認め、謝罪するよう要求したとたん、週刊誌に貴子の不倫話がリ
ークされたのだ。

有名弁護士の呆れた行状」「不倫弁護士がセクハラ女を弁護
――週刊誌にセンセーショナルな見出しが躍った。何者かが貴子と
三神のことを調べ、週刊誌に情報をリークしたのだ。

マスコミが事務所へと殺到する。記者達の取材応対に戸惑う亜紀。
そこへつや子が帰って来た。
「あらぁ、ね、何?誰か芸能人来てんの?」のん気なつや子。
つや子を見た亜紀は、つや子に向かい
「間宮先生ーーー!」と叫びながら手を振る。
記者達は、亜紀の言葉に振り返る。そして一斉につや子に向かって
記者達は走り出すのだった。
つや子は、訳もわからず慌ててその場から逃げ出す・・・。
えっと・・・記者の人達。
週刊誌の貴子の写真を誰一人見て無いなんて・・・。そんなマヌケ
な記者ばかりって、どうなの?

事務所にはこの記事に飛びついたマスコミが押しかけたが、機転を
きかせた亜紀とつや子のおかげで、何とかこの騒ぎを食い止めるこ
とが出来る・・・。

そんな中、美由紀は、会社で妙な出来事を目撃した、と貴子に告白
する。それは、角田を含む数人の社員がテーブルの上に積まれた大
量の株券に何かを書き込んでいる現場だった。
「普段から曲がったことが嫌いな性格で、上司とぶつかることが
 度々あった白石さんに、会社側は気づかれた、と思ったのね。
 これ以上彼女が知れば、黙ってないだろうと、勝手に思い込んだ
 その後、彼女のパソコンはパスワードが変えられ使えなくなった
 そして、解雇通知・・・。」と貴子は言う。
詳しい状況を聞いた貴子は、美由紀が株にまつわる不正現場(株の
名義書換)を偶然目撃してしまったために、会社から逆セクハラの汚名を着せられて解雇されたのではないかと推測する。

喫茶店には記者に囲まれるつや子の姿が。
「そうです、私が間宮貴子どぇす!」と張り切って答えるつや子。
今更ながら、貴子の写真と違うことに戸惑う記者達・・・。
遅すぎ!(-_-;

柳田は、記者達がいなくなった事に気づいた。
「タチの悪そうな連中だったんで、
 つや子さんを差し向けました!!」得意げに話す亜紀。
「なるほど。毒を持って毒を制すか・・・。」と柳田。
毒・・ですか(笑)亜紀とつや子、見事なコンビネーションですね!
緊張感の中にある、ほんのちょっとした笑い。
この番組の中で、スキなシーンの一つですね!

同じころ、貴子の不倫問題に取り組んでいた絵里と大介は、三神の
妻・亜希子(長野里美)が倒れたことを知る。
亜希子の代理人・清水(大島さと子)は、亜希子が退院するまで話
し合いは延期したい、と絵里に申し出ていた。
報告を受けた貴子は、絵里と大介にすべてを任せ、美由紀の案件に
専念する。

ほどなく貴子は、大我が行っている不正行為の全貌を掴む。
それは、株の名義借りだった・・・。
アップヒルズ社は、上場企業であるにもかかわらず、社長の大我自
身が会社のほとんどの株を持っている可能性が高かった。
東京証券取引所の規定では、上位10番目までの株主が持っている
株の合計がその会社の株全体の75%以上になると1年で上場廃
止となる。
「当然アップヒルズ社もそれに相当する。
 だけど大我は、上場廃止にはさせたくない。
 廃止になると途端に、資金調達が苦しくなる・・・。」と柳田。
「そこで、自分の株を、さも多くの人が持っているように、
 偽装した。」と紀三郎。
「重大な、有価証券報告書の虚偽記載です。」と柳田。
「大我は非常に猜疑心が強い男。
 自分以外は誰も信用しないと言われている。
 彼のやりそうなことねぇ。こういう噂は前々からあった。
 重役連中は若い角田君を取り込んで、組織ぐるみでやったのね」
と貴子は言う。
「白石さんに深入りされたら大事になると思った会社は
 合法的に彼女を辞めさせようと、セクハラをでっち上げた。
 この話を元に、大我に当たって揺さぶってみるわ。」
貴子は大我の責めどころを見つけたのだった!

