2005.07.03

「あいくるしい」最終回

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家族が崩壊の危機に陥った真柴家は、由美が眠るお墓をみんなで
掃除をしていた。

明示はみんなに、なるべくここには来た方がいいとみんなに言う。
「お前達かわいい子孫を、何があっても見守ってくれるよ。」
「そう?」幌が聞く。
「そうさ。だからね、困った時には、ここに来なさい。
 顔も知らないご先祖様の前に立って、手を合わせてみなさい。」
「そうすれば、勇気をくれる?」とみちる。
「ああ、きっとね。」
徹生は、努力もせずに贅沢な悩みを持ち込んでもダメだぞとみんな
に言う。
すると皆は目の前の墓に向かい、母に努力する事を誓うのでした。

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2005.06.21

「あいくるしい」第10回

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真柴家では、朝食をとるみんなの空気が重苦しくなっていました。
そんな沈んだ雰囲気を、なんとか明るくしようとする豪。
幌は園子の事をまだ知らず、何かあったのかと問うのでした。
しかしみちるは何も無いと答え、幌は事情がわからぬまま・・・。
豪は今夜家族会議をしようと持ちかけるが、みちるや徹生は取り合わない・・・。
唄の為にもこのままでは良くないと訴える豪。

この時僕は、家の中で何が起こっているか、
 ちっともわかりませんでした。
 それどころじゃなかったのです
。』

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2005.06.15

「あいくるしい」第9回

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幌は朝歯を磨きながら、豪に恋をしたかもしれないと打ち明ける。
朝食の時、幌の話で盛り上がるみんな・・・。
そこで徹生はみんなをいさめる。
「こういうデリケートな問題はからっちゃだめだ。
 大げさにしちゃダメだ。
 たとえば、ラブレターを貰うとする。
 クラスのみんなが、ワイワイはやし立てたらどうなる?
 本当は嬉しくても、恥ずかしくてビリビリに破いてヤブレター。
 そういうことって、あるだろう?」
「あるね、ある。よし!そっとしておこう。」とみちるはうなずく
「そう。そっとしておくのが一番!・・で、相手は誰だ?」
と舌の根の乾かぬうちに徹生は言う。。。。(o_ _)oコケッ⌒☆

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2005.06.09

「あいくるしい」第8回

aikuru0605

豪は竜一からボクシングを習う事になり、さっそく基礎体力をつけるよう練習メニューを渡される。

空を見上げる豪。
いい?男の子は、損とか得とか考えないで行動しなさい。
 カッコいいほうを選びなさい
。」
母の言葉を思い出す・・・。
「俺があんたの希望になってやるよ!」と竜一に叫んだ時は、カッコよかったよね(ο^ー')b
ちゃんと母の言葉を実践してるんですよね。

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2005.05.24

「あいくるしい」第7回

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真柴家の食卓は、由美を失った悲しみで、みんな沈んでいました。
子供達はご飯をおかわりすることもなく、食欲がありません。
そんな子供達を徹生は叱ります。
「会話が始まらなかったらなぁ、家庭崩壊の第一歩
 そーっと踏み出しているようなもんなんだよ!
 元気が出なかったら、余計に食え!いつもの2倍3倍食え。
 めそめそしやがって・・辛気臭いんだよ・・・。
 俺には、責任があるんだよ。
 由美がいなくなった今、父親の責任が・・・。」
徹生にそこまで言われ、「わかったよ。食えばいいだろ!」と
豪はおかわりをする。すると幌も唄もおかわりをする。

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2005.05.16

「あいくるしい」第6回

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幌は祭りに出ている父・豪・みちるを探しに走る・・・。
知らせを聞いて、急いで家に帰るみんな・・・。
最後に戻った幌と徹生。しかし徹生は玄関の前で震えて
動かないのでした・・・。

お父さんは、家の中に入ろうとはしませんでした。
 大きな岩のように動かないお父さんは、
 びくん、びくん、肩が震えています・・・
 だから僕は、お父さんがひび割れてしまわないように
 しっかりと手を繋いでいました・・・
。』

幌は徹生の手を握り締め、一緒に玄関の前で立ち尽くすのでした。

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2005.05.09

「あいくるしい」第5回

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家に戻った由美は、“命の言葉”を4人の子供たちに伝えて
ゆくのだった・・・。

由美は、豪と幌を誘い散歩へ出かけ、そこで男の子としての
生き方を教える・・・。
「二人とも男前。ママに感謝するのよ。
 黙っててもモテる顔に生んであげたんだから・・・。」
豪と幌はその言葉を聞き、照れたように笑う。
「だけどね、その顔はせいぜい成人する二十歳までよ
 その後は、自分のした事、することが顔に出てくるの・・・。」
「あくどいことしたら?」幌が尋ねる。
「あくどい顔に!」
「い〜い?男の子は損とか得とか考えないで、行動しなさい
 カッコいい方を選びなさい・・・。
 やせ我慢でも何でもいいから、カッコつけなさい。」
「わかった。僕、格好つけるよ。」と幌。
「お前、単純なんだよ、単純。」と豪。
幌は笑う・・・。

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2005.05.02

「あいくるしい」第4回

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ついに、母・由美が家に帰ってくる日が来た。
朝からみんなは大掃除のように、家中を片付ける。
片付けが終わり、朝食の用意が終わるとみちるは、豪や幌の部屋のいらない雑誌を捨てておいたと話す。それを聞いて驚く豪と幌・・・。
しかし、みちるは「いない間もちゃんとしてたって、お母さんに見せたいんでしょ!」と二人に言う。
「そりゃそうだけど・・・」と言い返せない二人・・・。
「なるほど、そういうことか・・・。気持ちはわかる。
 久しぶりだし、この帰宅の意味合いを、
 お父さんから聞かされているだろうからな。
 でもね、お母さんの本心は違うよ。」
「え?・・・」その言葉を聞き、驚く幌。

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2005.04.25

「あいくるしい」第3回

aikuru0424-2

僕たちは、最近は隙があれば、歌を歌っています。
 こうやって、家の中をみんなで明るくしているのです。
 不思議に、歌を歌うと希望が沸いてくるのです。
 きっと、きっとお母さんは助かるよ。
 ねぇ。きっと、きっと助かるよね。
 世界中の全ての人が、祈って下さい
。」

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2005.04.19

「あいくるしい」第2回

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東京から来た愁は、女の子に人気で下駄箱にラブレターがどっさり入っていた。でも、そんなものに見向きもしない愁。落ちたラブレターを拾い集める幌・・・。そこへ上級生の男の子達が現れ、愁は裏庭に連れて行かれる・・・。気になった幌は、一緒にいた耕作から「俺たちは関係ない」と言う言葉を無視して後を追いかけ、愁の代わりに上級生にいじめられてしまう。
愁は幌達に上級生の目が移った隙を見て、その場から消えてしまい、その場にいた幌と耕作がいじめられてしまう。巻き添えを食った耕作は、「なんで俺がこんな目に・・・」と泣き出してしまう。そんな耕作に唄を歌って慰める幌・・・。
幌って、どこまで人がいいんだろう。いじめの身代わりになったり、泣いてしまった友達を慰めたり・・・。
どんな時も嫌な顔をせずに、ニコニコしている。普通だったら耕作のように、逃げようとしたり・泣いたりするのに・・・。

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