story11_mpic10 貴子は、さっそく大我を訪ね、この話を切り出して揺さぶりをかけた。
「つまり、アップヒルズ社は、株の名義借りによる偽装を、
 会社ぐるみでやっている・・・。
 白石美由紀さんはそれを知ってしまった為、セクハラを
 でっち上げられ、解雇させられた。違います?」
「妄想もはなはだしい。」と大我が笑う。
「この話が明るみに出たら、エクセル社との提携話も潰れますよ」
「面白〜。脅迫ですか?」
「脅迫じゃありません。警告です。」
「不正があったっていう証拠は?」
「もちろん、ありますよ。」
「じゃ見してみろよっ!!」怒鳴り散らす大我。
「証拠を見せたら、セクハラはでっち上げだと、
 認めてもらえます?」
「・・・いいでしょう。ホントに証拠があるなら認めますよ。
 ただし。」
大我が弁護士に合図を送ると、ドアを開け、大勢の男たちを部屋に
招き入れる。
その様子に驚く貴子。そんな様子に満足げに微笑む大我。
「選りすぐりの企業法務弁護士を20人ほど集めました。
 この人たちに勝つのは、至難の技だと思いますが。」
貴子は男たちの顔を見渡していく。
「知らない顔ばっかりだなぁー。」貴子が言う。
「はい?」
「少なくともこの人たちは、私とは一緒に仕事をしたことがない」
「だったら?」
「つまり、一流じゃないってこと!戦いましょう。とことん。」
笑顔で宣戦布告をした貴子は、部屋を出ようとする。
「先生。
 先生はご存知ないようだが、
 世の中には、金のためには何でもするっていう連中、
 結構いるんですよ。
 出すぎたマネをして、思わぬ怪我をする。良くある話だ。」
「それも、警告ですか?」
「いいえ。希望です。」
そんな脅しに負けない貴子。
大我と貴子はお互い暫くにらみ合うと、貴子は部屋を後にするのだ
った・・・。

貴子は事務所に戻ると、皆を集める。
「とにかく、名義借りの証拠を掴んで。
 逆セクハラはでっち上げだったと証明するから。」
「よーし。」
「向こうは選りすぐりの弁護士集めてきた!
 こっちは・・・」
貴子が柳田、紀三郎、つや子、亜紀を見渡す。
真剣な表情で貴子を見つめるみんな。
「よくわからないけど、キャラの濃さなら負けてない!!
みんなは頷く。
「頼んだわよ。リーサルウェポン!」
「ラジャ。」亜紀が敬礼する。
「つや子さん!」
「OK牧場!」
「とにかく、アップヒルズ社とエクセル社が業務提携するまでが
 勝負よ。わかった?」
「はい!!」
それぞれの場所に走り出していくみんな・・・。

逆セクハラがあった日、美由紀と角田を乗せたタクシーを追いかけ
るつや子。
亜紀は、IT関係の合コンで角田とアップヒルズ社の情報を集めた。

貴子、柳田、紀三郎は、大我が名義を借りた人間を当った。
が、名義を貸している人間には大我の息がかかっているため、証言
を得るのは困難だった・・・。

アップヒルズ社では、いよいよ提携の日が迫っていた。
「映像コンテンツ配信の分野でトップシェアを取れば、
 世界は見えてくる。提携まであと10日。いよいよだ!!」
大我は高揚する。
「社長。間宮は、名義借りの偽装まで掴んできております。
 このままで、大丈夫でしょうか?」心配する弁護士。
「僕のこと誰だと思ってんだよっ!!
 たかが町弁。町の弁護士にやられる男だと思ってんのかよ?」
声を荒げる大我。
「もう手は打ってある。いろいろとね・・・。」

『鬼の目』では、亜紀とつや子が成果が上がらず落ち込んでいた。
「貴子たちも難航しているみたいよ。」とつや子。
「偽の、株主探しですよね。」と亜紀。
「あの・・・株の、名義借りを暴いてるってことですか?」
保がつや子達に声をかける。
「なに?保っちゃん、詳しいの?」
「ちょっと近い業界にいたんで。
 ああいう世界は、タチの悪い人間も多いですから。」
「大丈夫かな、先生・・・。」と不安がる亜紀。
「今日も、大物の一人に会うって言ってたよね・・・。」
とつや子もつぶやく。
保は、その言葉に心配をするのだった・・・。

story11_mpic14 その頃貴子は、森田という男から、大我に頼まれて名義を貸したことを証言してもいい、という約束を得る。
やったぁ!!とガッツポーズを取りながら、意気揚々と帰路に着く貴子・・・。
ところがその帰り道、待ち伏せしていた数人の男に取り囲まれてしまうのだった。
黒ずくめの男達に囲まれ、焦る貴子!!
「余計なことはしないで下さいって言ったよね?先生。」
男たちは近づいてくる。
「誰?・・・なに?
 ちょっと!弁護士脅すつもりですか?」
後ずさりしながら貴子が言う。
「脅すだけじゃ済まないなぁ。」
「えーっ!えーっ!?」焦る貴子!
そんな中、下駄が飛んできて、男の額にぶち当たる。
「誰だーっ!?」と叫ぶ男達。
「誰だー?」と貴子も叫ぶ。
保が男たちに向かって駆けて来る!ジャンプした保は中に舞う!
マトリックスのネオのごとく、男達を蹴り倒す保!!
スゴイ技!?保っちゃんて、凄すぎる!o(≧▽≦)o

「お前は!」
「いわゆる、白馬の騎士です・・・。」
は、白馬の騎士ですってぇ!!ヾ(>▽<)o
「保っちゃん!!」驚く貴子。
「どこのチンピラか知らんが、この人に指一本でも触れたら、
 生きて返さん!」
保の睨みに、男たちは逃げ出すのだった。

「保・・・っちゃん・・・。 
 どうしてここに?
 ・・・ひょっとして・・・」
「私は・・・」と保が言いかける。
「まさか・・・」
「間宮先生が・・・」と保は告白モードへ・・・。
買出しぃ?
 ごぉぉめぇ〜〜〜〜ん!邪魔しちゃった?
 あ、でも大丈夫!まだ間に合う。
 スーパー9時までやってるから。
 ごめんね、ホントに。私忙しいから。じゃーね!」
貴子はそう言いながら走り去ってしまうのだった。
うわぁ〜、最悪!。。。(o_ _)oドテッ⌒☆
スゴイ頑張ったのに、少しも気づいてもらえなかったよぉ・・・
もう少し間があれば、言えたのにね。残念!!

翌日、貴子と柳田は、大我の元に向かい、証言者を得たことを伝え
た。ところが、その森田がなんと大我の車の中から姿を現し、「名
義貸しの事実はない」と言い出す。
大我が裏で手を回していたのだ。大我は、勝ち誇ったように笑顔を
見せると、とんでもない事を言い出す。
「なんか、株のことでごちゃごちゃ言われているようなんで、
 面倒くさいから売ることにしました
 僕が株を持ちすぎてる・・・。
 そのことが上場廃止基準に引っかかるっていうなら、
 売っちゃえばいいんでしょ?
 そしたら、株の持ちすぎとか偽装とかもない訳だよね。
 だって、売っちゃってないんだもん、株が!」
「あんた、こんな大量の株がそんな簡単に売れるわけが・・」
と柳田が言いかけると、大我は柳田の言葉を遮る。
「幸い、僕の言うことならホイホイ聞いてくれる企業が
 結構あるんですよ!
 提携の会見の頃には、きれいに株はなくなっているでしょうね。
 ・・・これが僕の力です。
 案外、何でも出来るもんですね、お金ってヤツは。
 まぁよく頑張ったよ。あんたらもこの僕相手に・・・。
 町弁にしちゃ立派立派!」大我はバカにしたように手を叩く。
「この後、歯のホワイトニングに行くんですよね。
 今後、テレビに映ることも多くなるし、
 何事も用意周到なんですよ、僕は!」
大我は余裕の表情で車に乗り込むのだった。

貴子は事務所に戻ると、絵里達に状況を聞く。
このまま行けば、奥さん側も不貞行為を立証できるものは無いと言
う絵里。
三神と連絡を取っているかと聞かれた貴子は、取っていないと答え
る。
「その方がいいですね。
 このまま無事にいけばほぼ100%、奥さんからの主張は
 退けられます。」
「奥さん、まだ病院に?」
「えぇ、まだ暫くは・・・。」

バーで、つや子と貴子がお酒を飲んでいる・・・。
「あんたさ、また罪悪感とか感じてるんじゃないの?
 いい?恋っつうのはね、弾き飛ばされた方が悪者なの。
 東京ラブストーリーで言ってたわ!
 でも、その奥さんの気持ちも、ちょっとわかるけどね〜。」
「どっちなのよ?」と貴子。
「ほら、その奥さん、昔、有名なスタイリストとしてバリバリ
 働いていたんでしょう?
 それがほら、結婚して、育児に追われて・・・。
 気がつけば、年下のだんなは、丁度羽振り良くなっちゃって、
 よろしくやってるし。子供は手元離れちゃうし。
 鏡見たら、自分だけ年取ってて・・・。
 これ、きついわよ。
 でまたそのダンナの相手が、バリバリのキャリアウーマン。
 ずるいと思うのは当然よね。
 ・・・私もそうなのよ。」
「・・え?」驚く貴子。
「うちのダンナ、駅前のスナックのママさんに入れあげちゃってさ
 腹が立つからさぁ、私も働いてやろうと思って。
 そんな時、ちょうどアンタから声がかかってさ・・・。」
「ちょっと!うち、スナックの代わりだったの?」
「まぁまぁ・・・。
 でも男はいいわよねぇ。いつまでも若くいられて。
 女はさぁ、一度家に入ると、なかなかそうはいかないから。
 寂しいもんよねぇ〜。」
story11_mpic23
あくる日、貴子は、ひとりで亜希子の病室を訪ねた。
貴子が入るのをためらっていると、コンビニの袋を下げた亜希子が廊下を歩いてきた・・・。
亜希子は、貴子に気づかなかった。そのとき、亜希子が躓き、持っていた袋の中身がいくつか転がった。そのひとつを拾い、亜希子に手渡す貴子。それは白髪染めだった。
亜希子は、うつむいたまま礼を言うとそのまま病室に入っていく。
貴子は病室の名札を見て、亜希子だと気がつき、彼女の哀れな姿
に驚くのだった・・・。

その翌日は、貴子と三神の件で当事者全員が集まって話し合うこと
になっていた。
約束の場所に向かう前、大介は、三神からのメッセージを貴子に伝
える。
あの日、貴子は酔いつぶれて寝てしまったこと、その無邪気な寝顔
を見て本気で貴子のことを好きになった、ということを…。
貴子が迷っているようだったからだと言う大介。
「迷ってる訳ないでしょう。」貴子が微笑みを浮かべて歩き出す。

清水弁護士の事務所に着いた貴子達。
そこで貴子は、絵里を遮って話をする。
「不貞行為はありませんでした。
 なぜなら、私と三神さんとのお付き合いは、完全なビジネス上の
 関係だからです。
 私が三神さんに近づいたのは、弁護士としてのコラムを
 載せてほしかったからです。
 弁護士として、宣伝したかった・・・。
 その為に、発行部数の多い『ハンサムウーマン』に
 話を持ちかけた。それだけのことです。」
「先生・・・。」と貴子の言葉に驚く大介。
「それは初耳ですね・・・。
 宣伝のために、三神さんを利用しただけと
 おっしゃるんですか?」
「はい。お陰で、コラムを開始してから、
 依頼人の数が急増しました。
 これ調べていただければわかります。
 だから、心配しないで下さい、奥さん。
 私は、ビジネス以外に興味はありません。」
「では、今後三神さんとは仕事以外では会わないという
 念書を書いていただけますか?」
「もちろん。
 そのコラムも、この間最終回を迎えました。
 もう会う必要はありません。
 二度と・・・。」貴子は三神の目を見つめて言う。
「これでいいですか?」貴子が席を立つ。
「待ってくれ。僕は・・・」
「失礼します、仕事がありますので。・・行きましょう。」
貴子はそう言い、部屋を出ていくのだった。

事務所に戻った大介が、どういう事なのかと尋ねる。
「結婚してたか、してなかったか、知らなかったとしても
 それは関係ない・・・。
 結果として、妻子ある人と交際してた。
 法律としては立証出来なくても、
 私は傷つけなくてもいい人を傷つけた。 
 なんかさぁ、そういうの許せないのよねぇ
 あなたも私と同じ立場なら、多分同じことをしたわ。違う?」
貴子が絵里に尋ねる。
大介は自分の思いをぶつけた。
好きなら格好つけていないで会えばいい、というのだ。
感情を抑えきれなくなった大介は、貴子だけでなく、親権問題以来
どこか自分に対して遠慮しているような態度をとっていた絵里にも
思いをぶつけた。
「出来ちゃった結婚したって、バツイチだってどうだっていい」
「人間なんて矛盾してるもんなんじゃないですか?」
「弁護士だって人間なんですよ」
そんな大介の言葉が、貴子と絵里の胸に響いた・・・。

やはり貴子はには、不倫という結果は望まなかったんですよね。
それに、相手の奥さんをあそこまで追い詰めてしまったことにすご
くショックを受けたことでしょう。
三神のことは好きだったけれど、亜希子の気持ちを考えたら、
ここは仕事だけだったと、嘘をつくしかなかった・・・。
潔い引き際でした・・・。
三神が、キチンと貴子に話をしていれば・・・
妻と別れてから、貴子の事を考えてくれてたら・・・。
そしたら、貴子も幸せになれたのにね。
残念です・・・。

帰り道、貴子の携帯が鳴る。
「もしもし・・・」電話の相手は三神だった。
「私、不倫は嫌いなの。」
「だから、それは・・」
「奇麗事に聞こえるかもしれないけど、
 私は、誰かを泣かせてまで、幸せになりたいとは思わない。
 それに、そんなことをしたら、私はもう、
 依頼人と正面から向き合えなくなる。」
「これで、終わりなのか?」
「これが、私だから・・・。」
貴子はそう言うと、携帯を切るのだった・・・。

貴子は、過去の仕事に関わってきた女性たちの笑顔と、お礼の言葉
を思い返す・・。
貴子は顔を上げ、歩き出す。

アップヒルズ社とエクセル社の提携会見が行われるホテルへ向かう
貴子、柳田、紀三郎、つや子、亜紀の面々・・・。
貴子と柳田は、つや子たちから資料を受け取ると、毅然とした顔で
会場に入った。

大我と対峙した貴子たちは、タクシー運転手や角田の友人、美由紀
のマンションの管理人などから得た証言を大我に示した。すると大
我は、逆セクハラ事件は角田がでっち上げたんじゃないか、などと
言い出す。
「彼が勝手にでっち上げたと?」
「そういうことでしょう。ここまで証拠があるんですから。」
「あなたは無関係だと?」
「フラれたかなんかしたんじゃないんですか?
 いくら社長の私でも、そこまで把握は出来ませんよ。
 もう勝負はついているんですよ。間宮先生!」
「それはどうでしょう!」
「あなたは株主の偽装工作をしていた。
 我々の集めた疑惑の資料を元に、東京地検にこのことを
 告発しました。」と柳田。
「もうすぐ捜査が入ると思います。」
その言葉に笑い出す大我・・・。
「どうやらよっぽど頭が悪いみたいだな。先生方は。
 提携の会見までに株は売るっつったろう。
 もう株は手元にないんだよ!
 言わなかった?僕が用意周到だって。」
「だから、それがあなたのミスなの!
 あなたは、アップヒルズ社の株を売却した。
 自分の持ち株比率を下げる為に・・・。」
「株主後世が、上場廃止基準に抵触すると知っていながら
 それを知らせずに第三者に売った・・・。
 これ、インサイダー取引ですよ。」と柳田。
「これ、立派な刑事犯ですよ?
 売らずに、正直に持ち株比率を公表していれば、
 証券取引等監視委員会も是正を求め、 
 刑事罰は課せられただろうけど、逮捕まではされない可能性も
 あった。
 ところが、私たちのプレッシャーを受け、焦ったあなたは、
 さっさと株を売ってしまった。 
 あなたは、逮捕されます!」と貴子。
「あんたら何をしたいんだよ。」
大我の言葉に貴子と柳田が顔を見合わせる。
「社長が逮捕される。
 となると、社長の命令で株の不正に関わってた連中も、
 協力する義務がなくなりますね。 
 となれば当然、セクハラを捏造する意味もなくなる・・」
「だから証拠あんのかよっ!?」
大我は怒鳴り散らして、テーブルを叩く。
「どうぞー。いらっしゃーい。」
その合図で、角田が部屋に入ってくる・・・。
「角田お前・・・」
「彼が、株の不正をもみ消すためにセクハラを捏造した、 
 その事実を、全て話してくれるそうです。」
「捕まえるのに苦労しましたよ。
 キツかったなぁー。2泊4日のシアトル出張。
 これ、良かったら」柳田が袋から土産の人形を取り出す。

「バカにすんなよ!」と大我。
「彼は本当は良心の呵責を感じていたようです。
 ま、こんなことがなくても遅かれ早かれ自分の口から
 告白していたと思いますけどね。」柳田が言う。
「社長、もうやめましょう・・・。」と角田が言う。
「ふざけんなよっ!!
 でっち上げだ。でっち上げだなー!
 俺には優秀な弁護団がついてる。
 戦う。俺はとことん!!」
「社長。案外ね、やるもんなんですよ、町弁も。
 仲間がいると。・・ねぇ!」
貴子と柳田は頷きあう。
「お金だけで思いのままに出来るほど、人は簡単じゃない
 こざかしい株の操作より、そっちのほうを先に勉強した方が
 良かったんじゃないですか?」
その言葉に、何も言えない大我・・・。
「さ、行きましょう。」貴子が部屋を出て行こうとする。
「あ!でも、さすがよ。社長も・・・。
 歯、歯のホワイトニング!
 逮捕されれば、提携会見の何倍もマスコミが押しかける。
 そのための、ホワイトニングでしょう?
 さすが、用意周到!・・では。」
貴子は大我と弁護士に丁寧に頭を下げ、そして出て行った。

「OK牧場!」
貴子は、ビルの前で待っていたつや子たちにそう声をかける。
つや子たちは大喜び。
もう、お見事です!!貴子のたたみかける様なセリフ!
手強い敵も、あっという間に退治してしまう。
これですよねー!!どんな厳しい状況でも、相手の盲点を見つけ逆
転してしまう。さすが凄腕弁護士!!
最後も見事な解決でした☆(ο^ー')b☆

貴子は、美由紀に解雇無効の主張と慰謝料請求が勝ち取れることを
報告した。
そして、角田が美由紀に会って謝りたいと言っていることも。
少し離れた場所には、角田が立っていた。角田は、美由紀に深々と
頭を下げ…。

story11_mpic9 別の日、貴子のもとに連載の最終回が掲載された「ハンサムウーマン」が送られてきた。
それを見た貴子は、「ハンサムウーマン」編集部を訪れる。
「ようやく、会えた。」と三神は喜ぶ。
しかし、貴子は別の事で来たのだった。
「ごめんなさい。コラムの仕事以外では会わない。
 そういう約束をしたの、奥さんと。
 だから、来た・・・。」
「だって・・・もう、」
「記事の訂正を求めるわ。
 最初に会った時みたいに。
 ここ。この、キレイな弁護士っていうところ。」
「間違ってない。」
「“キレイな弁護士”じゃない。キレイで“優秀な”弁護士よ……
 忘れないで…」
貴子は、三神にそう告げると、その場から立ち去るのだった・・。

夕方、事務所の中庭では、「鬼の涙」にケータリングサービスを頼
んで、打ち上げパーティーが行われていた。
用意された料理を見て、亜紀はスゴイと声を上げる。
「いわゆる、ケータリングです。
 みなさん、最近店にいらっしゃらないんで。」と保。
「俺たちぐらいしかいないもんな。あの店・・・。」と柳田。
保は睨むが、柳田も負けじと保を睨む。
「振られたって本当か?」保は柳田に聞く。
「はっ?」
「本当なのか?」
「・・・本当です。」思わず答えてしまう柳田。
保は柳田を抱きしめ、
「あとは俺が引き受けた。・・・兄弟。」
「・・・兄弟!?」
保の言葉に、柳田はひきつった表情のままそう呟く。
保は、貴子に気持ちを気づいてもらえなかったけれど、柳田と別れ
たと思い込み、今度こそ俺が!!ってとこなんですね。
うーん、が、頑張れ保っちゃん(^-^;

「ちょっとー!みんなどうでもいいんだけどさー、
 七夕の願い事書いてくれた?
 その為にわざわざあの笹、持ってきたんだからねー。」
とつや子は叫ぶ。
「どうせその短冊見て、笑おうってんでしょう?」と亜紀。
「そんなもん引っかかるヤツいる訳な・・」
笹に視線を送ると、一枚だけ、短冊が揺れていた・・・。
「いたよ、一人。」と柳田。
「お姫さまだっこ?」と亜紀。
「誰?」大介が聞く
「私じゃないですよ。」と亜紀。
「うそぉ!?」大介が絵里を見る。
「私な訳ないでしょう。」と絵里も否定する。
「ということは・・・。」
一同、一斉に事務所のほうに振り返る。
「嫌なもん見ちゃったよな・・・。」と柳田。
「んー、またまたやっかいな案件ですな。」紀三郎が笑う。
「どうすればいいかな・・・。」と絵里。
「真剣に考えんなよ!」と柳田。
「でも・・・ものすごい達筆ですね。」と亜紀。
「それがまた悲しいな。」と柳田。

そこへ、仕事の電話をしながら貴子が戻ってきた。
「ちょっと、何やってんの?
 遊んでる場合じゃないわよ。
 また大手の弁護士事務所に、ケンカ売られたから!
 早速戦う準備・・」
みんなが自分を見て笑っていることに気づく貴子。
つや子が笹を指差すと、貴子は自分だけしか願い事を書いていなか
った事に気づく・・・。
「え!?もしかして、私だけ?」
みんなは笑いを堪えながら、楽しそうに貴子を見ている。
「嘘ーーーーっん!!」貴子が叫ぶ・・・。

仕事はずば抜けて出来るけど、私生活ではお茶目な貴子。
バラバラだった感じの、メンバーも。最後はみんなまとまって
これからもっといい仕事をしてくれそうですね!
このメンバーなら、どんな難問も解決してくれそう☆
大手弁護士事務所なんて、目じゃないですね!
法律って、知らないことばかりだったけど、なかなか楽しく見れて
、ためになりました。
是非、パート3も作って欲しい作品だと思いました!!

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